猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

和宏花巡礼2010「霧の花」 後編

霧の中にうす緑色の蝶が舞う。 ツツジ達の世界となる稜線は 幻想的な霧に覆われていました。 ◆若葉萌える 霧のベールと水玉を纏う若葉たち。 山萌えて春から初夏に向かう この頃が私の最も好きな季節です。 ◆霧の中へ コヨウラクツツジも霧に濡れ ギンランが…

和宏花巡礼2010「霧の花」 前編

花の百名山に数えられる 四国の名峰法皇山脈「西赤石山」へ 和宏さんと春花を求め訪れました。 ◆山の懐へ かつて銅山として人が関わった 山域にはいくつか登山道があり 私たちは最も古い旧別子山村側から 足谷川に沿って稜線を目指しました。 ◆記憶の中へ 江…

かわずの四方山話 ときどき道具屋

たまには、 道具屋らしきことも書いてみようと思いまして・・・ ツェルトって? ビバーク(緊急避難)用の簡易テントのこと ツェルトも個人装備の時代でしょう ツェルトといえばパーティーのリーダー、 もしくはツアーのガイドが万一に備えて携行するものと…

電脳秘書ちいの日記 今週は…

週末は、総会が続きます。 今夜は、今期から入会することになった商振連の懇親会へ。 明日は、商店街の総会&懇親会です。仕事に加えて、これからはよさこい祭りや商店街のHPづくり等 会も多くなり、忙しくなりそうです。今日は、お店もご予約のお弁当があっ…

tochikoな休日 丸山荘同窓会

雨の日も、風の日も 雪で埋もれそうな寒い日も いつも笑顔で迎えてくれて 見えなくなるまで 手を振って見送ってくれたお母さん。 今度は皆で迎える番が来ました。 ☆街の避難小屋 今回はグランパースの一室を お借りしての同窓会。 ごそごそと荷物を解いてい…

丸山荘同窓会

金毘羅船々 追風に帆かけて シュラシュシュシュ まわれば 四国は讃州 那珂の郡 象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば 四国笹ヶ峰の山小屋「丸山荘」を 30年以上ご夫婦で管理されていた 伊藤のお母さんをGrand-pathに招いて 当時を知る仲間達と同窓会を行いまし…

家から遊山2010 道を楽しむ

お饅頭の様な皿が峰を後に 太平洋を望む鷲尾山を目指して 再び歩き始めました。 ◆里人の森 鷲尾山へ向かう山道は むかし庶民が生活を支えた森。 槇や葉を与えてくれた広葉樹林は カサコソといい音を奏でます。 優しい木漏れ日の中には お天道様の化身が咲い…

家から遊山2010 歩き始める

ちょっと前の話。 人混みが苦手な私は GWの賑わいを避けて 家から山に歩き始めました。 ◆河原の風 高知市の真ん中を流れる鏡川は 私のジョギングコースでもあります。 土手の栴檀も新緑の時を迎え 風景に明るさを添えています。 ◆神域の風 菅原道真を祀る天…

和宏さんと猟師Kさんの花便り

開花には早いとの情報で 私は先週末行かなかった西赤石山に 5月21日金曜日に登った 和宏さん達の花便りが届きました。 ◆眠る春花の女王 花の前線は確実に昇っていますが その歩みは遅いようです。 数年前の大開花を思わせる蕾を持つ その稜線付近のアケボノ…

電脳秘書ちいの日記 が=ん…

今日インクがなくなったので、新しいのに取り替えたら プリンターがどうにも動かなくなりました。 複合機なので、FAXが困る…。修理に出したら結構かかるし、その間FAXがない…。急遽買ってきました。。。 壊れたのは古いパソコンにつながっていた分なので 新…

tochikoなダッシュ村 小さな援農隊

5月の第二週。毎年この頃は 里の新茶が摘みごろを迎えますが 今年は春の天候不順の遅霜で 芽立ちが遅れていました。 ☆えんやこら 前回の集会所キャンプに 残念ながら参加できなかった 小猿仲間のいよちゃんとあやと君から 何かお手伝い出来ればとの嬉しい言…

和宏花巡礼2010「稲叢山」

花巡礼前半の締めくくりは 春花の女王アケボノツツジ。 和宏さんのお仲間とその秀麗を求め 私は15年ぶりになる山を訪れました。 ◆山笑う 高知県土佐郡の稲叢山(いなむらやま)。 北に石鎚山系を望む標高1,506mの山は 四国電力本川揚水発電所上池のほか ツツ…

お山の宅急便 後編

「和宏さん。よう来たねぇ。」 剣山頂上ヒュッテのご主人 新居さんの笑顔が迎えてくれました。 ◆山の上のオアシス 西日本第2の標高剣山山頂直下に 1955年に開設された山小屋。 現在2代目新居綱男さんご夫妻と 3代目のご夫婦が頑張っています。 ◆お届けもの…

お山の宅急便 前編

「かんぱ〜い!!」 今年の四国は寒気の影響で ツツジの開花が1週間ほど遅れたため 予定を変更して剣山の頂に来ています。 ◆山でおでん ビールには「おでん」でしょう(笑) 澄み切った空を眺めながら それは天辺の極上の一時です。 ◆霊山へ この「おでん」ま…

河童の日々遊山 栴檀の花

「おはようさん!!」 この前まで母親を追っていた子猫も 一人前の野良になった様です(笑) ◆夜明けに向かう そんな風景も見え始めた 私のジョギングコースは 夜明け向かって走るようになりました。 ◆河原の花 周回する土手道コースの 河原の木々も花を咲かせ…

かわずの四方山話 かっこいい男

彼と知り合って10年余り 予備校生だったかな? 大学で経済?勉強して 卒業後は・・・ 突然やって来た彼が、 「僕、農業をします」 金を貯めるために1年間のアルバイト 高知の有機の学校に1年間通い 完全無農薬・自然農法の山下農園で2年間の修業 そして、…

電脳秘書ちいの日記  2010万々歳!

