猿板

遊山黒子衆SARUの記録

山での音楽について

kurokoshusaru2005-12-28

 最近、メモリーウォークマンで、
音楽を楽しみながら山を歩く事が気に入っている。
登りは静かな曲を、下りはアップテンポな曲を聴くのが、お気に入り。
イヤホーンは片耳だけ付けるのが、自然の音も聞けて気持ちいいし安全でもある。

 山での音楽については賛否両論あるようで、
特に、熊よけなのだろうが、
ラジオをガンガン鳴らしながら登っている人を時々見かける。
熊よけの鈴も含めこれらの行為については、
山の雑誌なんかでも非難されているが、私も同感。
山の生き物も、金属音は嫌うらしいし、
そもそも熊の居場所なんだから、熊が嫌なら入って来なければいいし、
北海道ならまだしも四国で出会うことはまず無い。

 私も最近までラジカセを持ち込んでいたが、これも同じこと。
山に静寂を求めている人もいるものね。
やっぱり、聞くなら人を巻き込まない聴き方をしよう!
電磁波浴びての山登りもいいものだ。

 私、なぜか小学校の頃から洋楽に興味を持ち、
家が貧乏だったもので、泣いて暴れてもラジカセが買ってもらえず、
新聞配達でお金を貯めて、ソニーのラジカセを買った。
(この時からソニー小僧になった。)
レコードは聴けないし、高いもんで、
安い給料全部で安売りのカセットテープを買い、
片っ端からFMのロック番組を録音しまくった。
高校を卒業する頃には、カセットテープは千本を越えていた。

 やはり音楽がある方が私は楽しいし、長い下りも苦にならない。
丸山荘の孤独な荷揚げの友は、ソニーのラジカセだったよなぁ?。