2023-01-01から1年間の記事一覧
台風後のせいか風の強い朝でした。 緑深まるいつもの道も今日は様子が違います。 幼木帯は木の根元付近から他の木と枝を交わし陽射しも揺れて入ってきます。 大木ははるか上で葉をこすりながら枝を揺らしてる 昆虫も揺れる葉の上でようやくキャッチ このよう…
土佐清水市に暮らす有田直子さんが つくるドライフラワーリースや ドライフラワーアレンジメント。 ◆温かさを求めて 山に行かなかった休日友人が営むギャラリーの展示会にtochikoと訪れた。 ◆南国の草木たち 足摺岬にほど近い土佐清水近辺で 育った植物を使…
「見て!とんぼ」 滝の側でジッと動かない。 「羽化したばかりやおか?」 ここもヤゴがおるがやね。 ◆大岩の天辺 「休んで行くろう」 急な岩盤を登る山道は真名井の大岩の頭にある昭和の頃の東屋に上がる。 これも見納めやな。 咲いて日が経ち色褪せた岩場な…
歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の枝沢湧き出す深い処にある。 ◆深山の寺 「茂って涼しくなった」 いつも軒下を借りて一休みする奥ノ院の宿坊だった「遍照院」はユースホステルとしても賑わった。 ◆祈りの域へ 奥ノ院を発ち古い石段を登る。…
この山の特徴でもある落差20mの滝を成す大岩の右岸を巻いて滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 梶ヶ森にはこのような大岩が稜線近くまであるのが独立して聳えた理由なんだろう。 「若葉がえい感じ」 龍王の滝の頭には大岩が堰き止め出来た釜が四季折々の風景を見せ…
「稜線まで茂ったね」 寒暖の合間に雨もよく降って今年はどの森も芽吹きが良かった。 まだ新緑は楽しめそうだな。 ◆登り口のこと 今日も静かな登り口は風は弱く気温は15度で平年並み。森の中はもう少し涼しくなるから私はショートパンツで良かったな。 さあ…
かよう梶ヶ森は水の流れを追う道で 水の音から始まります。 ゴウゴウと流れる水に野鳥の囀りが重なり下の谷からアカショウビンの声も聞こえました。 朝陽が上方を射す朝陽が緑を透かし 風も水も緑に変わります。 滝をなす大岩に登る道からはその枝先が太陽を…
高気圧の中心は東海上にあるが広い範囲で日差しが届きそうだ。ただ台風の湿った空気が流れ込むと特に午後は不安定になるかもなぁ。 ◆空を観る週明け日本海に延びる前線が南下し台風2号が日本の南海を通過する予想。だが海水温が低くさほど発達しないと思うが…
この森の中のもう一つの森。ヌル谷のナロの伏流した渓水は木洩れ日を流している様に見えた。 ◆奥物部のまほら 「今年も茂ったね」 この深い山懐の平坦地には鹿がここに集まるはるか前からバイケイソウが群生している。 花芽を出したな。ちょっと休んでいこう…
林道の果ては南北の山が迫る東の稜線に向かう渓が始まる処。日照時間が短いためだろうか一面に苔が広がり生えている。 ◆渓へ下る 古の峠道に続く林道から長笹谷に下る山道にはいりここから森の懐に入ってゆく。 ◆長笹谷 上韮生川枝渓の長笹谷は樹々の葉と五…
「これ山桜の実やね」 tochikoが追う山桜の処。炭焼や薪取りなど古くから人が関わったこの森には山桜が多い ◆落とし物 食べれるろうか。 桜の花のあとにつく果実。小豆ほどの球形で熟すると黒紫色になる。地方によっては「さくらんぼ」という。 この山桜を気…
今日は雨のあと新緑を照らす空は五月晴れなんて清々しい朝だろう。 ◆登り口 木洩れ日下りる登り口。気温は15度といい感じで時折抜ける風も心地よい。 「藤が咲いちゅうで」 ここにもおったがや30年気付かなかったなぁ。 ◆林道のこと 「涼しくなったねぇ」 林…
歩き始めからずっとルリの囀りが聞こえていました。 Mothertreeを見上げた時も 帰り道でも どの枝先にとまっているのか その美しい声は私たちに付いてきてくれているように聞こえました。 「いた!」 緑の枝の隙間からようやく姿を捉えることができました。 …
低気圧が関東の南海上を東へ進む。低気圧が離れ西日本は晴天域に入るが午後の山間部はやや不安定になるかも。 ◆空を見る翌日北日本を前線を伴った低気圧が通過し上空には寒気が流れ込んで大気の状態が不安定になるため強雨や雷雨などに要注意。 これは偏西風…
「シャクナゲが咲いた」 ツツジ科の常緑低木。晩春から初夏枝先に花が咲く。 昆虫も待ちよったろう。 ◆夏に移ろう 季節が遅れる山道にあってこれで私たちの春の花は終わり稜線の花を追う方が多くなるが僕らは山懐深く分け入ってゆく。 ◆かえり道 さあ帰ろう…
