2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
桜はじめて開く各地で桜の開花が聞かれ春が到来するとき かよう三辻山に向かう山も桜のその存在を見せてくれていました。 この風景に出会ってから毎年追いかけている桜の開花です。 そして峠の集落に寄り添うように咲く一本の桜にも心が躍ります。 かよう道…
前線が日本の南岸に停滞し北日本は高気圧圏内となるが雲が多く太平洋側ほど雨の降る。 四国は微妙な位置にあるなぁ。 ◆空を観る翌日は四国沖に発生した低気圧が東進し四国も雨。今週末は菜種梅雨の止み間土曜日に決定だろうな。 よっし!出発!! ◆雨上がり…
「珈琲でも入れまひょか」 地元で焙煎した豆でTommy'sCafeがオープンする。 まずは胃を起こさんとね。 ◆森の朝 ヌル谷に朝陽が射し始め鳥も目覚めて賑やかになる。こんな感じで街の暮らしもゆったり出来たらいいのにな。 私達の山での朝の定番は昨夜のお鍋を…
「栃は一遍に来る」 江戸時代から生きている大木は沢山花を咲かせ葉と実を落として今年も森の多くの命を養ってくれる。 ◆源流のこと 私達は35年この森を歩いて下草を失ってきた過程を観てきてこれからどの様になっていくのか出来る限り記録したいと思ってい…
両側の山が迫った林道は古の峠に上がる終点に近づき渓からとどく水音が近くなる。 ◆渓へ下る 終点手前の道標から林道を別れ渓へ下る山道に入り奥物部の森の懐を歩きはじめる。 渓底を流れる長笹谷の水量は思ったより増えていない。 雨は多く降らなかったな。…
「誰もいませんなぁ」 今日も静かな登り口気温は11℃と平年並みだろう。 四国だからねぇ。 ◆分け入る 登り始めた林道から対岸に見える奥物部の森の冬枯れの風景を観れば芽吹きの赤が見えはじめた。 「これも河童の空読み?」 丁度正午に登り始めた空は雲の切…
山では空を見るそれは天気のご機嫌を伺ったり街では見られない雲が見えるから 夕方まで猫バスが何台も通っていたのに風が止んだと思ったら 次第に雲が開けてきて無数の星がきらめいていました。 いつになくゆっくりと空を眺めたなぁと振り返りながら帰路につ…
低気圧が発達しながら南岸を通過。西日本の太平洋側では雨や風の強まり四国は寒気から離れているが気温は低下。 ただ雨は午前中には上がるだろうな。 ◆空を観る 翌日低気圧は東の海上に離れ天気は回復し高気圧に覆われて晴れる。 菜種梅雨前の貴重な休日だ。…
「囀りが増えたね」 虫らが目覚める啓蟄やもね。 囀りも近くなり種類も増えた様で里山から帰って来たのだろう。 ◆囀りのこと 近くで鳴いているが姿が見えない鳥たちも繁殖期に入れば見えてくる。 ◆深いところ 峠を結ぶ古の杣道を歩き三辻の森の最も深い処に…
「この山桜も 楽しみにしてるんです」 山道は稜線に乗って程なく忘れられた昭和に園地に至る。 ◆赤良木園地 また花吹雪に会いたいな。 深山の北斜面にある山桜の老木の開花は遅い。 頂上行こうや。 ◆頂に出る 「いい天気やね」 春の陽射しと穏やかな風。気持…
「だいぶん膨らんじゅう」 マンサク科の落葉低木の花。高知県のみ自生することからの名。花は三~四月に葉に先立って開花する。 ◆杖塚に上がる 「汗掻かかんね」 自然休養林南斜面に整備された杖塚の空は穏やかに晴れていた。 雨があるから晴れが嬉しく雪道…
「暖かいですなぁ」 登り口の気温は13度。日焼けを気にしない男性はグローブは要らない気温。 ◆分け入る 「工石はアケボノでしたね」 今はまだ静かだけど開花時期は多くの人が訪れる。 そうあって欲しいですね。 ◆林道のこと 「どこまで続いているですか」 …
菜の花が咲く頃 菜の花は順番に伸びながら花を付けるから浮いているように見えます。 向かうかよう道には太陽を譲ってもらっているかのように緑が顔を出していました。 でも山の道の芽吹きはもう少し先でしょう ここは緑のトンネルになるところここもあそこ…
