山の懐深く守られた
静かな木霊たちの聖地を後に
再び明るい稜線へ帰りました。
◆次なるの極上へ
5月の強い日差しを避けて
木陰がある山の鞍部を見つけ
お昼を頂く事にしました。
◆山は恵み
山の恵みは風景だけでなく
春の芽吹きは食も与えてくれます。
山椒
特にウコギ科の植物たちは
我々SARUの大好物です。
あった、あった!! (嬉々)
ハリギリ コシアブラ
◆恵みに感謝
今回知った自然の助け合い
そして祖先も守られてきた事
全ての事に感謝して乾杯。
継がれてきた猟師の技のお陰で
貴重な花に出会え私達の宴にも
持ち寄りの花が咲きました。
◆口福のすすめ
春の芽吹きは天ぷらが一番。
少しの油、天ぷら粉と塩と水で
袋ラーメンを作るより短時間で
こんなに美味しい料理が頂ける。
炊飯だって20分もあれば十分。
α米とそんなに変わらない時間で
意外と簡単に出来る豊かな野宴。
しかも安上がり(笑)
芽吹く森を愛でる静かな場所で
手作りの口福を楽しむ私達こそ
絶滅危惧種かもしれませんね。
独活きざむ白指もまた香を放ち 木内彰志