猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

彼岸の奥物部の森 木の実

登り口の開いた空には秋空の下に夏の積雲があった。 動きは遅いが午後は用心だな。 ◆登り口のこと 「降りそうですかぁ」 登り口の気温は20度随分秋らしくなってきた。 入って決めようか。 ◆林道のこと さあ 行こうか。 奥物部の森への山道は古の峠に続く林道…

tochikoな山歩き 半月

今日は小望月月の出が早いから東の空に浮かぶ月を 眺めて帰ってきました。 先週の秋分の日上弦の月を眺めるはずだった森泊では月を望むことはできなかったけれど ランタンの灯りが優しく森を照らしてくれました。 月の出が昼間だったから西に沈んじゃったん…

彼岸の奥物部の森 茶の花

秋雨前線が南下し日本海側を中心に日差しの届くものの前線の影響を受ける九州南部や上空の気圧の谷の通過によって大気が不安定な関東を中心に雨の可能性がある。 ◆空を見る 翌日は広く高気圧に覆われ西日本から北日本で秋晴れとなる。ただこれはあくまで計算…

白露の加持ヶ峰遊山 苔の花

修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝の頭に上がった。 ◆滝頭の風景 滝頭の上の二段の滝が見せる四季折々日本画の様な風景が僕の楽しみの一つだ。 いい枝振りだよなぁ。。。 苔の花が咲いた。 苔の花は実際は花ではなく雌雄の生殖…

白露の加持ヶ峰遊山 紫の花

梶ヶ森を望む山麓歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院の宿坊遍照院でいつも腰を下ろし休憩する。 ◆深山のお寺 「気持ちいい 汗を掻いたね」 遍照院の軒下は21度。次はもっと涼しいだろうな。 「栃の実が出来ちゅう」 休んでいる間もボトボト落ちてくる。 殻…

白露の加持ヶ峰遊山 木の実

「ここから見る 滝もえいでね」 落差20mを流れ落ちる滝。 いい風景だよなぁ。 ◆大岩を登る 龍王の滝が流れ落ちる地形を成す大岩の右岸を登り滝頭に上がる急な斜面を上がる。 「これを 森の花火という」 栃葉人参や天南星が今年の実を結んでいた。 ◆滝頭の上 …

白露の加持ヶ峰遊山 薄の花

「斜陽になった」 地軸が秋に傾き始めて暖色系の陽射しが射してきた。 森も秋に向かい始めたな。 ◆登り口のこと 今日も静かな登り口。気温22℃は晩夏の頃の気温で気持ちいい夏の汗を掻けそうだ。 彼岸に入ればアブも終わる。 「ススキが咲いた」 イネ科で稲に…

tochikoな山歩き 木の祭り

まるでお祭りのような道でした。 足元の木の実の周りは動物の足跡ばかりで 共に生きる命たちの冬支度を手伝っているようでした。 奥の院で休憩していると「ドン!!」崩れかけたトタン屋根を叩く大きな音が 下を見ると栃の実でした。大きさは養える樹木の風…

白露の加持ヶ峰遊山 稲の穂

秋雨前線が日本海に停滞東北では雨の降る所がある。秋雨前線の北南に高気圧があり北は秋、南は夏の空気となる。 ◆空を観る 地軸が秋に傾きはじめて土佐は朝夕涼しくなってきた。 「暑さ寒さも彼岸まで」彼岸の入りに寒気が降りてくる。 この夏と秋の押し合い…

中秋に入る三辻の遊山 蟬時雨

「見て! 珍しい三つ子」 今年も栃は実りを迎え沢山落としてくれるだろうな。 ◆木の下のこと 「このブナも 大きいでねぇ」 今年ブナの実は少ない様で生き物は冬備えしっかしなきゃな。 「団栗の殻と 足跡がいっぱい!」 栃の木の下は多くの命が集まる処。 ◆…

中秋に入る三辻の遊山 山の霧

近道が三辻山登山道に入り植林の合間に笹床が現れたら工石山から続く主稜線は近い。 ◆稜に乗る 「モミジガサの 実やろうか」 植林と自然林の間の環境には極相林に入れない命が根を張れる。 植林を抜け稜線に乗った山道は土壌が乏しい稜線に根を張れるリョウ…

中秋に入る三辻の遊山 秋の雨

山間部の複雑な地形は湿った空気がぶつかりやすくぶつかれば雲となり雨が降る。 これも局地的な収束帯。 ◆杖塚のこと 「傘要らんくらいやね」 昭和の自然休養林の公園施設杖塚に降る雨は優しかった。 開けた杖塚の空を流れる雲は緩やかで時折薄陽が射してい…

