猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

店長から、シェルについて!

雪山の場合は雪の融解による濡れが発生し、又、雪山での移動は積雪による足の上げ下げ の増加やラッセルなどにより、運動量は無雪期以上になり、それに伴い発熱による発熱量も増加します。つまり、内部・外部からの濡れ対応する必要が発生します。そこで、防…

<厳冬期のシルクロード再訪の旅・近況情報3>

30日、午後19:56。 「ニイハオ!!」河童さんより電話が入ります。5:30ウイグルに到着。一面雪景色〜。 「大野さん!大野さん!!元気?」 懐かしいママトの声が聞こえます。 ママトが迎えにきてくれていました。2泊3日の列車の旅は快適だったそうです。 …

店長から、靴について!

冬に雪道を走る車がタイヤを替える様に、登山も積雪期は靴をかえる必要性が出てきます。 まず、何が違うのか?第一は靴底に違いがあります。融雪期の靴は、スノータイヤの様に、 不安定な雪を踏んで進むため、堅いソールが必要になってきます。柔らかいソー…

身体作りについて(脂肪編)

これは大切だと一人確信しています。 5年くらい前に、かなり体重を落とした事がありました。 食を制限し、トレーニングを強化し、 それはもう、腹筋は割れ、筋肉に際が立ち、 自分でも惚れるような身体が出来ました。 さあ!軽くなったし、強くなったし、 …

<厳冬期のシルクロード再訪の旅・近況情報2>

まめな河童さんより、今(16:23)電話あり。さあ、いよいよ3500km、トルファンへ向かっての2泊3日の汽車の旅に出発です。 しかも座席は最高級クラス(1人15,000円/これで日本列島横断だよ…) トルファンは世界でもっとも海から離れた場所! ユーラシア大陸…

<厳冬期のシルクロード再訪の旅・近況情報>

留守番娘パート2・管理人チーです。昨日、夕方5時過ぎ携帯が鳴ってとると、 「好鳴!!上海着いたで〜!」 河童さんより、上海到着の電話でした。 飛行機嫌いの河童さんですが、 もうすっかりいつもの調子にもどってました。 「今日は、上海で泊まって、ゆっ…

山での音楽について

最近、メモリーウォークマンで、 音楽を楽しみながら山を歩く事が気に入っている。 登りは静かな曲を、下りはアップテンポな曲を聴くのが、お気に入り。 イヤホーンは片耳だけ付けるのが、自然の音も聞けて気持ちいいし安全でもある。 山での音楽については…

素材の話2

植物性繊維である、綿や麻は濡れると身体から熱を奪いますが、 動物性繊維のウールや絹は濡れても保温性は保ちます。 それは、動物性は繊維一本一本に髪の毛のようなキューティクルを持っており、 繊維の中に空気を持ち、逆に水の進入を防ぐ為です。 でも多少…

シルクロード再訪作戦詳細

装 備 ダウン上下・ジーンズ・ウール下着上2枚 綿T1枚・インナーボトム2枚・ソックス3足 ソフトシェル上・ニットキャップ・グローブ ネックゲーター・ポケット用財布・トラベルポーチ ヘッドライト・デジカメ・充電器・デジチェキ 電池・手帳・筆記用具…

河童が旅立つ前に

皆様、メリークリスマス!! 昨夜のイヴはどう過ごされましたか?管理人チ−です。 今年は遊山黒子集SARUのHPを立ち上げ、ブログも開設し、 2005年後半は慌ただしく過ぎていったような気がします。 これからもよろしくお願いします。さぁて、先日河童さんの日…

メリークリスマス!

店長です! 今晩はクリスマスイブですね。 私の店にも、今晩のために、 恋人や家族のクリスマスプレゼントを求める方が多くいらっしゃいました。 今晩皆さんは、さぞかし暖かいイブを過ごされることだろうと思います。 さて私事になりますが、 私のような仕…

年末年始の大陸への野望

実は年末年始挟んで2週間の日程で、 中国の西の端、新彊ウイグルに再訪しようと企んでいます。 去年の今頃は、皆様にご迷惑をかけ、 相棒の野垂れと共に、 いよいよチベットに向かおうとしていたっけ・・・。 チベットをウロウロしてました。 1年は早いも…

日本の正しい田舎の冬 最終回

ぐっすり眠った。ともかく深く眠った。 早朝不思議と二日酔いもなく起床し、 高知に居る相棒の野垂れと電話連絡。 「高速は全線通行止め。 高知も大雪で真っ白や!積雪10cmやど!」 でもこっちは携帯電話は圏外の上、 いつの間にか停電しており、テレビが見…

日本の正しい田舎の冬 其の三

四万川の集落の積雪は優に1mを超えていました。 実家への細い道は父親が除雪してくれていましたが、 ウチの馬鹿でかい車は道幅一杯です。 何とか庭に車を上げ一息ですが、 これほど雪があるとは思っていませんでした。 「この雪によう帰ってきた」 両親は笑…

日本の正しい田舎の冬 其の二

津野町から檮原町に入り雪は量を増し、 檮原町の中心部ではすでに積雪は50cm超。 道路は除雪していますが、 地元の方は、雪下ろしや買い出しに忙しそうです。 雪が降って喜んでいるのは、 たまに山に行く部外者の我々だけのようです。 ところで私はなるべく…

