猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

河童の日々遊山 落し文

お〜い 八ちゃん! 最後まで縦走屋を貫いたから 今頃大きなザックを背負って 天の峰々を歩いているんだろう。 ◆通い続けたこと 縦走屋の八ちゃんが カメラを持ちはじめたのは 自分が感動した日本の風景を 次世代に伝えたかっただけの想い。 ◆継ぐべきもの そ…

雪の国見山遊山 結ぶこと

河童ちゃん良い山だね。 そうですね和宏さん。 「山高きが故尊からず」ですね。 ◆下ること 人生を登山に例えた先人がいる。 その登山道には多くの「道導」があり それは「人との出会い」だと私は思う。 ◆命を囲むこと バーナー持って上がったよ。 「八ちゃん…

雪の国見山遊山 見わたす

荷物をデポして頂へ。 山頂への最後の登りは 再び急な登りが待っています。 ◆山頂のブナ 山頂には一本ブナの木があり 風雪吹き付ける厳しい条件でも 小振りで整った姿を保っています。 ◆国を見る山 国見山はその名のとおり 眺めが良い祖谷の独立峰。 西を見…

雪の国見山遊山 森のこと

祖谷の国見山は双耳峰。 山麓から頂上部に上がれば 頂上に向かう道はなだらかです。 ◆山陵の道 先人達の山への関わりは ここまでは至らず山頂部には ブナ達の自然林が生きている。 ◆山眠る 落葉し冬を眠る橅の森に 斜陽が射し雪に影が伸びる。 影を落とすの…

雪の国見山遊山 山へゆく

八ちゃんを見送った翌日 和宏さんと歯医者さんが 遊山に付き合ってくれました。 ◆変化のとき 初七日まではと思っていましたが そんなことをしても彼は喜ばない。 「曇ちゅうでぇ〜。」 大丈夫ですよ晴れますから (^_^) ◆雲海の朝 八ちゃんの道具を持って 山…

河童の日々遊山 見送ること

昨日八田博美を見送ってきました。 八ちゃんは25年共に歩いて来た 私達夫婦唯一無二の山の盟友でした。 虫の知らせだったのか 東北から仲間が来てくれた 亡くなる2日前会いに行き 本人にありがとうを言う事が出来た。 八ちゃんとは遭難しかけた事もあり 友人…

剱山の雪遊山 かえり道

この吹き溜まりなら 風を避けることが出来そう ここでお昼にしましょうか。 ◆腰を下ろす なかなか風景も良い。 石鎚山系もはっきり見て取れ 北には大山が雲に浮かんでいます。 今日は空気は澄んでいるんだね。 ◆口福のとき 早速和宏さんは料理に取りかかる。…

tochikoな休日 見上げた空

山行きを諦めた休日 いつもと違う道を歩いていると 木蓮の越冬芽を見つけました。 澄んだ青空に深呼吸すると 芽の産毛がキラキラと輝いて見えました。 家に帰ると蘭丸はいつものように 「そんな事は知らぬ」と ストーブの横を陣取り 熱くなれば床で身体を冷…

剱山の雪遊山 変化のとき

霧氷が溶けて再び凍り 蒼い冬空に透明の枝が伸びている いい風景に出会うことが出来ました。 ◆南国の雪 意外と雪が降る四国山地は 太平洋の影響も受けやすく 冬でも気温が上がる事が多い 独特の気象を持っています。 ◆雲が迫る いやな雲が近づいてきたね。 …

剱山の雪遊山 感じること

雪は吸音材となり 雪の森は静寂に包まれ 五感がより働く様に感じる。 ◆見えるもの 陽の光射す落葉の森は 夏見えない風景が見えて 自分がどこにいるのかなど 気づきを与えてくれたりする。 ◆聞こえるもの 谷から吹き上がって来る 風の固まりの音もよく聞こえ…

剱山の雪遊山 大切なこと

土曜日は荒れそうだなぁ これは日曜の日帰りで決まり tochikoは両日仕事になったし 頭数が少ない時は無理をしない。 ◆楽しくすること 「日曜日が休みなんよ」 和宏さんと二人と思っていたら 讃岐ろくべえさんの合流が決まった。 いや〜これは楽しくなるぞぉ…

河童の道具箱 冬のアンダー

ARC'TERYX来秋冬物の チェックをしてきました。 う〜ん・・来期は○○か!って まだ秘密 ひ・み・つ (笑) ◆肌着は命を守る 山でのアンダーウエア選択は 時に生死を分けるものとなり 命を守る最終防衛ラインには しっかり保険をかけておきたい。 ◆値段の差は…

塔ノ丸の雪舟遊山 和を囲む

頂上を前に撤退を決めたのは けっして気が萎えた訳ではなく また強い風雪に負けたのでもなく 目標が昼食に変わっただけなのです。 ◆山頂を背を向けて 道が決まれば真っ直ぐ線を引く。 それは私達は登山ではない遊山だから 気持ちいい場所が頂上となるのです…

tochikoな山歩き 雪の舟

楽しみにしていた のろやまさんとの雪山 土佐のおもてなし 雪舟で遊び 自然が作った真っ白なテーブルで おいしい鍋を囲む。 自由であったかい。 のろやまさんの作った白菜1玉はなんと 完食しました\(◎o◎)/! 遙々海を渡り 帰ってきてくれた友との 楽しい…

