猿板

遊山黒子衆SARUの記録

大雪の国見山遊山 山を見る

仲冬は初冬に続く約30日間大雪と冬至の節気にあたる冬半ば。寒さもだんだんと厳しくなり熊も冬眠のため自分の穴に隠れる。 ◆静かな風景 冬の風景は雪や霧氷だけでなく落葉した木々の越冬芽も森に色を添えこの風景を美しいと感じることも祖先が残してくれた遺…

大雪の国見山遊山 霧氷の道

「一本しようや」 国見山の頂上部は標高1200mを超えるなだらかな稜線がある。 ◆自然林の道 その亜高山の稜線には伐採を免れた山毛欅などの落葉広葉樹たちが根を張ってる。 ◆霧氷咲く 「着いちゅう 着いちゅう!」 稜線の森の木々は白い霧氷を纏っていた。 ◆…

tochikoな山歩き 霧氷の欠片

やはり頂上付近の北斜面には霧氷がついていました。 登ってみないとわからない 防寒着を背負って歩く穏やかなはじまりでしたが 時折吹く風に乗って霧氷のカケラが落ちてきます。 これだけ会えたら上等やね。 頂上からは白と青のやわらかな色合いの中に瀬戸内…

大雪の国見山遊山 雪を踏む

防寒着は要らないね。 山歩きはすぐ身体が温まるため少し寒い位で登り始めるのが良く汗を掻くと逆に冷えてしまう。 ◆風の流れ 今まで北日本に雪が多く東から西日本が少し暖かいのは偏西風の蛇行の影響であり今冬も昨年と同じ流れをしている。 ◆残り雪 登り始…

大雪の国見山遊山 冬を求め

冬型の気圧配置は緩むが本州南岸には前線と低気圧があり西日本では太平洋側を中心に雨の降ることがあるかもしれない。 ◆大雪に入る 四国は曇りの予想だが気温は低く山は降れば雪風向き次第で霧氷が期待出来る。 よし短時間で登れる国見山に行こう。 高知道か…

小雪の白髪山遊山 結

「やっぱり早いね」 傾斜がなだらかになると標高1770mの山頂は近い。 ◆主稜線に乗る 「三嶺 雪ないね」 山頂稜線に上がれば白髪山の北側が見える。 三嶺と西熊山が東西に張る標高1800m前後の尾根を今回の雪は越えなかった様で吹き出しが弱かったのだろう。…

小雪の白髪山遊山 転

「やっぱり白髪山はえいね」 雪が本気で降ると入れんきね。山道は東に深く切れ落ちた尾根を登り眺望が開けてくる。 ◆森を抜ける 尾根を離れ森を抜け広い山頂部を覆う笹原に出る。今日は雲一つ無い晴天で空に飛び出した気分になる。 ◆空に出る 広いと言っても…

小雪の白髪山遊山 承

白髪山登山口の標高は1400m。1770m山頂まで歩高差は少ないが冬本番になると降雪に阻まれここまで車の進入は難しくなる。 ◆登り口 しかし白髪山の魅力は冬にあると私は思っており初雪を聞き上がっておく事とした。 ◆亜高山の森 「暖かいね」 今日は天気もい…

tochikoな山歩き 初雪

白髪山の北側にある大岩のテラスからヌル谷のナロが見えます。 あそこのへこみがそうでねぇ。 三嶺の南斜面にはうっすら雪と霧氷がわずかに残り 剣山や次郎及の北斜面は白く雪が乗って 四国の山らしい冬の始まりでした。 さて、かよう道ではぼちぼちけあらし…

小雪の白髪山遊山 起

西日本は移動性高気圧に覆われ日本海側の天気も次第に回復し太平洋側は朝から穏やかに晴れる。 ◆青天の日 11月27日四国山地は初雪と初冠雪が観測された。私達は短距離で標高が稼げる奥物部の白髪山を訪れた。 ◆川を遡る 物部川に沿ったR195を走り30年通い続…

