猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

小屋閉めの剣山遊山 歳暮

山頂の鳥居を潜り 強い北風が吹き付ける 今季最後の山小屋参り。 ◆氷点下の日 気温は−4℃。 風が強いため体感温度は もう少し下がっているだろうが 山小屋があるから安心して登れる。 ◆感謝を込めて この日和宏さんは ハガツオとハマチの刺身と 土佐かまぼこ…

小屋閉めの剣山遊山 初雪

「今日も 持って来ちゅうきね」 今年最後になるだろう 山の生き物たちへの置き土産。 ◆置き土産 山の鳥の殆どは この時期山から下りはじめるが コガラなど山で冬を越すものもあり きっと置き土産は蓄えにもなるだろう。 ◆森を抜ける 冬の眠りに入った 静かな…

小屋閉めの剣山遊山 枯山

低気圧が太平洋に抜け 等圧線が縦に並ぶ冬型になる。 この休日は寒くなりそうだ。 ◆小屋閉めの日 「河童ちゃん 剣山に上がっちょかん?」 そうですね。 今年のお礼を持って上がりたいですね。 ◆見ノ越登山口 和宏さんkaturakoさんと 歩きはじめた登山口には …

立冬の国見山遊山 口福

国見山はその名のとおり 頂上からの眺望が魅力なのだが 「何ちゃぁ見えんきねぇ」 私もここでいいと思いますよ。 ◆居場所 北風も強いだろうから 今日も大岩前の避難小屋で 昼餐を広げることにした。 ◆山猫亭と山食堂 本日の山猫亭は 和宏さんリクエストのパ…

立冬の国見山遊山 枯山

双耳峰である国見山の なだらかな稜線部に上がる。 風が強いから防寒着を着ようか。 ◆山毛欅の森 国見山もそうだが 植林が多い四国の山でも 稜線だけは伐採を免れた 自然林が生きている。 ◆水の中 私は霧の中にいることが好きだ。 人間は魚の頃の構造をして…

tochikoな休日 佳日の旅

週末は 名古屋で姪っ子の結婚披露宴土佐からも それぞれの家族が集まります。 河童と私は先行して お隣木曽路に向かいました。この風景が懐かしい! 木曽路はみんな温かい 駒ちゃん 本当にお世話になりました(*^-^*) 二日目は奈良井宿 何年か前に河童の土鈴…

立冬の国見山遊山 山霧

「ここらで一本しましょう」 単調な風景の植林を抜け 直登前の平坦地に着いたとき 私たちは雲の中にいた。 ◆気温5℃ 時折小雨が混じる 寒気は流れ込んでいるが 今日も雪に変わる様子はない。 ◆植林防火帯 国見山の植林帯には 山火事の延焼を防ぐため 切り開か…

立冬の国見山遊山 落葉

今回国見山を選んだ理由は 気圧配置から北風が強いとみて 南斜面を登るルートの山としたこと。 ◆風を避けたこと 国見山への登りは 林道脇駐車スペースから始まる。 低気圧は予想天気図どおり進んだ様で 雲は北から流れ込んでいた。 ◆若いこと 登りはじめは急…

立冬の国見山遊山 冬雲

今週末も冬型の気圧配置。 しかし先週同様寒気は北に偏り 四国山地の雪化粧は もう少し先になりそうだ。 ◆高知道 強いだろう北風を避け 少し霧氷を期待した週末は 和宏さん山猫さんと共に 祖谷の国見山を訪れた。 tochikoは1ヶ月ぶりやね。 ◆R32号 吉野川に…

電脳秘書ちいです。

この週末 河童とtochikoは親類の婚礼と 木曽の新蕎麦と漆器を求めた遠征に発ったため 猿板は月曜日までお休みします。 さて早いもので 今年もX'masシーズン到来ですね。 今年もキチキチのクリスマスオードブルで お家で、ゆっくり、大切な人とすごしませんか…

筒上山の天辺遊山 夜明け

期待していた星空の撮影は 一晩中山頂は雲に覆われ叶わず 明け方前まで降っていた小雨は 朝まで雪に変わることはなかった。 ◆朝のこと 寒気が北に偏っている様で 四国の初雪はまだ先になったが 下山後瓶ヶ森から霧氷の便りが届き 確実に冬は近づいている。 ◆…

筒上山の天辺遊山 山上泊

「美味いっすねぇ〜♪」 しっとりしたフランスパンとケーキ 豚肉など3種類のパテが並ぶ。 この女性ならではのセンスが嬉しい。 ◆至福の山頂 穏やかな山頂を包む 静かな風景は黄昏に向かい 気温が急に下がってくる。 防寒をしっかりしましょう。 ◆変化のとき …