塔ノ丸の雪舟遊山 遊ぶこと

「沢渡の茶大福をどうぞ」 tochikoが構えてくれたのは 故郷旧仁淀村のお大福でした。 ◆山陵に乗る スキー場から1時間で 塔ノ丸の山陵に上がり小休止 西に目を向ければ三嶺が座り 立っている稜線が 剱山に続く事を実感します。 ◆雪ん子になる やや南にコース…

塔ノ丸の雪舟遊山 雪と踊る

かなり苦労してるね。 昨日のものでしょうか ズボ足で歩いた足跡は 優に膝を超えていました。 ◆樹林帯へ スキー場を越えて自然林へ。 木々が風を受ける樹林帯は 雪が吹き溜まりやすくなります。 ◆道具の力 木々が寄り添う樹林帯の突破は スキー板は長すぎて…

塔ノ丸の雪舟遊山 歩き始め

一月三連休の 快適な日帰り遊山は 日曜日ワンチャンスかぁ・・。 ◆国道438号線 2年前から共に歩き始めた 関西の仲間noronoyamaさんの スノシューデビューのために SARUお勧めの山に向かいました。 ◆貸切スキー場 「ここから履きますか?」 除雪した道路を一…

年の始めの遊山 静かな時

眠る森が見え始める 冬ならではの風景がいい。 人間も冬眠出来たら 人生もっと楽になるかもね。 ◆朝陽射す 谷筋から山稜へ上がると 冬の嵐が去った静かな森に お天道様が射しはじめた。 ◆山の初詣 「剱山はまだ雲の中やね」 雪雲を四国の高峰たちが 受け止め…

年の始めの遊山 静かな道

2015年最初の山は 和宏さんと土佐の霊山へ 初詣に参りました。 ◆加持の森へ 強い寒波が去った四国は 新しい雪に覆われていました。 「思ったより少ないねぇ」 梶ヶ森は四国山地の 南側にある独立峰で 高峰達に守られた様ですね。 ◆荘厳な飾り 登り始めてまも…

SARUの年納め遊山 笑顔のこと

剱山頂上ヒュッテの 新年を迎える準備は整いました。 あとは登山の無事を祈るだけ。 ◆平成26年12月30日宵のこと 今日は穏やかな一日でした。 でもこの年末年始は荒天が予想され 登山への警告も報道されていました。 私はかつてある山小屋に関わり 何度か遭難…

tochikoな年の瀬 重ねる

毎年恒例の実家のお餅つき 今年もちょこっと手伝いに帰って来ました。 「今年はどればぁ〜?」 「今年は少ない7升よ」 少なめ・・・ですか\(◎o◎)/! 前日から米を洗って準備していた母 餡ももちろん小豆から自家製です。 上等につき上がったお餅を 次の日…

SARUの年納め遊山 仕事のこと

「鳥居もだいぶん 埋まっちゅうねぇ」 山頂付近は股下の積雪で 皆で屈んで鳥居を潜りました。 ◆埋まること 山頂直下は山麓からの 風に乗った雪が吹き溜まり 一階の半分は雪に埋没し この日2階が入り口でした。 さあっ 和宏さん tochikoは力水やって 一仕事一…

SARUの年納め遊山 光りのこと

「手結のお餅をどうぞ」 さすが気遣いの和宏さん 山では甘いものが一番です(^o^) ◆一本すること 休業中の西島リフト駅で 重い荷物をよいしょと降ろし ヒュッテ荷上げ隊は一休み。 ◆今冬の雪のこと 西島駅から風が吹き上げる 積雪の核心に入ります。 雪の量は…

SARUの年納め遊山 静かなこと

今の山神様は2代目。 半世紀山を歩いた長靴歩きは 全く無駄な力が入っていない 美しく見事な足裁きでした。 ◆ナンバ歩き 小股のすり足で腕は殆ど振らず 振る場合は同じ側の手足を同時に出し 身体を殆ど捻ることのない歩き方は 日本人が忘れ去ったものだと感…

SARUの年納め遊山 向かうこと

和宏さんと向かった 平成26年最後の剱山遊山は 大晦日の荒天を回避するため 一泊二日に短縮していました。 ◆霊峰に向かう 和宏さん!停めて停めて!! 川が鋭く切り取った渓谷に 霧が絡む風景にはついつい 車を停めてしまうのです(苦笑) ◆今年の冬色 今冬四国…

河童の日々遊山 初詣

久しぶりに夫婦揃って 大晦日に家に居るせいか 蘭丸は朝から上機嫌でした。 明けましておめでとう。 ◆手作り節料理 我が家のおせちは 電脳秘書ちいの妹が営む キチキチの手作りおせち。 本年もよろしくお願いします。 ◆石立八幡宮 今年も近所の神社へ初詣。 …

2015年明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 平成27年 ひつじ年 2015年今年はどんな年になるのかな〜 良い年になりますように。 写真はキチキチの手作りおせち♪ 河童ちゃんも食べたかな。