猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな山歩き 緑影

スイカズラが目立つ道から始まる ほんの一滴の蜜の甘さは子供の頃の思い出です。 いつもの休憩場所でイボタの花が咲いていました。 蝶や蜂が忙しく飛びまわっています。 いつも空を眺める場所なのにこのような小さな花を認識していなかったように感じます。 …

河童の日々遊山 ババグーリのトラベルコレクション

「 着心地の良さと動きやすさに加え 旅への期待をいっそう高めてくれる色使いや プリント使い。様々なシーンに寄り添う 旅の相棒となるものが見つかるはずです。 ◆雨の休日 行先は世界の反対側 憧れの地、懐かしいどこか・・・。 旅へと誘うババグーリの トラベ…

芒種の加持ヶ峰遊山 蛙の子

祖先が真理を求めた大岩に架けられた鎖場を登り真の清水が出流森を目指した。 ◆滝頭に上がる 真名井の滝頭にはもう一つの滝があり季節毎の掛け軸の様な風景を見せてくれる。 涼しげな風景になったな。 「えい風が吹くねぇ」 いつも休憩する大岩頭の昭和の東…

芒種の加持ヶ峰遊山 栃の花

歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の支流湧き出す深い処にある。 ◆深山のお寺 「涼しいね」 風が吹き上げ気温は15℃登り口から2℃下がった。 晴れたらまた下がるな。 ここも流れ込んだなぁ。 「ガラスが割れちゅうで!」 背後に山を背負ってるか…

芒種の加持ヶ峰遊山 山清水

「囀りが賑やかやね」 この山の特徴でもある落差20mの滝を成す大岩の右岸を巻いて滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 梶ヶ森にはこのような大岩が稜線近くまであるのが独立して聳えた由縁なんだろう。 ミソサザイとルリかな。 龍王の滝頭には上部二段の滝が流れ込む…

芒種の加持ヶ峰遊山 二人静

「若葉が一人前の青葉になった」 禾のある穀物を播く時期の意。田植えが始まり梅雨めいてくる。 芒種らしい森になったな。 ◆登り口のこと 「お山は曇りやね」 標高約900m静かな登り口気温17℃は平年より少し低い位。 撮影にはいい感じやろう。 「今日も赤翡翠…

tochikoな山歩き 花の後

駐車場までは大雨の後の土砂を除いた道を通ってきました。 いつもより浮き石が多い道を歩く 昔会った里人はゴウゴウと濁った川を見ながら「大雨が降ったらこんなもんよ」と笑っていて 厳しい自然も恵みであることを教えてくれました。 いつもの道は水が流れ…

芒種の加持ヶ峰遊山 紫陽花

前線を伴った低気圧が接近し北や東日本は広く日差しが届くが西から下り坂で午後は雨になるかも。 ◆空を観る翌日、本州の南を低気圧が東に進むため西日本は広く雨が降り九州や太平洋側では降り方が強まったり雷にも注意だろうなぁ。 寒気予想図が春秋ものに変…

仲夏に入る三辻山遊山 満天星

「シロドウダン咲いたね」 ツツジ科の落葉低木。満天星春、若葉と共に壺状の花を多数下垂する。 クマンバチも忙しそうだな。 ◆調和すること 極相に向かう森では様々な種が根を張り「競争している」が今までの合意だったが「助け合えるか観ている」としないと…

仲夏に入る三辻山遊山 山滴る

植林を抜け主稜線に乗る。風が強い稜線は土壌が乏しくリョウブやツツジなど菌根で共生できる木々が根を張る。 ◆赤良木園地 「一本するろう」 稜線から緩やか下った山道は昭和の頃の忘れられた園地に至る。 頂上に上がってもうや。 赤良木園地は山頂直下にあ…

仲夏に入る三辻山遊山 夏の空

「気持ちいい空やね」 空は登り口と変化はなくまだ寒気の動きはないようだ。 風がえい感じや。 ◆杖塚の空 季節は正確に仲夏に移ろうがこの後高い山で雪を降らせるような下層寒気が北海道上空まで南下する偏西風の大きい南北蛇行は続きそうな。 「鳥の群が来…

仲夏に入る三辻山遊山 散る花

登り口から見上げる空には陰影がない薄く太陽光を透かす氷の結晶で成る巻層雲があった。 ◆分け入る 静かな標高約900mの登り口気温16℃は平年より涼しくこれも今夏の特徴だろうと思う。 さあ 行こうか。 ◆林道のこと 「めっちゃ茂った さらに暗くなった」 山道…

tochikoな山歩き 空の色

かよう三辻山はたった二週間で緑が茂り薄暗くなっていました。 木々の葉からこぼれた太陽の光がスポットライトのように草木を照らす このような時葉の上を観察すると小さな昆虫に出会います。 日の当たる杖塚に出たら野鳥の囀りに囲まれしばし野鳥観察 コガ…

仲夏に入る三辻山遊山 嵐の後

元台風の低気圧は東の海上に離れ前線は日本のはるか南海上へ南下し日本付近は日差しが届く見込みだが四国も多少は寒気の影響が入りそう。 ◆空を観る翌日大陸から寒気を伴った低気圧が接近し上空に強い寒気を伴った低気圧が本州に。また大気の状態が不安定に…

小満の加持ヶ峰遊山 山清水

修験場であった事を伝える鎖場に架けられた階段を登り真名井の滝頭に上がった。 ◆修験場のこと 滝頭の二段の滝が見せる四季の風景を楽しみにしている。 木が一本倒れ掛かったがこれも自然の一期一会だろう。 「これ かみきり虫?」 滝の側でジッと動かない。…

小満の加持ヶ峰遊山 橡の花

歴史を1300年溯る定福寺。その奥ノ院は佐賀山谷川の枝沢湧き出す深い処にある。 ◆深山の寺 いつも軒下を借りて一休みする奥ノ院の宿坊だった「遍照院」はユースホステルとしても賑わった。 「栃の花が落ちてきゆで!」 休んでる間もポトポトと森のシャンデリ…

小満の加持ヶ峰遊山 谷の風

この山の特徴でもある落差20mの滝を成す大岩の右岸を巻いて滝頭に上がる。 ◆滝頭のこと 梶ヶ森にはこのような大岩が稜線近くまであるのが独立して聳えた理由なんだろう。 「若葉がえい感じ」 初夏の渓には若葉だな。 龍王の滝の頭には大岩が堰き止め出来た釜…

小満の加持ヶ峰遊山 水恋鳥

「稜線まで茂ったね」 寒暖の合間に雨もよく降って今年はどの森も芽吹きが良かった。 まだ新緑は楽しめそうだな。 ◆登り口のこと 今日も静かな登り口は風もあり気温20度は平年並み。森の中はもう少し涼しくなるから夏のウェアでちょうどだろう。 さあ 入って…