猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな山歩き 日脚伸ぶ

かよう道の途中ヤマザクラが美しい小さな山にも朝陽が射してきました。 陽の光は春の兆しもうすぐ あと少し!と、昨年の3月末の桜を思い浮かべていました。 =2024年3月30日= 今年はもう少し先かなぁ。 2月は1年で最も日脚が伸びる月なのだそう。 かよう山…

雨水の三辻の森遊山 春寒

この冬最後になるだろう寒気本体の雲が流れている。後の寒冷渦は「寒の戻り」「花冷え」などと呼ばれる。 ◆登り口のこと 「風も無いね」 標高約900mの静かな登り口気温は-1℃は意外だったなぁ。 やっぱり午後だろうか。 まあ入ってのことだ。 偏西風の僅かな…

雨水の三辻の森遊山 春日

日本付近は冬型の気圧配置が続き日本海側は大雪や吹雪に警戒が必要。また太平洋側一部にも雪雲が流れ込み四国の山間は午後から雪になりそうだ。 ◆空を観る 四国に流れ込んだ雪雲は一旦収まるがこの強い冬型は連休中続き寒気が引き込まれ四国でも山地を越えて…

立春の加持ヶ峰遊山 春水

修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝の頭に上がった。 ◆滝頭のこと 滝頭の上にある二段の滝が織り成す四季折々日本画の様な風景が僕の楽しみの一つだ。 風で磨かれた雪面が優しいな。 「珈琲と どら焼きあるで」 真名井の大岩の岩…

立春の加持ヶ峰遊山 凍滝

歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の支流湧き出す深い処にある。 ◆深山のお寺 梶ヶ森の八合目奥ノ院宿坊の軒下でいつも最初の休憩を取る。 暑い訳や2℃やって! 今年は偏西風の極端な蛇行で寒冷渦が連続して日本に降りている。でも決して異常気…

立春の加持ヶ峰遊山 炭竈

「空気が変わった」 山道は落差20mの滝を成す大岩右岸の急な岩盤を登って自然森が広がる滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 陰地の滝は寒いからな。 龍王の滝の滝頭には二段の滝が流れ込む滝壺があり四季折々の風景を見せてくれる。 しっぽり雪も落ち着いた いい佇…

tochikoな山歩き 締まり雪

かよう道はザクザクと音がする締まり雪に変わっていました。 滝が凍った造形もどことなく雪解けを感じさせてくれる形です。 新雪の時は聞こえなかった沢の音が近く聞こえます。 いつものように見上げれば木々のシルエットが春のような空に描かれて 水に映る…

立春の加持ヶ峰遊山 凍り

「歩きに来たがやもね」 凍結路を滑り止め履いて歩き15分でいつもの登り口に上がった。 いい感じで雪が残ってるな。 ◆登り口のこと 「シェルはいらんね」 誰もいない静かな登り口気温0度はやはり今日は暖かい。 風もないしなぁ。。。 僕は手袋も要らない気温だ…

立春の加持ヶ峰遊山 氷る

高気圧圏内で広範囲に晴れるものの前線が接近し西から天気は下り坂になる。 ◆空を観る週末は南岸低気圧が南海を東進し低気圧通過後は冬型の気圧配置となり強い寒気の南下に伴って週明けから再び日本海側では雪や雨が降り始める。 立春寒波の残骸が抜けた後シ…

初春に入る三辻山遊山 初雪

そろそろ森に帰ろうか。 無風と言っていい山頂はこの時期では珍しいことで眺望も効いて居心地良かったな。 ◆森へ帰る 「また雪のトンネル!」 かなり気に入ったようだなぁ。 雨もそうだが多すぎると害するがどちらも必要な自然現象だよな。 頂から降りた三辻…

初春に入る三辻山遊山 早春

主稜線は風雪が強く吹き土壌が乏しいため根生菌と共生出来るリョウブらが守る。 「一本目の雪のトンネル」 ◆稜線に上がる 「やった~ぁ!」 風が吹き上がる主稜線で中低木にも沢山雪が乗っている。 昨夜はどんな天候だったのか。 ◆忘れられた園地 稜線から北…

初春に入る三辻山遊山 彩雲

工石山稜線の空には本体から離れた冬の雲が気持ちよさそうに浮かんでた。 ◆杖塚のこと 自然休養林の公園施設杖塚の南方に開いた空でいつも空の様子を観ている 考えもしなかった穏やかさだなぁ。 「雪がどっさり乗った 土佐水木の冬芽がえい感じ」 先週より育…

tochikoな山歩き 雪影

かよう北山の雪は 少し早めの出発だったからか足跡のない白い道から始まりました。 誰も歩いていない道はちょっと贅沢だから先頭を譲ります(^^)/ そこは木の陰が美しく伸びる道でした。 そこに生きる姿を降った雪を通して描いてくれる 明るい陽射し その時を…