四国も移動性高気圧に覆われ広範囲で春の陽射しが届く見込み。そしてこの後一雨来て芽吹きがすすむ。 ◆空を観る 3月は「三寒四温」の頃で記録的な「温」が続いたこの後に日本に寒気が下って「寒」に入る。 記録的高温を連呼しているがそれは寒気を運ぶ偏西風…
「転ばぬ先の杖」 切り立つ行場の岩を登るため滑り止めの道具を履くことにした。 溶けた雪が凍った処もありそうだ。 ◆攀じ登ること 「大丈夫そう」は危険の知らせ。登山は臆病という装備を背負うこと。それが最も大切な事だと思っている。 ホールドもしっか…
歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院の「遍照院」は佐賀山谷川の支流が湧き出す背後に山が迫る深い処にある。 ◆鎮まるところ いつも軒下で一休みする時不思議な安らぎを覚えてきた。それは奥ノ院を置いたからでなく安らぎを感じて置いたからだと思う。 「今…
落差20mの深山の滝から山道は佐賀山谷川が滝となり下る大岩を登り滝頭から広がる森に入る。 ◆滝頭に上がる 龍王の滝は頭の上流に短い2段の滝と大きな釜があり四季折々の風景の変化を楽しめるこの森で最も美しい風景の一つ。 今日は釜底に沈む落ち葉と木々が…
「雪が見える」 登り口から見上げる山頂は北面になるため雪も残りやすい。 新しい雪やな。 ◆山を観る 登り口の気温は4度。この時期としては平均的だが風がないので上着はいらないかな。 「私は下一枚やき着ちょく」 ◆人工林のこと 「雪が残っちゅうね」 山道…
啓蟄 冬眠していた虫や動物が春の陽気を感じ、姿を見せ始める頃 かよう梶ヶ森を訪れました。 「北斜面やき雪が残っちゅうかもね」 三辻山より歩きませんが標高差は楽しめるところ 中腹辺りから雪が現れました。 標高差のある登山道の脇には沢が有り水元の好…
移動性高気圧に覆われ西日本は穏やかな晴天となるが四国は低気圧南の谷に入りるため雨にならなくても雲が広がりやすい。 ◆空を観る この寒気が北上した後は三寒四温の時期としては珍しい暖かい日がしばらく続く予想。 でもそれは寒気を運ぶ偏西風が大きく二…
「これも空読み?」 2つの高気圧に挟まれたから晴れのち雨のちに晴れるは山も平地も同じだったと思う。 ◆森から空を観る ただ雲は重たい水だから山が流れを止めるので平地より山の方が回復は遅い。 ただそれだけの事だな。 永年人の往来を観てきた祠があった…
三辻山の山頂直下にある忘れられた昭和の園地から高度約1100mの空に向かった。 ◆山頂のこと 「雲が開いたね」 天候が変わる時に風が吹く。特に気圧差で風が吹き上がる山頂の雨上がりの風は格別だった。 ◆眺望のこと 「遠くまで よぉ見える」 静かな山頂から…
「気が早いのが 芽を膨らませゆうで!」 流石スプリング・エフェメラル。トサミズキが目覚め始めたようだ。 ◆杖塚 森林公園の広場として整備された杖塚にも冬の名残り。雨上がりでベンチは濡れてるけど少し膝を休めて峠に下ろうや。 ◆赤良木峠 来た道を少し…
「これも空読み?」 丁度登り口で雨が止んだ。 読みはもう少し後だけど外れて良かったやんか。 ◆雨上がる 「傘は要らんね」 登り口の気温は4度でこの標高では平年並みだろう。 もう降らないと思う。 「ちゃんと卵焼き 巻いちゅうで」 土佐流コンビニ弁当で …
三辻山の登山口で雨が止みました。 風もなく穏やかな日の始まりはさっきまで降っていた雨が小枝にぶら下がり空を映しています。 春はまだまだと想っていても地面から緑が顔を出している その年の気象と相談しながら種を巡らせているように思えます。 南を望…
日本は高気圧と高気圧の間に入り湿った空気が流れ込みやすくなる。低気圧が発生して東進することにより西日本は広範囲で雨の可能性がある。 ◆空を観る偏西風の蛇行は3つに分かれ寒気が下りる底が広いためこれから三寒四温ではなく三寒二温で春に向かいそうだ…