日本の正しい田舎の冬 其の一

今回も雪遊びに行ってきました。 選んだ場所は高知県の檮原町のとある民家です。 檮原町は「土佐のチベット」と言われていますが、 その民家は檮原町の最深部の 四万川(しまがわ)という集落にあります。 四万川は四万十川の源流域で、 標高は650mもありま…

河童が山にいる間に

すごい!朝起きると一面真っ白でした。 12月にこんなに雪が降るなんて。近所の家の前には、雪だるまが。 朝から子どもたちは大はしゃぎ…。 南国高知では市内で雪が積もるのは珍しいこと。 なんか嬉しいなぁ〜。河童さん、今週末はどこの山にいるのかしら…。…

素材の話

登山の基本は化繊であることは、今や常識になりつつありますが、まだまだメジャーな山を訪れるハイキング客にはまだまだ浸透していないように思われます。昨今林道やスカイライン、リフトなどの整備により、かなり標高の高い所まで車で入る事が出来る為、四…

現在四国は近年この時期としては 珍しい大雪が続いています。 又暖冬の年は大雪が降るとも言われ、 平均気温は高くなる可能性もあります。 今回の大雪が今年の根雪となり、 今後の気温上昇→弱層の形成→大雪→表層雪崩 のストーリーが十分考えられます。 私の…

一回目の雪山 やっと最終回

翌朝はすっきり二日酔いもなく、 心地よい筋肉痛と共に起床。 今日は帰るだけです。 ゆっくり朝食を取り、ウダウダ荷造りし、 ダラダラとスタートしました。 帰りの雪は登りと違い、 足に優しいクッションに変わります。 登りの半分の時間で白髪山頂着。 こ…

一回目の雪山 其の四

とは言ったものの 稜線は更に手強かった・・・。 山麓から吹き上がった雪が、 巨大な雪屁となり、 又山麓の森林帯と違い、 稜線にはツツジやリョウブの低木が多く、 雪の重みで登山道へ折れ曲がり、 行く手を遮ります。 幸い視界は利くので、 進む方向は解り…

一回目の雪山 其の三

無雪期であれば 登山口から1時間もあれば着く白髪山に、 思わぬ新雪の壁に苦戦し、 後半はザックを置いてパートナーと交代しながら、 空身のラッセルで進みましたが、 結局3時間もかかって到着。 実はこれほど雪があるとは思っていませんでした。 もう少し…

一回目の雪山 其の二

登山道の雪は軽く膝を越える状態が続く上に、 営林署が設置した木の階段が行く手を阻みます。 この階段ですが、歩幅に合わない上に、 流れてくる水をせき止めるため、 周りが掘れ込んで、正にハードル状態になっています。 公共物の設置者には管理義務が発生…

一回目の雪山 其の一

先週より寒波が到来し、 今週末まで、寒い日が続いています。 これはかなりの雪を覚悟しなくては・・・。 我が愛する山三嶺目指し高知5時発。 例年この時期は、 雪崩の危険が少ないと思われる、 「韮生越えルート」で登っていたのですが、 先にお伝えしたと…

店長リハビリを兼ね偵察!

皆さんこんにちは、腰痛も良くなって来たので、偵察をかね水曜日に桑瀬峠を目指し、火曜夜10時に自宅を出発し、旧寒風山トンネルを目指しました。一ノ谷より旧国道に入り、10分位で積雪20㎝想像以上の積雪で、登山口まではたしてたどり着けるのかと、…

冬の山が呼ぶ。

さあ今週末は本業の山に帰ります。 先週末から西日本にやってきた 一発目の寒気団は現在も健闘中です。 冬将軍がSARUを呼ぶ! でも今期雪山1回目であるので、 今回は偵察山行のつもりをしています。 と言うのも、現在のSARUには、 雪山の経験がない…

聖母ライブの事

さあ泣いても笑っても最終日です。 翌月曜日は私とかわせん相棒写真家N氏の母園 聖母幼稚園に訪問ライブでお邪魔しました。 聖母の子供達やお母さん方の殆どは、 生の三味線を聞くのは初めてのとのことで、 間近に聞く三味線の生音に目を丸くし、 直に三味…

かわせんライブの事

さあ日曜日は称名寺での 「かわせんライブ」です。 あんみ通スタッフと共にお昼に集合し、 会場の準備とステージの設営場所を考えます。 (ステージをつくって下さったY氏に感謝) というのも、生音を楽しんで頂く目的で、 音響装置を使わない為、 音の反射…

アテにしないで河童的キノコ図鑑其の四

あんみ通ライブの事を書くつもりでしたが、 今だ興奮が冷めず、 頭の中の整理がついていません。 今回は書きためていた精霊シリーズでお休みし、 報告は明日から書きたいと思います。ムキタケ(キシメジ科 ワサビタケ属) 柄がほとんど見当たらないきのこです…

かわせん披露宴の事

先週末は山を離れ、 「かわせん隊」としてお町で遊んでいました。 (遊山ならぬ遊街でしょうか?) 表題のかわせん披露宴が そもそもこの企画が立ち上がったのは、 隊員M氏の結婚でした。 お二人は、 今年入籍し生活を共に始めるのですが 奥様の看護師とし…