2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
三嶺つ〜かまえた! 白く張り出した尾根に 天狗岩だけが黒く 腰を据えた三嶺はいつもより大きく感じました。 八っちゃんともそして三嶺にも 久しぶりだね。☆その日 河童がソフトシェルを破きました(汗 予想以上に氷と雪の付着した急登で アイゼンを引っかけ…
夜の青から朝の茜色に向かう 空のグラデーションが肌寒い空気の中に 山のシルエットを浮かび上がらせる。 ◆朝のひととき 私は朝が一番好きです。 それは山に居ればなおさらのことで いつもより早く目が覚めて空を仰ぎ 火を熾す時は至福のひとときです。 ◆神…
雪雲は1,800m付近を流れる。 四国の主稜線はまだ人を拒む様に 雪が硬い氷となり頂を覆っていました。 ◆Last attack 凍り付いた地に新雪が乗る斜面に 慎重にステップを刻みながら 一歩一歩確実に頂に向かいました。 ◆彼方に見える 南に抜ける強い風が雲を散ら…
高知市は22日桜が開花しましたが 奥物部の最深部にある「久保影」集落は 梅がちょうど見頃を迎えていました。 ◆花冷(はなびえ) 桜の花が咲く頃の冷え込みを言う 私の好きな日本語の一つ「花冷」。 山の入り口に居らっしゃるお地蔵様も この日の「花冷」に…
本場ヨーロッパでも少なくなった 一枚の革から登山靴を作る職人が巣鴨にいる。 以前からずっと気になっていた「ゴロー」 遂にその職人にオーダーする機会が訪れました。 ◆職人のこと 「どこに行きたい?」 その問いから始まる匠の靴づくりは 私の両足を正確…
春分の日の午後、これから明日出しの仕事を片付けるため 事務所に向かおうとしたとき、河童ちゃんから電話…。「今から30分ばぁ付き合わん? デジカメを買うき、ちい(私)のカメラ(これは河童ちゃんからのお下がり(笑)) を下取りにだして、今使いゆうの…
去年の春に植えた柚子の木畑。 雪囲いの周りは菜の花が沢山咲いていました。 寒さから守ってくれた稲藁も もう脱げるかな。 ☆春一番の恵み 裏山では 顔を出したばかりのふきのとうが ぽつぽつと並んでいました。 「ふき味噌が食べたいっ」 と姉のリクエスト…
どちらの御仁が残してくれたのか 頂に鎮座する「やっほー地蔵様」が 満面の笑顔で迎えてくれました。 ◆頂から望む 地蔵様がヤッホーと呼びかける先には 美しいグラデーションで重なりあう 山並みの彼方に母なる海があります。 ◆里の恵みを頂く この頂でお地…
「河童ちゃん、樒の蕾が膨らみゆぅで。」 有毒であり鹿が嫌うシキミが 殺風景とも言える風景に色を添えていました。 ◆回復すること 伐採に遭ったのかガレ場の多いこの山は 土壌が無くても根に根圏微生物を養い それらが作る窒素で生きることが出来る 樒やリ…
「河童ちゃん。ミツマタが咲きゆぅで!」 今シーズン40頭以上猪を仕留めたと言う 熊のようにゴツイ体の山猟師Kさんが 咲きかけたミツマタを観て喜んでいました。 ◆自然と共に生きてきたこと 猟師が生き物を滅ぼした歴史はない。 それは無意味な「殺戮」で…
まだ夜明け前を走っている ジョギングコースを休日歩いてみたら 河川敷には菜の花たちが咲き 今年の春の始まりを見ることが出来ました。 ◆春始まること 「芽生えてくる命は、どれも尊いものだと思います。 こうして生かされていることには、きっと意味がある…
今日は、3月に入って一番忙しい日でした。卒園用のお弁当のご注文がこの日に集まり(だいだい同じ日ですが) 計4つのお幼稚と保育園のお弁当を作りお届けしました。仕事は昨夜からぶっ通し…。 いまはふらふらの状態です。明日もう1つお幼稚のお弁当のご注…
ある日の朝 少し寄り道をして木蓮の花を見に行きました。 いつもの年より少し遅かったけれど長い冬を越え 今年も大輪の花を咲かせていました。 通勤途中の街の風景には 様々な命が息づいています。 命に大きさも形もありません。 思いやりは 想像力 命は 奇…
