猿板

遊山黒子衆SARUの記録

日本の正しい田舎の冬 其の一

kurokoshusaru2005-12-19

 今回も雪遊びに行ってきました。
選んだ場所は高知県檮原町のとある民家です。
檮原町は「土佐のチベット」と言われていますが、
その民家は檮原町の最深部の
四万川(しまがわ)という集落にあります。
四万川は四万十川の源流域で、
標高は650mもあります。
とはいうものの実は嫁さんの実家です。
 両親からは、今年の寒気団の影響で、
かなりの雪があり、
土曜日の夜から強い冬型になるので、
来るのはいいが、大丈夫かとかなり心配のご様子。
でも、我々雪道には少々自信があります。
まあ、着かなかったらその時のことですわ!
 実は今回はヌル谷の冬を楽しむ予定でしたが、
前日職場の忘年会だった為、準備が出来ていない上に、
7時半起床。う〜ん間に合わない・・。
 そうだ檮原に行こう!これも立派な遊山だ!(いい訳だ)
8時に出撃前の天狗殿に作戦変更を連絡。
まだ檮原に行った事がない天狗殿は快く了承。
勿論今回の犠牲者MADOKAも異議なしです。
てなわけで、今回は檮原雪遊びと相成りました。
 ここで、SARUが是非お薦めしたいお店があります。
津野町の布施が坂の道の駅の横にあるお店。
ここの「山賊焼き」を是非ご賞味下さい。
今治の地鶏を炭焼き名人がじっくり焼いた逸品で、
焼き鳥10本分以上のボリュームがありますが何と500円。
(天狗殿が置いてくれたタバコと比べて見るべし)
(もちろん飲んで運転してませんよ。)
塩・スパイスがバッシリ効いて、表面はカラッと中身はジューシー。
一本で十分お腹一杯なんですが、
ここの名物おじさん。いや失礼お兄さん。
「いらっしゃい!これはサービス。これはオマケ」etc
いやいや過剰なほどのサービスぶりの、
正しい土佐のおんちゃんであります。
 そんな人情に暖まり、石川さゆりさんの演歌を聴きながら、
雪国に突入して行くのであります。さあ行くよ!