猿板

遊山黒子衆SARUの記録

かわずの四方山話 かっこいい男

畑初めの儀式

彼と知り合って10年余り
予備校生だったかな?
大学で経済?勉強して
卒業後は・・・


突然やって来た彼が、
「僕、農業をします」

金を貯めるために1年間のアルバイト
高知の有機の学校に1年間通い
完全無農薬・自然農法の山下農園で2年間の修業

そして、香川に帰って来た、農民になるために
カッコいい男です

とあらば、かっこいい男とは仲良くしておかなければ・・・
そこで思いついたのが地鎮祭ならぬ“畑初めの儀式”

早朝5時
儀式はおごそかに執り行われた

余談ながら実は彼、天狗殿の教え子
当然ながら、平日の早朝に集まる輩は天狗殿を筆頭に彼と同世代の曲者教え子たち
不肖ながら、小生が俄か神主の大役を仰せつかった

滞りながらも儀式は無事終了

その後、みんなで早朝うどんを食べに向う
場所は青果市場内にあるオビカ食品

拙い思いつきにもかかわらず
彼は人数分の紅白のタイ焼きを、俄か神主である小生に「初穂料」まで準備していた
何より、
うどん後、真っ先に青果市場に駆け込み野菜をチェック

ほんと、カッコよくて涙が出そうでした

野垂れ氏の贈る言葉に同感です
彼に、艱難辛苦と極上の喜びを与えたまえ