和宏さんの山便り 剣山の初雪

「気をつけて行ってきました。 行き帰り地元貢献リフトでね。」◆初雪のこと 四国山地初雪と初冠雪の翌日四国第二の高峰剣山に登った和宏さんから山の便りが届いた。 ◆積雪のこと 「石鎚山系、剣山系ともに 28日初冠雪になりました。」 「それっ 雪景色見に行…

小屋閉めの剣山遊山 夜明け

翌朝は穏やかな晴天前線は予報官泣かせと言うが天気予報は見事に外れたようだ。 ◆今日も朝 今回は天気予報のため半分以上がキャンセルとなったが山は来てみないとわからない。ネガティブ思考じゃ人生つまらない。 ◆目覚めるとき また一日がはじまる。この静…

小屋閉めの剣山遊山 黄昏時

日没には時間がある。まだ挨拶もしていない小屋でのんびり待つか。 ◆癒されるとき 「こんにちは ちょうどえぇ時間やな」小屋主の笑顔が迎えてくれた。 「今日が最後じゃ ゆっくりしたらえい」 ◆変化のとき 静かに剣山の影が山麓に伸び始めた。 そろそろ始ま…

小屋閉めの剣山遊山 冬青空

剣山西島尾根に立つ標高1715mリフト駅にあがる。ここは西に四国山地を望む休憩にはもってこいの場所。 ◆尾根に立つ 剣山から白髪山に続く尾根塔ノ丸の奥にどっしり三嶺が座る。麓に広がる枯れた風景が空の青さを引き立てていた。 ◆尾根の風景 リフト駅スタッ…

tochikoな山歩き 小屋閉めの小雪

今年もお世話になりました。 剣山頂上ヒュッテもいよいよ今期の小屋閉めです。 二十四節気のひとつ「小雪」木々が葉を落とす晩秋の山道から見上げると枝の芸術が澄んだ青空に描かれていました。 この時期は足下が明るい。 落葉が未だ霜にやられていないうち…

小屋閉めの剣山遊山 枯れ山

Tommyさんご夫婦とこの山で出会ったのは2016年。月日が経つのは早いものだ。 ◆穏やかな日 この時期としては暖かく南から積雲が流れ込むがほとんど風はなく穏やかで雨は降りそうにない。 ◆柞の森 すっかり落葉した剣山の森に分け入った。 落葉すると樹々の細…

小屋閉めの剣山遊山 秋の川

四国は太平洋側を中心に前線や湿った空気の流れ込みなど雨がパラつくことがありそう。特に日曜日は雨具が必携だろうな。 ◆感謝と共に 今年も何かとお世話になった剣山頂上ヒュッテの小屋閉めだけは何があっても行かねばならない。 大豊ICから降りたR32紅葉は…

初冬の工石山遊山 日向ぼこ

山頂から穏やかに下る標高1000mを越える稜線は亜寒帯の落葉樹が葉を落とし冬の陽射しが気持ちがいい。 ◆ハイキングフィールド 県民の森の工石山には様々なコースが整備されてそれぞれ体力に合わせて楽しめる。 ◆稜線の道 標高1200m付近を歩くなだらか稜線は…

初冬の工石山遊山 頂に登る

橋を渡り賽の河原に降りる。ここは工石谷が湧き出すところで高知市の水瓶鏡川の源流の一つとなる。 ◆川出流ところ 切れ込んだ谷に射す朝陽が楓を輝かせ落葉浮かぶ谷の水面に木々の影を映していた。 日向で休んでいこう。 ◆シャクナゲ道 賽の河原からの尾根道…

