猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

寂びの森遊山 還ること

やがてこの樹木たち全てに 大地に還るときが必ず訪れる。 でもその終焉の姿に再生を観たのが 「もののあはれ」の心だと思っています。 ◆終焉の美 自らの役目を終え大地に還る樹。 その寂びた風景に魅せられて 山を歩いて来た様に感じています。 ◆命のかたち …

寂びの森遊山 樹のこと

猟師Kさん歯医者さんと目指した 剣山の南にあり訪れる人も少ない 標高1,653mの不入山(いらずやま)は この日深い霧に覆われていました。 ◆聖域であること 「ここは巨木の楽園よ」 剣山トンネルの登山口から 不入山頂まで続く約5kmの山道は 正に巨木たちの聖…

寂びの森遊山 源のこと

「上等に染まっちゅうやか!」 猟師Kさんの喜びの声で 後部座席で眠っていた 歯医者さんが目を覚ます。 ◆変化の時 阿波「那賀川」の源流部 雨上がりの「高の瀬峡」は 前線の通過と共に雲が切れ始め 美しい錦色を見せ始めました。 ◆清流出流こと 那賀川は剣山…

八田さんの自家旅 涸沢の報告

涸沢から帰った八ちゃんから 手紙と一枚の写真が届きました。 久しぶりの当たりです。 でも、デジタルで撮って みんなに手渡す と言うのも時代なのでしょう? H24.10.23 八田 博美 御仏をふかく蔵して紅葉晴 今瀬剛一

電脳秘書ちいの日記 秋のおべんたう

改めてパンフレット作成のため お店のお弁当の撮影中…。撮りためている分を整理したり、 新しくメニューになったものを 撮影してみたり…。毎日の仕事の中ではなかなか時間がなくて 撮れずにいるんですよね…。

のろやまさんの三嶺遊山 翌朝の風景

モルゲンロードが空を染めはじめ 私達だけのテント場に朝が訪れる。 この豊かな時を楽しむ事が出来るのは 四国ならではの贅沢かも知れませんね。 ◆頂きもの 山の朝はシンプルであるほど良い。 飯盒飯で残りものをさらえる「おじや」で いつも心の平安も頂い…

のろやまさんの三嶺遊山 山頂の風景

晴天と紅葉に恵まれ 歓声が空まで響く三嶺の頂。 ここに立つ人は皆幸せなのです。 ◆歓声の風景 風に強いコメツツジの葉は 風が吹き上がる稜線でもしっかり残り この急峻な登りを頑張ったもの達を 満面の笑顔で迎えてくれました。 ◆天の珊瑚礁 笹に覆われた頂…

のろやまさんの三嶺遊山 稜線の風景

穏やかな秋風が吹く稜線に出る。 今回は小さいピークを2つ越える 縦走コースで三嶺を目指します。 ◆自然の力 鹿により失われた笹に変わって ススキが大地に根を張り始めた稜線は 自然が状況に応じた植生により 癒そうとしている様に感じます。 ◆白髪分岐か…

のろやまさんの三嶺遊山 山麓の風景

今年も奥物部に柚子が実り 森の恵みと共に生きたきた里は 秋の色と香りに包まれ始めていました。 ◆秋に向かうこと 土佐中街道を奥物部に向かう 旧物部村との峠に聳える天皇の森。 幼帝安徳天皇の悲話を伝える 山の夜明はほんとうに美しかった。 ◆のろやまさ…

電脳秘書ちいの日記 たのしいひととき

先週の土曜日は、赤岡町にある弁天座へ 佳’s Community 弁天座 LIVE「こじゃんと やりきら Night !」 に行ってきました。 雰囲気のある建物に、 佳さんの歌といちむじんのギターがとてもよかったです。 それから週中は、誕生日会!! そして昨日は仕事仲間と…

和宏さんの花巡礼「剣山の紅葉」 錦色の道

不安定な気象条件下にある 温帯の島国で生きて来た日本人は その自然の変化に美を見いだしてきた。 たとえそれが厳しい冬に向かう 寂しい風景であっても それを美しいと感じる感性を養い 宝として継いできた様に感じています。 秋の夕日に 照る山紅葉 濃いも…

和宏さんの花巡礼「剣山の紅葉」 頂への道

今はリフトが出来て 気軽に上がれるこの山は 古から人々が心を祀ってきた 神の山であり続けています。 ◆頂きもの 頂上小屋前も大混雑(苦笑) マイクロバスも連ねて訪れる 流石、紅葉時期の深田百名山。 とりあえず小屋でお昼を。 私は徳島名物「半田素麺」…

和宏さんの花巡礼「剣山の紅葉」 秋への道

「もみじ祭」の旗が風になびき 多くの登山客で賑わう剣山。 四季ある国に生きる日本人が 最も好きな季節は「秋」だと思います。 ◆ぼっちり (土佐弁で「ちょうど」) 四国の森林は概ね1,800mで終わる。 標高1,750mにあり視野が開ける 西島リフト駅から眺める…