中秋に入る三辻の遊山 釣舟草

山間から降りはじめた雨は登り口に着いた時に上がった。見上げた空の雲は穏やかに流れ今日は降ったり止んだりだろう。 ◆登り口のこと 「涼しくなったね」 登り口の気温は21度。優しい変化の風吹く曇り空。 アブの季節も終わりかな。 「釣舟草咲いたね」 ツリ…

tochikoな山歩き 禾乃登

禾乃登(こくものすなわちみのる) 田に稲が実り稲穂が色づきづいてくる頃 しばらくぶりに訪れた奥物部に実りの時期が来ていました。 「何週間ぶりだろう」 結実して実を落としているMothertreeを想像しながら歩くかよう道にも 水の流れが彩りを添え 森は秋…

中秋に入る三辻の遊山 葛の花

沖縄の南から北上してくる低気圧に伴い西日本の太平洋側に南から暖湿流と北の寒冷渦が入り四国は不安定な天気になりそうだ。 ◆空を観る 台風が発達せず上陸前に熱低化。台風と分離した降水域が東岸を北上。偏西風の南北の蛇行が大きいとこんな現象が発生する…

初秋の奥物部の森遊山 蟬の殻

かよう間に一度建て替えられたこの東屋にも色んな人や風景の思い出がたくさん詰まっている。 ◆森の中のもう一つの森大人は焚火を囲んで酒を酌み交わし子供らは夜の暗さ怖さ楽しさを体験し四季折々変化する自然の命らから多くの気付きと学びを共に頂いた。 山…

初秋の奥物部の森遊山 緑の蔭

両側の山が迫った林道は古の峠に上がる終点に近づき渓から吹き上がる風が心地よい。 ◆渓へ下る 林道の果ては南北の山が迫る東の稜線に向かう渓が始まる処。日照時間が短いためだろうか一面に苔が広がり生えている。 終点手前の道標から林道を別れ渓へ下る山…

初秋の奥物部の森遊山 ひがら

「飛沫が涼しいねぇ」 山に降った雨は海に下る。その流れは隆起した地形を刻み飛沫となっても命を潤してくれる。 ◆水のこと白髪山山腹を削った林道を横切るいくつかの渓筋は林道を崩すこともあるが穏やかな時は涼風となる。 「栃の実が 出来ちゅうで!」 水…

初秋の奥物部の森遊山 蟾の子

過去幾度も土砂崩れにより通行止めになった西熊林道も今年は大雨による影響はなく40年通う森の登り口に着いた。 ◆登り口のこと 「アブもいないね」 静かな登り口の気温は19度気温が下がったせいもあるが大雨は多くの命を流してまう。 「虫食いが少ない」 も…

初秋の奥物部の森遊山 柚の実

台風は先島諸島方面へ進む。北日本から西日本にかけては高気圧圏内となる所が多いけど暖湿流で崩れるところもある。 ◆空を観る 高温水域の台風が発達しないか。トリプル台風はなぜ北西進するのか。天気の骨格に大陸の寒冷渦が本格参入。なんだかんだ季節は進…

処暑の三辻の森遊山 秋の風

夏を耐えた樹々が葉を落とし森のまほらを護る様にどっしり座る祠のあった大岩が姿を見せ始めた。 ◆森の中のもう一つの森 「まほら」とは「マホ(真秀)」に漠然と場所を示す意の接尾語ラの付いた優れたよい所の意。 「蟬時雨止んだ」 僕がこの森のまほらと感…

処暑の三辻の森遊山 法師蟬

「ツクツクボウシが 上手に鳴きはじめたね」 蟬時雨のしんがりを務める法師蟬が夏の終わりを告げていた。 ◆赤良木園地 「落ち着くね」 いつも昭和の園地で休憩する。この忘れ去られた園地に流れる法師蟬の音色のなんと綺麗なことよ。 ◆三辻の森 三辻山の北斜…

処暑の三辻の森遊山 秋の雲

いつも杖塚で空を観ている。 低層を流れる夏雲の積雲の雲底が暗くなってきたようだがまだ2~3時間は大丈夫かな。 ◆杖塚 四国上空に太平洋高気圧の南側を延々旅してやってきた寒気が流れ込んでいる。 このスケールの大きさは驚くばかりだ。 風が涼しくなったろ…

処暑の三辻の森遊山 秋の鳥

「秋色の空」 標高約900m登り口の空には高層雲と夏の積雲がゆっくり流れ季節の移ろいを感じることが出来た。 ◆登り口のこと 静かな登り口の気温は22℃。先々週から2℃気温が下がって今日は爽やかな汗が掻けそうだな。 「ソウシチョウや!」 スズメ目チメドリ科…