2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
家から歩いて2時間で ど〜んと太平洋が眼下に広がる 標高306m鷲尾山の山頂に立つ。 ◆冬の居場所 南国土佐の夏では この標高は気温が高すぎる。 北側に杉が伸び寒風を防ぐ やはり旬は冬だろう。 ◆風に吹かれて 歩いて来たので 一緒に吞むことが出来る。 さあ…
薄暗く単調な杉林に アオキの赤い実が目に付く。 花の乏しい冬に実をつけるため 江戸の昔から盛んに栽培されていた。 ◆日陰の色合い アオキは雌木が実をつけ ヒヨドリなどが好んで食べる。 「葉の緑が濃いから 日陰に強いんだろうね」 ◆人が関わり続けた山 …
標高163m皿ヶ峰から 高知市南部に尾根を張る 南嶺の主稜線を目指し 鷲尾山との鞍部に下る。 ◆街を見下ろす 私たちの家が見える 街を眼下に見下ろす風景は いい高度感を覚える。 ◆草の山 かつて採草地として利用されていた 皿ヶ峰は今も一面草に覆われている…
昨日全国各地で春一番が観測された しかしその後は冬型が強まる事が多く この週末は再び寒気が南下するだろう。 今週末は南でのんびりしようか。 ◆裏山遊山 「近くなったねぇ!」 tochikoは引っ越して初めての家から遊山。 家から登山口まで15分に短縮された…
土佐湾と市街地の間に 東西に尾根を張る低山私の好きな南嶺散歩です(夏以外(笑)) 引っ越してから 登りはじめがめっちゃ近くなりました(嬉々) 今年は歩いて花見に来れるね♪ と未だ蕾の桜を見てると・・・ 岩合さんの写真集に出て来そうな のらの三毛猫…
今冬は四国の山屋にとって 近年希に見る雪質に恵まれた。 そんな石鎚山系に入った 峰から山の便りが届いた。 ◆冬限定ルート 面河山から石鎚山の 主稜線に延びる尾根には ある程度雪が乗ると道が現れる。 ◆フォーカスト・ビバーク 樹林帯ギリギリまで頑張った…
この時頂上部は−10℃ 風がなければちょうどいい気温だが それも適切な装備があればこそ。 ◆隠れ家のこと 山頂部の小屋は有り難い。 仲間が寄り添い火を焚けば そこは温かい居場所になる。 「かんぱぁ〜い!」 ◆笑うこと この日の口福も鉄板。 でも三枚持ち上…
初めてスノーシューを履いたのは 15年ぐらい前のことだったか。 その当時のものはとても登山で 使えるような構造ではなかった。 ◆雪舟(そり)に乗ること しかし道具の進化はめざましく 今ではワカンを履いたラッセルに もどる気にはとてもなれない。 ◆見定…
登りはじめは杉林。 落葉しない杉は風雪を受け止め 地面に落ちる雪は少ない。 そして林は静かだ。 ◆谷へ下る 杉林の向こうが明るくなり 水が水面を叩く低い音が聞こえてくる。 道は谷間に下りはじめ 祠を祀った龍王の滝が見えてくる。 ◆滝凍る 大岩を割り流…
のろさんの休日最終日 気圧配置は引き続き強い冬型で あまり奥に入るとバスに間に合わない。 「梶ヶ森ってどんな感じでしょう?」 ◆判断すること のろさんは行ったこと無いですかね? あの山ならいざとなったら林道があるし 頂上部には隠れ家もありますから…
秋葉神社への参道は 大雪で閉ざされてしまいました。 また来年お札を納めに参りますね。 引き返すと 青空が見え始め 1時間足らずで 暖かな里に帰ってきました。 「これが土佐ながよ」 とkaturakoさん(^_^) そうやね。 裏山を30分ほど歩いた先にある シコ…
祭中止は54年ぶりとのことで 昭和38年豪雪以来の降雪と思われる。 今回の寒気団は四国のみならず 日本中記録的な降雪量をもたらせた。 ◆思い切る 「どうしょぅねぇ・・・・」 こうなったら雪が少ない南に下って 春を知らせる花を見に行きましょう。 ◆日高の…
