猿板

遊山黒子衆SARUの記録

台風一過神無月の剣山 頂の風景

「風が息してないね」 頂上部の稜線に上がる。ここから急に風が強くなり平均10m瞬間最大15mはあった。 ◆空に上がる テントなら大変だったな。登山口はあれほど穏やかだったが風が吹き上がる山頂は別もので笹は風に打たれ木は大きく揺れていた。 ◆居場所に帰…

tochikoのかよう道 残光

太陽が照らす月西に見える月の入りが1日ごとに遅くなっていることを実感します。 その後ろから追いかけるように街に注ぎだす太陽の光 何気ない日常に感謝しながらのかよう道です。 山間部は少し遅れて太陽が差し込みます。 だいぶ色づいてきたなぁ。 仕事を…

台風一過神無月の剣山 風の風景

毒を持つツキヨタケ。海水を攪拌して東へ進む台風が過ぎれば気温も下がり茸たちが元気に生えはじめるだろう。 ◆台風のこと 風も水も森には必要で台風は森を元気にするものだが水力や風力発電は森の元気を奪う。 ◆西島に上がる 西島神社の大岩を登り山道は森…

台風一過神無月の剣山 雲の風景

台風の様子を見るため出発を遅らせ登山口には昼に着いた。 まつうらで昼にしようや。 ◆民宿まつうら 「台風でも来ましたか! でも風も雨も大したことないね」 空とにらめっこして来ましたよ。大好きな焼き飯食べて行ってきます。 四国は無難に過ぎそうだが東…

台風一過神無月の剣山 分け入る

私が月を見ていた時の衛星写真。乾いた空気を巻込み眼は小さくなり四国はすっぽり台風の雲に覆われたが雨も降らず風速は2~3m位だった。 ◆空を読むこと 遊山出発予定の朝。台風は四国の南を過ぎこのアウターバンドなら雨も風も強くはないだろう。 tochiko 出…

秋分の梶ヶ森遊山 山の口福

標高1400mの独立峰双耳峰の梶ヶ森山頂部はなだらかな稜線の上にある。 ◆稜線の森 四国は標高1200mで亜寒帯の植生域にはいり橅などが生きる森がある。 ◆和宏さんの山食堂 いつもの避難小屋でお昼を頂くこととした。 今日も頂上はいいでしょう(笑) 「サンマ…

秋分の梶ヶ森遊山 還る場所

いつもの休憩ポイント定福寺奥の院でザックを下ろす。かつてここは宿坊として賑わったところ。◆一息つける 「持って来ちゅうきね」 途中で拾った山梨もそえて今日も和宏さんは置き土産。 ◆信仰の場 「今日はどこ通る?」 今日も山頂への最短コースゴロゴロ八…

tochikoな日常 遠方より友来る

今週は信州の友人が 友達を連れて我が家に来てくれました。 広島に行く予定だったのでせっかくだから会いにきました。 ってそう言っていただけることが何よりのお土産です。 翌日はどこを案内しましょ?じつは梼原に行ってみたいんです。 え?私の故郷ですけ…

秋分の梶ヶ森遊山 森の風景

「明るくなったね」 今年四国に幾つか台風が接近しその強い風で木々の葉が落とされ随分空が見えるようになった。 ◆水を溯る 今年は梅雨入りが遅く木々が葉を出す頃少雨で森は緑色は薄いままで秋を迎えようとしている。 「紅葉は一雨ごとにすすむよ」 仙人池…

秋分の梶ヶ森遊山 水の流れ

登り始めは杉檜の人工林。その薄暗く単調な風景の中でも秋の澄んだ空気を感じる事が出来た。 ◆秋の気配 ほどなく山道は明るくなりはじめた自然林の中に分け入る。 道端には秋を告げる花が揺れ木々を土に還す菌類が目覚め始めた。 ◆龍王の滝 緩やかに登った山…

秋分の梶ヶ森遊山 分け入る

低気圧は北日本を通過しオホーツク海へと抜ける。大陸から高気圧が張り出し西高東低の気圧配置となる。 ◆快晴の朝 北の高気圧に向かって和宏さんとtochikoと共に大豊町の梶ヶ森を訪れた。 目指す山が現れる。 「今日は空気が澄んじゅうね」 ◆実るころ 豊永か…

雨の予報の家から遊山 鷲尾山

山道は薄暗い植林を下り鷲尾山へ登りが始まる鞍部に降りる。ここには誰かが作ったベンチがあり休憩するにはちょうどいい。 ◆最後の登り 高知市南部に横たわる南嶺。そのほぼ中心にある鷲尾山は土佐藩の薪を賄うお留め山であったが今は戦後に植えた杉山になっ…

雨の予報の家から遊山 里山道

高見山をふり返る。2017年この山を中心に約23㏊を焼失する山火事が発生したが1年半で回復した草は以前より元気な様に感じる。 ◆山火事は災難か ここに木が生えないのは昔から野焼きで山菜を摂っていて草木が焼けた灰で土壌は豊かになる。それものどかな時代…

雨の予報の家から遊山 高見山

高見山山頂に登る道と迂回する道との分岐に至る。ここから先は古い墓が多く江戸時代の年号も確認出来る。 ◆別れみち 高見山は土佐権守に任官されこの麓に居を構えた菅原道真の子高視の名が由来する標高163mの里山。 ◆山頂に立つ 古くから山火事を繰り返し木…

雨の予報の家から遊山 筆山へ

前線は東進し西日本太平洋側には高気圧の縁から湿った空気が流れ込み雨雲が発達し強雨や雷雨となる所もある。 ◆独りの週末 tochikoはイベントで私一人。深山の天気は不安定だろうから近くで足腰の鍛錬でもしようか。 ◆家からはじまる 午後の雨を回避して家か…

