2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
かよう道の草木が実を結んでいました。 いよいよ最終かな トサノミカエリソウは下から咲きはじめ順番に散って行きます。 蜜を求める昆虫の姿が減ったせいか雨のためかとても静かに感じましたが 植物と昆虫の命の交換の証小さくてもその姿は冬を越す力強さを…
「誰もいないね」 標高約900mの登り口。気温16℃はいい感じだろう。 お天気アイコンだけ見ればな。 ◆登り口のこと 「河童天気予想はどう?」 登り口の空を覆う雲は流れは遅いが明るくなり始めた。 今日は傘差しで大丈夫だろう。 僕らは後の天気を予測して傘だ…
西日本方面で前線が北上し湿った空気が流れ込みやすく雨の降る範囲が広がる見込み。 ◆空を観る 週明けは本州付近に前線が停滞し南の海上からは低気圧が北上してくる。低気圧東側では湿った空気が南から北へと流れ前線周辺は低気圧接近で雨のエリアが広がる。…
修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝の頭に上がった。 ◆滝頭のこと 「また ここもいいですね!」 滝頭の上にある二段の滝が見せる四季折々日本画の様な風景が僕の楽しみの一つよ。 ◆大岩の頭 いつも風が吹き上がる真名井の大岩の…
「深山のお寺」 歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の支流湧き出す深い処にある。 ◆宿坊「遍照院」 「立派な栃の木ですね」 梶ヶ森の八合目奥ノ院宿坊の軒下でいつも最初の休憩を取る。 「今日はいい風吹くね」 気温19℃と随分涼しくなった。今…
山道は落差20mの滝を成す大岩右岸の岩盤の急登を登り自然の森が広がる滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 龍王の滝の滝頭には二段の滝が流れ込む釜があり四季折々の風景を見せてくれる。 「ここもいいですね!」 ◆自然のこと 山道は佐賀山谷川を渡り先人が関わった…
かよう道に秋色が見え始めました。 久しぶりに一緒に歩くiyoちゃんを歓迎しているかのようです。 「秋から再スタートしたので一年の変化が楽しみです!」 そうやね。 いろいろで三週間空いたらいつもの森の変化が駆け足に感じます。 一歩一歩進める足下に今…
「秋の色はっきりしてきた」 登り口から見上げた梶ヶ森山頂部から山麓に下る森の樹々は落葉期に入った。 ◆登り口のこと 標高約1000mの登り口。気温21℃はこの時期は高いが前線の移動に伴う風は心地いい。 Iyoに継いだ装備で大丈夫だな。 「ありがとうございま…
前線が日本を通過して雨が降る。各地で一時的な強雨や雷雨に注意が必要。前線の後ろには強い寒気が控えていて北海道では雪に変わるところがある予想。 ◆空を見る 翌日は冬型の気圧配置になり高気圧に覆われ日差しが届き始めるが朝晩の冷え込みが強く冬を感じ…
「ママコナさん 今年もありがとう」 ゴマノハグサ科の半寄生の一年草。夏に二つの飯粒状の白い斑点のある紅紫色の筒状唇形花を穂状に開く。 ◆移ろうこと 「私 覚えてないで」 ここに初めて来たのは30年以上前。当時のテーブルも椅子も朽ち果ててない。 数え…
「大きくなぁれ」 ブナ科コナラ属の樫の実。椀形のはかまのついた大型のどんぐりで熟すと茶色になる。 ◆稜に乗る 山道は山域の主稜線に乗る。 風が強い稜線の乏しい土壌を菌根で共生できるリョウブやツツジらが根を張り護っている。 そんな稜線を緩く下り始…
昭和42年国指定第一号自然休養林の広場として整備された標高約940mにある杖塚でいつも空の様子を覗っている。 ◆自然を観ること 「今日は言うことないろう」 この三連休はえいろうけど今年も偏西風の蛇行が大きいようで11月に入っても安心できないな。 「タカ…
かよう工石山への道はオオマルバテンニンソウ(トサノミカエリソウ)が群生しています。 春から見てきた葉が葉脈だけになった初秋の頃 長い花序をゆっくりと伸ばし下から順番に花を咲かせます。 上から見ると長い雄しべが花火のようです。 花咲く頃も楽しみ…
陽射しが気持ちよくなったなぁ。 秋に入り傾いた陽が澄んだ空気を射し風景の陰影を際立たせるように感じる。 ◆登り口のこと 「ずいぶん涼しくなったね」 そんな標高約900mの登り口。気温は18度と2週間で7度下がった。 吸血虫の季節も終わったな。 「ナルコユ…
高気圧に覆われて全国的に秋晴れとなる。一方北海道は前線の接近により天気は下り坂。夜には日本海側を中心に雨が降る可能性がある。 ◆空を見る高気圧が大陸方面から日本付近へ移動。三連休の日本は広く高気圧圏内となり土日は各地で日差しが届くようだが月…
山頂の風で身体を冷まし来た道を引き返し森に下った。 僕らが40年間多くの山を歩いて至った山を彼女も気に入った様だ。 ◆三辻の森 三辻山頂部に生きる森は自然に生えたブナと樫が並ぶ暖温帯と冷温帯樹木の混生林で日本のブナの南限になる森。 そしてこの森は…
北面の植林を出た主稜線は乏しい土壌に根を広げを守るリョウブやツツジが生きている。 ◆稜に乗る 山道が下りはじめた先に深い緑に沈み今は忘れられた昭和の園地の東屋が現れる。 今日は頂に行こうや。 ◆頂に上がる 「初めての人がいるから」 園地は山頂直下…
今年も椿が実を結んだな。 椿はツバキ科の藪椿や雪椿のこと。実は果皮が厚く艶があり熟したころ二~三個出る種子を搾り椿油を採る。 ◆杖塚に座す 「気持ちいい処ですね」 昭和42年広場整備された杖塚にはタイムカプセルがあり当時の子供達は未来にどんな夢を…
「ツリフネも見納めやね」 命を託す虫が入りよい花を吊して咲かす草たちに利他の絡合を感じるなぁ。。。 ◆登り口のこと 標高約900mの登り口。気温22℃はこの時期少し高いが風は秋の訪れを感じる様になった。 「汗が気持ちいいかもね」 「行ってみたかったんです…
東日本の南岸を低気圧や前線が通過し太平洋側は沿岸部ほど雨の降る所がある。沿海州付近には高気圧があり日本付近は縁を回り込む湿った空気で雲が広がりやすい。 ◆空を見る 翌日は高気圧が日本を覆うが湿った空気の影響まだ続いて天気の崩れるところもありそ…
修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝の頭に上がった。 ◆滝頭の風景 滝頭の上にある二段の滝が見せる四季折々日本画の様な風景が僕の楽しみの一つだ。 陰影が際立ってきたな。 ◆大岩の頭 「秋の風やね」 いつも風が吹き上がる真名…