筒上山の天辺遊山 山の上

ルートに気を配る藪漕ぎと アキレス腱が伸びきる急登に息を切らし 瞬発筋でアスレチックを乗り越えたら なだらかな筒上山頂上部に至る。 ◆空に出る 低い背丈のなだらかな笹原に 米躑躅が点在する山頂に上がる。 Tommyさん山猫さんお疲れさまでした。 ◆荷を降…

筒上山の天辺遊山 神の山

岩黒山の山麓を横切り 丸滝山との鞍部に上がれば 天を指す山容の石鎚山が現れる。 ここで一本しましょう。 ◆丸滝山を巻く 筒上山との鞍部下る道は 急峻に切れ落ちた地形を横切り 過去滑落事故の救助の経験もある。 ◆筒上山に取り付く 今回の目的は 筒上山山…

筒上山の天辺遊山 紅葉晴

最も賑わう秋の三連休 石鎚スカイラインの崩壊により 土小屋登山口はガラガラだった。 自然には勝てないなぁ。 ◆分け入る 筒上山への山道は 薄暗い樅の林から始まり 林に差し込む朝日は 今日の晴天を約束していた。 ◆錦織なす森へ この山域には山の隆起と 水…

筒上山の天辺遊山 寄り道

北に偏った前線が抜け 寒気を伴った高気圧が張り出す。 日本列島は冬型の気圧配置になり 四国山地は初雪が期待出来るかな。 ◆仁淀川を遡る 予定していた山域は 林道の崩落により断念し 行き先を筒上山に変更した。 自然相手だから仕方ない。 ◆吉野川を遡る T…

tochiko居ぬ間の一輪挿し 悲しんでいるあなたを愛する

リンドウ(竜胆) リンドウ科リンドウ属の多年生植物 花言葉:「悲しんでいるあなたを愛する」「正義」「誠実」 本州から四国・九州の湿った野山に自生する。 花期は秋。花は晴天のときだけ開き 釣り鐘型の綺麗な青紫で 茎の先に上向きにいくつも咲かせる。 …

台風一過の梶ヶ森 口福

梶ヶ森の頂上に続く 稜線の自然林にあがれば ツツジの紅葉が迎えてくれた。 ◆居場所に帰る 双耳峰である梶ヶ森は なだらかで広い山頂部を持ち 鳥囀る広葉樹林を抜ければ 笹とススキの高原が待っている。 「今日は風もあるし 頂上はえいろう」 もちろん異議は…

台風一過の梶ヶ森 錦色

山麓の宿坊跡にある 気温計が示していた5℃は 私にとって丁度いい気温だった。 ◆宿坊の跡 「ちょうどいい色合いですね」 四国山地の内部にある梶ヶ森は 台風の被害が少なかった様で 枝に残る葉が錦色を見せてくれた。 ◆祈りの山 信仰の山であった梶ヶ森には …

台風一過の梶ヶ森 出流

水音が聞こえる。 私達は大蛇に化身した娘が 住んでいると言われる滝に下る。 ◆滝のこと 轟々と流れ落ちる龍王の滝 頂上付近より湧きだした水が 巨大な岩を削り落差20mを下る。 台風の後でもそれほど増水していない。 それは落葉樹林の 保水力のお陰だろうか…

台風一過の梶ヶ森 黄葉

台風が通り過ぎて 大陸から寒気を引っ張り込む。 四国山地は初雪かもしれないなぁ。 ◆暗雲流れる 強い冬型の気圧配置となる日 北風を避ける事が出来る梶ヶ森へ 紅葉を求めホーリーくんと 山猫さんと訪れることにした。 和宏さん 梶ヶ森は雲の中ですね。 ◆秋…

tochikoな休日 街角

ここに引っ越して 1年経ちました。 投票所こっちやったでね。 普段通らない道を歩いていたら 小さな小さな喫茶店を見つけました。 7時からやりゆう・・・(*^o^*) モーニング食べて帰ろう! とても感じの良いママさんが 笑顔で迎えてくれました。 「あと何…

寒露の剣山 帰り道

「そんなこと言うてくれるのは あんたらぁだけじゃわ」 ここで温かい時が過ごせるのは ヒュッテの皆さんのおかげですから。 ◆帰るとき これから季節は秋から冬に変わる。 11月の予定はすでに埋まり始めて 小屋閉めまでに来ることが出来るかどうか。 でも年末…

寒露の剣山 温まる

山頂部にある剣山本宮 宝蔵石神社の鳥居を潜り 私たちの居場所に帰る。 ◆剣山頂上ヒュッテ 「立派な山小屋やいか!」 RYOは剣山は初めてやったね。 さあ 出番が来たぜよ。 ◆荷を降ろす まずは乾杯!! RYOとは久しぶりの山やに 天気予報外してごめんよ。 「…