日本海と南岸低気圧が通過する この二つ玉低気圧は西日本に 大量の降雪をもたらすと思われる。 流石 のろやまさんだ! ◆再会すること お帰りなさぁ〜い〜♪ 2年ぶりに土佐に帰って来た のろやまさんと前泊宴会。 ◆遊山前夜のこと tochikoの料理を囲み話が弾む…
ウールの手袋忘れたから(笑) 私も幼い頃は真冬でも 半ズボンで走り回っていたが 寒いと思った記憶はないなぁ。 ◆口福のとき 氷点下なのに 温かく感じる隠れ家は有り難い。 「つまみにウツボをどうぞ」 いつもいつもありがとうございます。 ◆料理を楽しむ …
チベットでよく見たタルチェ。 お経が書かれたこの五色の旗を チベタンは風が吹くところに 張りまくっていたなぁ。 ◆残雪 奥の院から石段を登り 弘法大師が修行した谷に入る。 深くVの字に切れ込んだ地形は 日当たりが悪く雪も残りやすい。 ◆ゴロゴロ八丁 こ…
まだ寒いのに「春」なんてと思うが そこには寒さが頂点に達すれば あとは温かい春の気配がしてくる 「極まれば兆す」という日本独特の季節感。 ◆寒渓 龍王の滝を越え 沢を遡る山道を登る。 落葉した森を流れる風景は 日本人だから美しいと感じるのか。 ◆寒枝…
梶ヶ森の山里には 春を告げる福寿草が咲いていました。 枯れた風景の中で 一際目立つ金色の花 植物はどこで咲き時を知るのでしょうか。 山に入れば氷点下(苦笑) つららを喜ぶルイを見て 自分の子供の頃もそうだったなぁ なんて思い出す(笑) 急な斜面も …
よっし 行くぞ。 「お〜っ!!」 やる気満々な孫猿るい。 ◆四国の低山 標高1400mの頂には 少しは雪が残っている様子。 四国は1500mを越えて がらりと雪質が変わる。 ◆分け入る 登り始めは人工林。 杉たちは水が豊富で 土壌が乏しい場を好むため 浅く根を張…
節分を過ぎた天気図が 穏やかな天気を約束していた休日 和宏さんと梶ヶ森を訪れることとした。 あいつも誘ってみようか(笑) ◆兆すこと 「山 行く! 行く!!」 弟は風邪で寝込んでいるから 思いっきり山で遊べるという。 君のお目当ての 雪はどうかな? ◆春…
「ここでお昼にしよう」 見晴らし抜群やしね。 「わ〜ぁ!!」 スノーシュー脱いだ途端(苦笑) ◆食卓作り 次はスコップの出番。 私はこの雪山必携の道具を 持たない人とは雪山に入らない。 「もうちょっと テーブルを小さく!」 それぞれ拘りがあるんだなぁ…
深い雪をとどめた 樹林帯の登りを終え スキー場から約一時間で 主稜線に這い上がった。 ◆背骨に乗ること ここは南に剣山系が 目の前にどっしり座り 北には瀬戸内の彼方に 中国山地を望む事も出来る。 「気持ちいいですねぇ スノーシューいいですね」 そうだ…
「やっぱり 北側は雪が重いね」 東西に尾根を張る四国山脈は 北と南斜面では雪質が違う。 ◆出会うこと 今日はろくべえさん お勧めコースで上がることとした。 この山には国道から尾根に出る 幾つかのコースがあると言う。 「今週末は ここだと思いましたよ」…
剣山の西島駅付近から見る 塔の丸。 この牛のような背中に 雪が乗りました。 高気圧のど真ん中 晴天が約束された好日いつもの仲間に 偶然が重なった嬉しい出会いがあり 楽しいパーティとなって 一緒に歩きました。 尾根に出たら 気に入った場所で ひとつの鍋…
四国は高気圧ど真ん中 この気圧配置だったら 何の予測も必要ないだらう (^_^) ◆好機到来 この上ない天気を狙い ろくべえさんご夫婦と共に 塔ノ丸を訪れることとした。 ◆川を遡る 美馬でろくべえさん達と合流 剣山登山口に続く山間国道へ入った。 「結構 雪あ…