猿板

遊山黒子衆SARUの記録

雨には雨の遊山 愛着

西、東日本付近の前線が停滞四国も広く雨が降りザッと強まったり沿岸部や山も強風に注意が必要となり。夜遅くには気温が下がってくるだろう。 ◆空を観る 自然に人間の都合は関係なく私たちは雨であっても降り方を見て山に入りかどうかを決めているがこの週末…

寒の内の峠道遊山 冬日和

四方を高峰が護るこの森はいくつもの沢が生まれ水が豊富でかつては動植物の宝庫だった。 ◆まほらであること また南になだらかに下る地形はこの場所のように風を防ぐナロが多く私達は30年通い幾つもの居場所があり他の山域にない聖地の様に感じている。 さあ …

寒の内の峠道遊山 冬の山

私達が冬に黒を着るのは黒色は日光を吸収して暖かく雪による濡れの乾きも早いため。 ◆陽が射すこと お天道様は有り難いねぇ。空気の澄んだ冬は紫外線が強く景色を覆う雪も紫外線を反射し女性は紫外線対策が肝心だろうね。 ◆山に囲まれること 尾根越しに見え…

寒の内の峠道遊山 山眠る

奥物部の森にある韮生越えはかつて韮生郷と祖谷郷を結んだ古の峠道であったと杣人に聞いた。 ◆杣の道 いつもの分岐を谷へ下らず終点に向かう林道を歩き続けた。両側の谷が迫り日照時間が短く標高が1200mを越え雪質が変わる。 ◆古の道に入る 長笹谷支流の橋を…

寒の内の峠道遊山 冬の雨

木々が昨夜の雨粒を纏う。四国の高山は冬でも雨が降りこの雨が雪に層を形成する。 ◆雨上がること 登り口の気温は6℃。かつて山のお母さんが5℃でも雪が降り-5℃でも雨が降ると言っていたなぁ。 「雨粒が綺麗なねぁ」 ◆雪のこと いつもの林道沿いの雪は冬の雨で…

tochikoな山歩き 針桐

いつもの林道の先はヌル谷と韮生越に分かれ 上韮生川に降りる道の脇に樹高25mはあろうハリギリの木があります。 三嶺に向かう尾根への近道としてよく歩いていた峠道の韮生越えにも =2011年= わたしたちがかよう時いつも目印にしていたハリギリの大木があ…

寒の内の峠道遊山 冬の霞

低気圧が発達しながら北日本を通過し日本海側の各地は雪や雨が降り風も強まり荒れた天気。太平洋側も天気が変わりやすい。 ◆空を観る 偏西風を挟み暖気と寒気が押し合いこの日気温が上昇しても山は雨か雪翌日晴れても山は強風と気温急降下する。その後の気温…

小寒の奥物部の森 冬晴

「あの岩に着いた」 この日積雪平均50cmのカヤハゲ冬道の目印になる尾根に残った大岩に至る。 ◆尾根を見る尾根の北側は積雪が少なくこれが今冬のこの山域の特徴で日本に下る北極寒波の間隔が短く北斜面の雪は居場所を定めていない。 「あれが白髪山」 避難小…

小寒の奥物部の森 雪山

「一本立てる」とは歩荷が休憩時重荷を下ろすと背負い直すときが大変で荷の下に杖を立てて休んだ事に由来する。 ◆雪のこと ナロで標高1200mを越え雪が増えこの時の積雪は平均で靴高を上回り刃で浮いたアイゼンも安定してくる。 「軽アイゼンより楽です」 ヌ…

小寒の奥物部の森 冬川

古の峠道に続く林道から長笹谷へ下る山道に降りる。谷は雪を運び雪質が変わる。 ◆渓へ下る 雪歩きは「慣れ」が大切で雪が乗った斜面の横切りなど怖がって山側に身体を寄せると足を取られ滑落の原因となる。 ◆渓が運ぶ 深く切れ落ちた渓へ下り岩に乗った雪の…

小寒の奥物部の森 凍る

今回ワイズさんが履いた山道具の12本爪クランポンは積雪下層の圧雪や凍結対応のためで今より深くなるとスノーシューを履く。 ◆分け入る 誰もいない登り口気温-6℃。四国の標高1000mでは平年並みで私達にとってはちょうどよい気温。積雪は20cmでアイゼンがよ…

tochikoなかよう道 寒の季節

連休明け高知市から見る北山にも雪が積もりました。 東の山方は霞んでいます。 前の週から故郷にも二年ぶりに雪が多く降り積もりましたが 里人は朝早くから交通整理や除雪作業に出られていました。 南国土佐の豪雪地帯 私が子供の頃も近所の方や両親が朝早く…

小寒の奥物部の森 厳寒

空気は冷たいほど重くなり年越し寒波後に日本に流れた寒波がシベリアに集結した高気圧の気圧はなんと観測史上2番目となる1084hPa!! この猛烈な寒波で南国土佐も雪が舞い北では記録的な大雪になったのみならず多くの尊い命が奪われてしまった。 ◆空を観る 猛…

年越寒波の奥物部の森 雪嶺

雪が次第に深くなってきた。山麓から風が吹き上がる尾根は風が渦を巻き雪が溜まりやすく雪崩を誘発する雪庇がその形だ。 ◆風を見るその雪崩回避のために山腹を横断する夏道を離れ尾根筋を辿る冬道に上がる。 ◆尾根を見る 「ここからは自由で」 カヤハゲのな…

年越寒波の奥物部の森 深雪

「前歯に変えましょう」 ここまでの6本爪軽アイゼンを前歯と呼ぶつま先に爪が突き出した10~12本爪のアイゼンに変更した。 ◆雪を見る それはヌル谷の積雪が今までより深くなったためで冬山は雪の量や質を見定めて道具を選ぶことが大切だ。 特に雪質は雪崩対…