一輪の花に会いに来た遊山は 先人が残してくれた尊い言葉が 私の心を巡っていました。 ◆天災は忘れた頃にやってくる 比較的安定している西欧の自然と違い きわめて不安定な日本の自然は 予測のつかない脅威をひきおこす。 日本の脅威の典型は地震、津波、台…
春先の山でよく見かける 「Snow rose」と呼ばれる雪の花は 湿った雪の斜面を雪が転がり造る 春を告げる一期一会の風景です。 ◆Snow rose 落葉して冬眠する広葉樹林。 その寂しい風景にも花は咲きます。 ◆雪が咲く 固い雪に覆われた群生地で 福寿草を諦めた和…
2011年の和宏花巡礼は 梅の花が咲き春の訪れを告げる 日本三大秘境「祖谷峡」から始まります。 ◆春求め 平家の隠れ里として知られる祖谷の里。 その厳しい環境と共に生きてきた山間集落に 温かい春の朝陽が差し始めました。 ◆寒峰 山に春の始まりを告げる 福…
自然に逆らうことが出来ない 私達も自然の一部だから・・・。 しかしあまりにも悲しすぎます。 いま悲しみと不安の中にある方々に 一日も早く安寧の日々が訪れますよう 心から願ってやみません。 仏説摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照…
今日、東北地方で大きな地震がありました。 関東の方もかなり揺れたようですが 皆さん大丈夫でしょうか?余震もかなり起きているようですね。 先ほどラジオで国内最大規模だと言っておりました。 大きな被害がでなければいいのですが… お店は3月に入ってから…
そこには三年前 心の目で見た風景が広がっていました。 丹沢は 忘れられない 特別な思い出の山。 2008年3月 >以前交わした約束がある>鍋割山で、「鍋焼きうどんを一緒に食べよう」 ようやくその日が来ました。 食う寝るマスターときぬさんの心躍る企画は …
河童と二人の前々夜祭は 新宿の ライオンビアホールでした。 その晩に 「明日はホテルまで迎えに行きますよ〜♪」と 親指姫こと江戸っ子きぬさんからの嬉しいメール。 ありがとー(^o^)Vということで 翌日はお言葉に甘えることにしました。 ☆巣鴨へ 「あ〜よう…
塔ノ岳に続く道は 稜線を忠実に沿ったブナの森。 溶けた早春の雪で足下は緩いものの それもこの日の一期一会です。 ◆再会の森 まだ冬の眠りにあるブナの森。 その踊る様なシルエットの向こうに 残雪を纏った丹沢の山が座る。 いい風景だなぁ〜♪ ◆再会の約束 …
食うちゃん主催前夜祭明けの土曜日は 晴天の富士山が迎えてくれました。 この風景が見たかったんだなぁ〜♪ ◆鍋割山を目指して 鍋割山を目指す14人の山行は 春浅い丹沢の林道歩きから始まりました。 ワイワイガヤガヤこの感覚も何だか懐かしい。 温かく明るい…
朝、丹沢の山小屋を出発した私達が 夕方自宅でこの日記を書いている。 そして何よりみんなにすぐ会える。 悪魔の乗り物もたまには良い・・・(苦笑) ◆嬉しかったこと 辺境の島の妖怪をいつも快く迎えてくれる このblogで繋がった大好きな仲間達がいること。…
今日は3月3日ひな祭り。河童とTochikoはブログで知り合った東京メンバーのもとへ 遠征に出かけました。 河童ちゃんは大丈夫か…。 実は河童ちゃん、飛行機が大の苦手…(笑) 乗る前はきっと大変なことになっているでしょうね。東京遠征楽しんで来てね。 とい…
空に向かって歩く そんな感覚でした。 稜線に顔を出し視界が開けたら 自然と身体が軽くなっていました。 「頂上に行きましょうか!」 和宏さんと河童に甘えて 三人でピークまで行く事にしました。 ☆頂上へ こんなに広かったっけ・・・。 雪化粧をした広い笹…
「おやつです!どうぞ〜♪」 でたっ!ハンバーガーの様な“どら焼き” 前回も頂いてファンになってしまった 讃岐の菓子の逸品です(笑) ◆歓声あがる そんな歓声が真澄の空に響く 白い稜線は本当に気持ちいいものでした。 ◆雪の食卓 長い尾根の先にある頂上手前…