和宏さんの花巡礼「剣山の紅葉」 落葉の道

徳島のしげさん達と共に登る 剣山を目指す高知道で夜明けを迎える。 今秋、急に気温が下がった四国も 美しい紅葉が期待出来そうですよ。 ◆期待の風景 平家の隠里を流れる祖谷川。 その清流に沿う岸辺の木々には 秋の彩りが現れ始めていました。 ◆寂しい風景 …

猟師K’さんのPhotolife

私の山の盟友であり 師匠でもある猟師Kさんは 自らもまた奥方も認める 「カメラ馬鹿」(笑) ◆猟師の目 彼が捕らえる風景の一つ一つに 生まれた時から山と関わった経験と 山への愛情を感じます。 ◆千畳敷から ◆木曽駒ヶ岳から ◆帰り道から 髭白きまで山を攀…

八田さんの自家旅 涸沢速報

◆平成24年10月13日 一週間遅れですが 部分的に残っています。 涸沢カールを中心に 上下200メートに一辺に色付いた感じで ヒュッテ下のSガレ沢を盛りを過ぎています。 これから5時間ぐらい その辺を散策しますね(^-^) ◆カメラが壊れました( ゜o゜;) 5時…

電脳秘書ちいの日記 コスモス祭り

今週月曜の祝日、母を連れて久しぶりに 越知町のコスモス祭りに行ってきました。 何年か前は、母は毎年孫達と行っていたのですが ここ数年、孫も大きくなったこともあって(クラブとかでいないし)行けてなくて 花が見たい!!ということで二人で出かけまし…

2012秋の木曽駒遊山隊 かえり道

木曽駒ヶ岳から下る道に リフトを選ばなかったのは この山の全てを体験したかったから。 ◆思い出と共に 登山口で4時間待った行きも 標高差1,700m下った帰りも 確かに長かったけど 辛い記憶は一つもありません。 ◆仲間と共に それは迎えてくれた友がいて ここ…

2012秋の木曽駒遊山隊 ただいま

思わぬ紅葉の当たり年で 長いリフト待ちにあった土佐隊と 食う寝るきぬ隊は17時を回って 中間地点「浄土乗越」に着きました。 ◆仲間とのとき 「何とか日暮れに間に合うろぉ。」 夜行登山は慣れているとはいえ 初めてのコースでは不安なもので 4度目の食うち…

2012秋の木曽駒遊山隊 神の錦色

良い風景に会いたいのは みんな同じ想い同じなんだから 長時間待つことも我慢しなきゃ いけない時もあるものさ(笑) ◆詰めかける 「土佐なら帰っちゅうにゃぁ」(苦笑) 「待ったち会いたいもんもあらぁ」(爆笑) 近年まれに見る紅葉が報道された木曽駒ヶ…

2012秋の木曽駒遊山隊 無事下山

木曽駒隊長、わいちゃん、さよこ 食う寝るさんだ〜す、きぬさん 猟師K、和宏、tochiko、呑兵衛河童 2012年秋の木曽駒遊山隊9名は 千載一遇の好機を頂きました。 ◆みんなありがと〜♪ (^0^)/ 今回もポケット一杯の思い出と 一生忘れないであろう風景を頂き 無…

電脳秘書ちいの日記 おいしい大福!! お知らせ〜遠征

ちょっと前にお土産でいただいた大福。 「満天の星大福」。 津野町のアンテナショップで売っております。 あんとクリームを高知県産のほうじ茶を ふんだんに練り込んだお餅で包み、 さらに、ほうじ茶の粉末をまぶした大福なんですが 超おいしい!!んです。 …

台風の週末のこと

高松でろくべえさん達と合流。 いつも楽しい遊山を提案してくれる かおさんお勧めの資料館へご案内頂きました。 ◆平家物語資料館 四国の偉人や平家物語を語る 日本一の蝋人形の数を持って 四国の歴史の重さを伝えてくれました。 ◆嵐の前の土曜日 台風で山を…

山に通う理由 結び  心を頂く

私は山から帰るとき シキミがあればを頂いて帰ります。 それは我が家に祀った 祭壇に供えるためのものです。 ◆手向けのため そこには2005年に辿り着いた チベットの聖山「カイラース」と 天の頂に登られた山のお父さん。 そして山に散った友人達を祀っていま…

山に通う理由 3  不便を頂く

空調の効いた街に住み 温かい衣服や布団と居宅がある。 また蛇口からはお湯まで出て 食料もお金と交換するだけで手に入る。 ◆街で生きること そんな「快適な」暮らしの中で 不満や焦燥感を持つ人が多い様に思う。 それは「便利」が当たり前になって 慣れてし…