年越寒波の奥物部の森 玄冬

古の峠道に至る林道から渓へ下る山道に別れ森に入りここから奥物部の森の懐になる。 ◆長笹谷山道は岩清水が長い年月をかけ山を削り落とした長笹谷へ降り水墨画の風景が迎えてくれた。 天から降りたか風が運んだか静かに舞う雪が黒い水に落ちてゆく。 なんて…

年越寒波の奥物部の森 冬晴

冬に入ると奥物部の森は訪れる人が少なく静かになり登り口は私たちだけだった。 ◆分け入る気温-1℃はこの時期として暖かく雪雲が流れる晴天が迎えてくれた。 気持ちいいスタートですね。 「久しぶりに 西熊が丸まったね」 奥物部の森の主峰西熊山は真新しい…

tochikoな新年 はじまりの風

暮れはいつも暖かな風を送ってくれる太平洋にご挨拶 小さな里山から北山を眺め おかげさまでいつもと変わらない穏やかな新年を迎えることができました。 特に冬山はそれぞれの地球の皺を感じます。 風が生む雪の塊や浮かび上がる木々の影すべてが自然が作っ…

年越寒波の奥物部の森 寒雲

西高東低の冬型の気圧配置が続き西日本の太平洋側では日差しが届いて穏やかな冬晴れとなりそうだが瀬戸内はにわか雨や雪の可能性がある。 ◆空を観る 今冬寒波の間隔が短くなりつつあり次回第5波が四国に下るのは1週間空けず今回の積雪にさらなる雪が加わると…

山納めの白髪山遊山 帰り道

白髪山頂上部の稜線に乗る。この山道は剣山地高峰を結び三嶺へは最も近い縦走路となる。 ◆稜に上がる 穏やかな小春日の中剣山地の南端に立つ山頂へ雪の感触を確かめながら向かう。 「いい感じですね」 風が雪を吹き上る稜線は新雪が膝を越える所もあり時々落…

山納めの白髪山遊山 冬青空

四国の高山の殆どは山頂部に広い笹原を持ち森を抜けると空に飛び出す。 ◆白い世界まだ居場所が定まらない雪は笹原全てを覆ってはいないが眩しい冬の風景で迎えてくれた。 天に突き出した山頂部の積雪は山道など吹溜り30cmで久しぶりに膝を腰まで上げるラッセ…

令和2年の年の果遊山

「おかえりなさ~ぃ」 令和2年の年末はTommyさんご夫妻がお越しになった。おもてなしは土佐老舗の皿鉢料理だ。 ◆土佐はおきゃく 「豪快な料理ですね!!」 土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た ハアヨサコイヨサコイ ◆家から遊山へ おもてな…

新年あけましておめでとうございます

コロナに始まりコロナに暮れた2020年。 一日も早くこの騒動に打ち勝ちみんなに会いたいと願う2021年。 また土佐にお帰り下さい。 土佐に来て嬉しきものは 言葉に、魚に、人のあし音 司馬遼太郎

山納めの白髪山遊山 冬木立

標高1400m白髪山登山口はこの時期としたは温かい気温0℃。これからの寒気予報どおりであればここに上がれるのは最後になるだろう。 ◆新しい雪 5cm弱の新雪の下は板氷。南向いた日当たりがいい駐車場は冬の雨でアイスルンクになっていたが冬靴で真下に加重す…

山納めの白髪山遊山 冬の雨

クリスマス寒波と共に移動性高気圧が東日本へ進みいったん冬型の気圧配置が緩み四国は穏やかに天気が回復する。 ◆空を見る 今回のクリスマス寒波は年末年始の年越し寒波をもたらす北半球最大の寒気塊の先端での出来事で言わばお試し寒波と言えるかもしれない…

冬至に入る奥物部遊山 降雪

「新雪気持ちいいです!」 雪崩のリスクが低い尾根筋も油断をすると魔が潜んでいる。雪山は別物と考えなければならない。 ◆引き返すこと 稜線に残った大岩が現れた。雪山での道しるべは自然物で私たちは特徴的な木や岩がどを地形を合わせ覚える様にしている…

冬至に入る奥物部遊山 雪山

長笹谷の支流ヌル谷が造った標高約1290m平坦地(ナロ)に上がる。ここは私たちが30年通う森の居場所。 ◆ヌル谷のナロ ナロの東屋でザックを下ろす。冬山は発汗を抑えるためこまめに休み身体が冷えないよう短い時間で終える。 ナロに来て積雪は10cmになる。…

冬至に入る奥物部遊山 新雪

かつて物部と祖谷を結んだ峠越えの道に続く韮生林道に南北の山が迫れば終点は近い。 ◆下ること その終点手前の道標で長笹谷に下る山道に折れ通う奥物部の森に分け入る。 渓も風のとおり道となり雪が吹き溜まる斜面を下るため滑り止めにアイゼンを履いた。 ◆…

冬至に入る奥物部遊山 凍る

いつもの林道口で車を降りる。ここはいつも静かだが冬になると車を置くものは殆どいなくなる。 だから自己責任は重いよ。 ◆分け入る 奥物部の高峰は雪雲の中にいて歩きはじめた林道は谷から風に乗って時折粉雪が舞い上がる始まりだった。 ◆雪のこと 気温-1℃…

tochikoな山歩き 行く道

今年最初の雪の道 少し前までは枯れ色の道だったから風が運ぶ雪はどんなだろう 山肌を削られた林道は雪の深さで風が見えます。 新雪は行き先が定まらず地形が生む風にまかされた旅をしています。 Mothertreeも冬装備になっていますが大きすぎて越冬芽には届…