「見て! 咲いちゅうで!!」 足下に落ちた花弁に気付いてからtochikoが追う深山の背の高い山桜は満開の花を咲かせ彼女を迎えてくれた。 ◆深山の桜 日本固有種の山桜は永く日本人と共に生きてきた。高く天に向かって伸ばした枝先に若葉と競う如く咲く花が見て…
「茂ってきたね」 自然休養林の広場として整備された杖塚に上がった。 植物は偉いもんだ。 ◆杖塚のこと 杖塚には植栽として植えられた躑躅の仲間たちが鮮やかな色合いで迎えてくれた。 「今日は静かなねぇ」 躑躅が終われば夏山シーズンここも登山者で賑わう…
「誰もいないね」 登り口の空は薄陽射す曇り。その雲は南から流れているが動きは遅く急な変化はないだろう。 ◆登り口 標高約860mの登り口はほとんど無風で気温は13℃と汗掻くことなく登れそうだ。 今日の天気予報じゃねぇ。 ◆林道のこと 「新緑のトンネルに…
5月から7月にかけては白い花が目立ちます。 =コガクウツギの白い装飾花= 人間には白く見えているけれど紫外線で見る昆虫にはどのように見えているのでしょうか エゴノキの花が咲きました細い枝にとにかく沢山の花を咲かせ散れば花筵になります。 よく見る…
高気圧の中心が東の海上に離れ湿った空気が流れ込みやすくなる西日本は雨の降る所が多くなる。 ◆空を観る 翌日は二つの低気圧と共に四国まで寒気が下りて不安定となる。 週末は雨の降り始め見極めだな。 ◆雲を観る よっし!高気圧は予想より遅いぞ。 「田圃…
「花終わっちゅうね」 国分川のすぐ近くにあるギャラリーの庭の栃の木。 街だから早いなぁ。 ◆季節変わり 山に行かない休日に友人が営むギャラリーへtochikoと共に訪れた。 ◆楽しむこと 「午前はオーナーお茶でぇ」 私は企画展も楽しみだが通常営業日の常設…
標高約1300mの山頂に上がる。この標高で四国の山では夏は暑いが今日は涼風が山麓から吹き上がっていた。 ◆山頂のこと 遙か太平洋を望む眺望に山頂に根を張る馬酔木たちが朱色の春紅葉で迎えてくれた。 「ハーブティーどうぞ」 Y'sはおもてなしに和菓子を添え…
「春の花は終わっちゅうろうね」 昭和42年広場として整備された杖塚の植栽は人の手入れもされたが自然に運ばれた命も調和している。 ◆自然休養林の広場 「ヤマナシは終わった」 蜂もアブも蜜をもらうき。 そして秋には多くの実をつけてまた森の命を養ってく…
「ウグイスやおか」 今日も静かな登山口に姿の見えない鳥が囀っている。 葉が茂ると見づらいな。 ◆登り口のこと 登り口の気温は13℃変化の風が吹いているから二人は防風着を羽織った。 Y'sの好きなヒメシャラも芽吹いたな。 ◆林道のこと 「えい感じやない」 …
かよう三辻山は土佐湾を見下ろす峠の北側にあり春の芽吹きも早い 歩く道もツツジの盛りでやがてここは緑のトンネルのようになる そんな山の北斜面に今時期に咲く山桜に出会ってからは遅い花見を追いかけてきた 落花=2022年5月13日= 「この日はやっぱり早か…
前線が東から北日本を通過し太平洋側を中心に雨が強まり不安定。沿岸部ほど強風にも注意が必要だが低気圧が発達すれば前線は早く抜ける。 ◆空を観る 翌日高気圧に覆われ広く日差しが届く。ただ強い寒気が通過し大気の状態が不安定。雹や雷などの天気の急変に…
窓が明るくなって目が覚めた。山頂を覆った山雲が開いてゆく。天気は下り坂だが午前は持ちそうだ。 ◆山神の目覚め 縦走目的なら仕方ないけど山の空は来てみないと解らない。今年の剣山の始まりに相応しい神々しい変化の風景だった。 ドピーカンじゃ 物足りな…
「ここがソロモンの秘宝」 ソロモンの秘宝アークを保管した山頂付近の洞窟の入口はここかぁ。 ミステリースポットの走りですね。 ◆昼の月のこと 「お月さん出ちゅう」 穏やかな春の空にぽっかり浮かんだ昼の月。 今日の一期一会だな。 ◆居場所のこと もう何…
「気持ちえぇなぁ」 山麓から風が吹き上がり剣山から遠く続く山並を望む。 雨上がりはいいものですね。 ◆山を観ること いま新緑は1400m位でしょうか。 「そうじゃな今年は 雪解けが早かったけんな」 その年々ですね。 ◆腰下ろすこと 剣山山頂直下に聳え立つ…
「えい気温やね」 大型連休を待つ静かな登り口。気温は17℃と平年並みと言えるが風があるから防風着を羽織ろうか。 ◆見ノ越のこと 「開いちゅうで!」 お世話になってる民宿がいつもの山神様と待ち合わせ場所。 良かったなぁ。 ◆帰ること 「お帰りなさい」と…