初冬の工石山遊山 冬日射す

この葉は山芋だな・・・あるあるムカゴが出来ちゅうででもここで取らず直販所で買おうな。 ◆一休み 杉林を抜け「杖塚」にあがる。ここは公園内の広場として整備されS42年全国初の自然休養林に指定された県民の森である事を記念する石碑がある。 ◆朝陽射す 杖…

tochikoな山歩き 北山越え

頂上から光って見えるのは土佐湾。 工石山は高知市からわずか30kmばかり 海側の南嶺から見るとこんな風に見えます。 北山の向こう真ん中のとんがりが工石山の山頂です(^^)/ こんな身近にありながら 暖温帯と温帯性の植物が交錯する豊かな森は 冬を越す常緑…

初冬の工石山遊山 秋惜しむ

北山山群の最高峰標高1176mの工石山は郡境となる赤良木峠を挟み標高1108m三辻山と向かい合う。 ◆斜陽の森へ 林道途中にある道標から山頂に至る山道に分け入り朝の涼しい空気の中に澄んだ冬の陽が射し込む。 ◆秋の名残 道端の草木には残花や実を結んだものが…

初冬の工石山遊山 川を遡る

低気圧や前線が離れ西から移動性高気圧に覆われ四国は広い範囲で晴れるが乾燥し朝は冷え込むだろう。 ◆散歩日和 冬の初めの気分転換に高知市の裏山工石山に変化の風景を求め訪れた。 ◆源流を目指す 高知市の北部土佐山へ。市境を越える山間県道を鏡川に沿っ…

立冬の剣山遊山 鎮

剣山頂上ヒュッテは1955年に開設され当初は平屋だった。2代目小屋主の新居綱男さんは50年以上剣山と小屋を守り続けてきた。 ◆温かいとき ここで聞かせてくれる経験は私が歩く山道の大切な道標となりご苦労が刻まれたこの手が大好きだ。 和宏さんは早速奥にこ…

立冬の剣山遊山 結

肌で風を感じながら登る山頂部に続く西島尾根の陽射しは冬のものに変わっていた。 ◆初冬の色合い 日本固有種のカラマツは日本の針葉樹の中で唯一落葉しその色も鮮やかで斜陽に映える。 山頂部付近は石灰層があり浅く根を張るマユミなどが生え植物はその環境…

立冬の剣山遊山 転

チーツーチー チーツーチー コガラの群がやって来た。コガラなど季節による移動をせず年間を通して同じ場所で暮らす鳥がいる。 ◆置き土産 スズメの仲間でも小さいコガラは冬でも里に下らず雪深い山中にいて和宏さんは今日も土産を置いた。 彼ら(彼女ら)は…

tochikoな山歩き 冬のはじまり

暦のうえではまさに今が冬の始まりですが そのことを実感する木々のシルエットでした。 北斜面でも光が届くようになりました。 今にも風に飛ばされそうな楓の葉が枝にしがみつき 冬に彩りを添えるマユミが 残り少なくなった紅葉の代わりに準備をしています。…

立冬の剣山遊山 承

劔神社の創建年は不詳。祖谷山開拓の際に大山祗命を鎮祀して祖谷山の総鎮守とした。 = 劔神社HPより = ◆神の山へ 剣山への山道は神社の石段からはじまりこの山を御神体とする神々の森に分け入る。 ◆照葉の風景 東から西島尾根を越えたおそい朝陽が森に差し…

立冬の剣山遊山 起

四国は上空5000m付近に-15℃の寒気が流れ込み高気圧に覆われ概ね晴れるが朝の冷え込みには注意だな。 ◆秋が終わる風景 冬に入る週末は和宏さんkaturakoさんとゆるゆる登れる剣山を訪れた。 「これが普通よ」 山間盆地にダムがある大豊は冷えた空気が溜まりや…

霜降の奥物部遊山 かえり道

さあ 帰ろうか。 今回は山麓をウロウロ歩く紅葉求めるのんびり歩きだった。 秋はこんな感じでいい。 ◆不安定なころ 昼食の最中ぽつりぽつりときた。大陸と太平洋の空気が押し合う秋は天候が不安定になり特に山間部は雨に対する装備は必携だろう。 ◆変化のと…