早いもので、今年もよさこいの準備に入っています。 今週は打ち合わせから、衣装のデザインを決め、サンプル発注。6月1日より一般募集開始なので 来週頭には、サンプル撮りをしてすぐ募集のチラシを 作成します。 楽曲は一足早く発注済み…。今年はスーパーよ…

tochikoなダッシュ村:後編 体験

おっはよー。 翌朝は黒大豆のお味噌汁と もろみでシンプルな朝食 「本物に勝るものはない」 を実感したコクと甘みでした。 ☆生いのしし みんなで働きものの猪犬たちにごあいさつ 仕事の出来る男?は顔つきが違う(笑) 昨日はごちそうさまでした。 そしてこ…

猟師Kさんの極上遊山 春の口福

山の懐深く守られた 静かな木霊たちの聖地を後に 再び明るい稜線へ帰りました。 ◆次なるの極上へ 5月の強い日差しを避けて 木陰がある山の鞍部を見つけ お昼を頂く事にしました。 ◆山は恵み 山の恵みは風景だけでなく 春の芽吹きは食も与えてくれます。 山椒…

猟師Kさんの極上遊山 花の聖地

盛りを過ぎていた 一つ目の花の見所を後に 次のポイントに向かいました。 ◆道を外すこと 稜線で一度登山道に出会い カタクリの残花や福寿草の葉を通り過ぎ 登山道を再び離れ斜面に下って行きます。 ◆群生地のこと 「咲いちゅう。咲いちゅう!!」 それは今や盛…

猟師Kさんの極上遊山 猟師の道

猟師Kさんお勧めの 貴重な花達が咲くと言う場所に 和宏さん桂子さんとご案内頂きました。 ◆意外であったこと その山は平家伝説の伝わる山間にあり 四国の登山愛好家には知られた山ですが 私がかつて登ったときは植林のイメージが強く また花の話など聞いた事…

河童の日々遊山 新緑の器

「龍馬伝」に湧く土佐の高知。 高速道路の渋滞のニュースが流れ 県下の観光地には人が溢れていますが 私は路面電車に揺られのんびりと(笑) ◆GALLERYへ 友人が営む小さなギャラリーの 5月の企画展に遊びに行きました。 庭に植えられた木々も芽吹きを迎え …

かわずの四方山話 ある日の遊山

香川と徳島の県境 阿讃山脈 香川県第二の高峰・大川山(だいせんざん) ちょうど芽吹きの季節 いい山歩きでした 整備された登山道は歩きやすいが 彼女には木で作られた階段が少し歩きづらそう・・・ 快晴の下 時折吹く風が気持ちよく 山歩きが初めての彼女も…

電脳秘書ちいの日記 GW

久しぶりのお休みもあっという間に終わってしまいました…。GWは、高知のUSA!宇佐へ行って(ベタ〜)、潮干狩り… 船で浦ノ内湾の宇佐大橋付近の天皇洲へ渡りました。私たちが小さい頃はよくとれたんですが、 あさりを見つける方が難しい…潮干狩りとなってしま…

tochikoなダッシュ村:前編 迎える

故郷の集会所でみんなを待つ時間。 窓の外に見えるのは眩しい新緑と流れる沢だけ ゆったりと準備をしながら 故郷の静かな時間の流れを感じていました。 ☆恵みと心 玄関には実家からの米と 近所の方から猪肉と鮎が置かれていました。 準備を始めようとしたこ…

木霊と遊ぶこと

よく晴れたGW始まりは 子猿と共に「四国カルスト」の 木霊達に会いに行きました。 ◆お天道様と遊ぶ 森は中低木が芽吹きはじめていましたが 高木達はまだ冬の眠りの中にあり 森には春の日差しが降り注いでいました。 ◆分かち合う 森の春は地面から始まります…

季節は巡ること

なすび平での最後の宴。 でも和宏さんの口福は 私の心に日溜まりをくれました。 ◆生きていくこと 飯盒飯は本当に美味しい。 そして体の芯から心まで暖めてくれる。 鹿だって米を作ってくれる里人だって 生きるために食べなくてはならない。 ◆名残の宴 お腹が…

カタクリのこと

再び和宏さんとなすび平へ。 猟師Kさんと歯医者さんと共に カタクリとの再会に向かいました。 ◆鹿が生きていること 「こりゃぁ鹿じゃねぇ。」 山道から斜面を駆け上がる跡を観た 猟師Kさんが大きな声を上げ 私も鹿の臭いを感じていた。 ◆土に還ること カタク…