初春に入る三辻山遊山 綿雪

「穏やかやねぇ。。。」 真西から吹き込む寒気を西の高山が受けているのだろう。 雪のトンネルが期待できるな。 ◆登り口のこと 「やった~ぁ!」 標高約900mの静かな登り口の無風で気温-6度はちょうどいいな。 しかし強い冬型気圧配置で無風とは。。。 「誰も歩い…

初春に入る三辻山遊山 寒さ

非常に強い冬型の気圧配置が続き日本海側を中心に雪の降りやすく大雪となる地域もあり等圧線が混んで全国的に強風や暴風にも警戒が必要だ。 ◆空を観る 週明けも強い冬型気圧配置が続き日本海側を中心とした大雪に要警戒。その後移動性高気圧の東進とともに冬…

冬尽く三辻の森遊山 豆撒き

さあ 森に帰ろうか。 それぞれの価値観があるからだろう僕らの40年の経験が至った山道はいつも静かな時を歩くことが多い。 ◆三辻の森のこと 三辻山山頂部の森には標高と緯度の関係によって山毛欅やアカガシが立ち並ぶ亜寒帯と温暖帯混生植生がいる。 その草…

冬尽く三辻の森遊山 冬の海

「気温はえい感じやけどね」 仕事道は三辻山南東尾根北側の急峻な斜面を葛籠折れに登り始める。 些か暑くなってきたわ。 ◆登山道に入る 仕事道を登り終えた山道はかつての南から入る登山道に入り稜線へ緩やかに登りはじめる。 クールダウンしょうか。 ◆稜の…

冬尽く三辻の森遊山 冬の山

「青空見えたね」 杖塚から仰ぐ空にはゆっくり流れる雲が開き冬色の空が見えていた。 ◆杖塚のこと 自然休養林の公園施設杖塚で空の様子を観ている。 低気圧の南下が遅いから雲の流れに揺らぎがあるんだろう。 「トサミズキの芽が育ちゆう」 落葉し休眠してい…

tochikoな山歩き 残るもの

暦では季節を分ける日日に日に陽射しの明るさを感じる頃 かよう道には白く雪が残っていました。 程よく締まった雪は歩きやすくソールがよく効いてくれます。 時々ガラの囀りが聞こえてきますが近くで姿を見ることはできませんでした。 もうすぐかなぁ。 杖塚…

冬尽く三辻の森遊山 冬終る

「今日雨降るの?」 登り口の空は曇ってはいたが雲の動きはなく薄陽が覗いていた。 午前中大丈夫は確定だな。 ◆登り口のこと 「思ったより。。。」 標高約900mの静かな登り口。風も無く気温3度は高いだろう。 僕は手袋要らない気温だわ。 「私は手袋して登る」 …

冬尽く三辻の森遊山 寒の水

冬型の気圧配置は緩むものの大陸から前線を伴った低気圧が東進し西日本を中心に四国は午後から雨となり山沿いでは雪に変わるところもありそうだ。 ◆空を観る 翌日低気圧がさらに南岸を東に進み本州南岸を通過し冬型気圧配置に移行。東日本でも雨や雪のエリア…

大寒の加持ヶ峰遊山 足跡

修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝の頭に上がった。 風が強くなってきたぞ。 ◆滝頭のこと 滝頭の上にある二段の滝が四季折々織り成す日本画の様な風景が僕の楽しみの一つだ。 強い風で雪面が磨かれたな。 ◆大岩の頭 いつも風が…

大寒の加持ヶ峰遊山 冬木

歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の支流湧き出す深い処にある。 ◆深山のお寺 「いま-2℃ですね」 奥ノ院宿坊 遍照院でいつも最初の休憩を取る。 温度計買うたがや。 「山用のボトルも買いました!」 山は道具の数だけ世界が広がる。 良いこと…

大寒の加持ヶ峰遊山 寒林

山道は落差20mの滝を成す大岩右岸の急な岩盤を登って自然林が広がる滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 龍王の滝の滝頭には二段の滝が流れ込む滝壺があり四季折々の風景を見せてくれる。 今日は澄んだ渓水と沈んだ葉かな。 山道は佐賀山谷川を渡り先人が関わり木々…