台風一過の剣山遊山 帰る道

夏に雨が少なかった山のこと順調に生えはじめた茸のことなど小屋のスタッフと話しているうちに風も静かになり薄日が差しはじめた。 ◆帰るとき 「この3連休は駄目でしたね」 笑いながら頭を掻く小屋の三代目。 自然相手だから仕方ないですね。 ◆行ってきます …

台風一過の剣山遊山 雲の道

山頂部で雲の中に入る。台風の渦の中心部はいくつもの積乱雲の固まりで雲頂高度は10kmを超えることもある。 ◆雲の中へ この時風速10mもなくむしろ涼しく快適に感じた。 「虫もおらんしね」 これも良い登山日和だよな(笑) ◆居場所へ 山頂の鳥居を潜り登りは…

台風一過の剣山遊山 風の道

「リョウブが倒れちゅう」 台風のせいか土壌のせいか自ら移動が出来ない植物は全てが大木になれるわけではない。 ◆自然であること 風が強いところは樅が残る。鳥や風が運んで根を張った植物はその場に合わないものは淘汰される。 ◆森を抜ける 山道は西島尾根…

台風一過の剣山遊山 森の道

これまでの台風報道もあり登山口は私達だけではなかったがこの時期としては静かだった。 ◆遠巻きの雲 台風17号は遠ざかり上空の雲の流れは昨日と比べずいぶん遅くなってきて時々青空が覗くようになった。 ◆雨が上がる 今朝の雨は強くなかったが森へ入る鳥居…

tochikoな山歩き 露

お彼岸の遊山は雲の中でした。 いつもの橅にキノコが生えていてやっぱりあったね! 何をするわけでもないが見つけると嬉しくなるもののひとつです。 台風の後の山道は水の道が大きくなっていて 風で煽られた枝や葉を乗せて流れていました。 自然の現象である…

台風一過の剣山遊山 ゆく道

台風は日本海から北日本へ進み雲の隙間から日差しが届いても一時的に強い雨が降ることがあり気温は高くなるだろう。 ◆台風のこと 台風17号は北東に広い巻込み雲を持ち南から強力なアウターバンドが流れ込む。この移動を考えると23日の四国はチャンスあり。 …

のろさんと奥物部遊山 秋の空

翌朝は快晴だった。大陸高気圧が張り出して空気が澄み日差しは強いが街でも朝夕涼しくなるだろう。 ◆朝仕度 昨夜の寄鍋を活かしてtochikoが朝食の準備を始める。勿論身体が温まるおじやだ。 動物は長年食べてきた食物で身体が出来ていて勿論日本人はご飯が身…

のろさんと奥物部遊山 寝待月

はじめてここで泊まったとき身体が大地に吸い込まれるようなとても深い不思議な眠りを体験した。 ◆焚火楽し いい熾火が出来たようだそろそろ米を焚こうかねぇ。炊爨は薪で焚くのが一番いい。熾火の遠赤外線で旨く炊き上がる。 ◆待つとき 日暮れが近くなり森…

のろさんと奥物部遊山 薪拾い

大栃の根元で休憩のあとカヤハゲの山道を歩きはじめる。ここも土壌の流出が止まらない様で道が解らない箇所が増えている。 ◆倒木のこと 「これは前回なかったね」 30年以上ここを歩いているがこれ程の頻度での倒木を見たことがない。 笹床を失った森はこれか…

のろさんと奥物部遊山 森の道

秋を感じはじめた古い林道から渓へ下り奥物部の森に分け入る。 ◆渓へ下る 物部川の支流長笹谷は白髪山とカヤハゲの間を下り堂床谷から本流に合流する。 谷筋は風の通り道となり涼しい風が吹き抜ける。 「この橋は長持ちしたねぇ」 これも土石流の度掛け替え…

tochikoな山歩き 実り

林道に秋の花が目立ってきました。 二人を振り返ると撮影するのに忙しい 笑 ザックの中には後輩が故郷の棚田で作ってくれた特別なお米を入れてきました。特にテント泊でご飯は欠かせない。 心とお腹に沁みる味です。 向かった香美市の稲も色づいていました。…

のろさんと奥物部遊山 秋気配

稜線に積雲が現れた。積雲は主に日射によって地表や水上の空気が暖められる上昇気流によって発生する。 ◆夏の終わり 「また崩れちゅうねぇ」 この山腹を削り取った林道は幾つかの沢筋を横断していて過去の大雨で幾度も崩れている。 「仕方ないねぇ・・ よっ…

のろさんと奥物部遊山 ゆく道

日差しがあっても雲が多く昼間はまだ蒸し暑い。ニワカ雨の可能性があり稜線は避けたいかな。 ◆空を見る 大阪ののろやまさんと久しぶりに奥物部の森を訪れた。この天気だから森で焚火でもしようか。 「良いですね!」 ◆分け入る 物部川を溯る国道を走り村境峠…

白露の剣山遊山 山上の風景

さほど雨に遭うことなく雲に覆われた山頂の鳥居を潜る。 台風が引き込む雲は読めないなぁ。 ◆居場所へ帰る 「ちょっと 身体冷やしていくき」 頂は湿度が高いようだが涼しい風が吹き上がり気持ちいい。 ◆祝われること 忘れ物をすいませんでした。 「まあ 駆け…

白露の剣山遊山 霧雲の風景

山腹の森に入り登り始めの雨は次第に止み山道は霧に覆われてきた。高山は層雲を留めることがある。 ◆森を抜ける 剣山の広大なブナを護る風に強い樅の住み処を過ぎ山道はいったん神の森を抜けなだらかな山頂を覆う笹原に出る。 この天気のせいだろう西島リフ…