冬型の気圧配置が続き
北日本や北陸では大雪や吹雪
積雪の増加に注意が必要となる。
西日本は冬型が緩んでいく見込み。
◆空を見る
今冬一番の厳しい寒気が
いったん押し上がるのは
エルニーニョ現象の影響か
強い太平洋高気圧があること。
ただ海水温が高いと雪が多い。
今の偏西風の大きな蛇行は続くと
寒さが収まる年末の後が怖いな。
◆川を遡る
tochikoが急用で
ひとりとなった休日は
かよう奥物部の森を訪れた。
物部川を溯る山間県道を
源流域の森を目指して走る。
もう40年越えてやってるなぁ。。。
美良布から観る
奥物部の高峰たちは
雪のベールを纏っていた
粉雪かなぁ。。。
◆山郷に入る
旧物部村で物部川を別れ
上韮生川に添って車を走らす。
奥の雪は軽そうだが
山道より林道の雪が怖いからなぁ。
今年の収穫を終えた山郷は
静かに新年の構えをしているだろう。
所々に残された柚は
命らへ分けられたものかな。
◆山懐に入る
上韮生川の水も暗くなり
水温が下がって生き物たちの
活動が少なくなった事を教える。
最深集落に差し掛かり
真新しい雪の景色に変わった。
橋を渡り始まる西熊林道は
葛籠折れに標高を上げるごとに
この寒波での積雪が嵩を増す。
まあ これなら大丈夫かな。
登り口に近づき空が開いた。
やっぱり南は雪が少なかったな。
そんな冬至に入る奥物部の森は
どんな一期一会を見せてくれるだろう。
へつつひに冬至の柚子がのつてをる 富安風生