猿板

遊山黒子衆SARUの記録

SARUの年納め遊山 笑顔のこと

正月飾り

 剱山頂上ヒュッテの
新年を迎える準備は整いました。
あとは登山の無事を祈るだけ。
平成26年12月30日宵のこと
 今日は穏やかな一日でした。
でもこの年末年始は荒天が予想され
登山への警告も報道されていました。



私はかつてある山小屋に関わり
何度か遭難救助に関わりましたが
報償などが出たことを知らない。
                    
日本人の移動の自由は権利です。
でも他の自由を奪う自由はない。

やはり自然を相手とするものは
自己責任である事をきちんと自覚し
自らの行動を決めなければならないと思う。
              
そう言う私は少しでも怖いと思えば
すぐに逃げ出す臆病者なのです。


                          
平成26年12月31日朝のこと
 私は街に居ても朝が一番好きだ。
だって今日も生きている実感と
生きる希望が湧いてくるから。


                
みんなが眺めている朝陽は
平成26年最後の日の出。
 ありがたい。ありがたい。



◆かえり道
 登山者を迎える新年の横断幕を
スタッフは楽しそうに貼っていました。
でも私達は下山するタイミングですね。
                      
 「こんなに天気良いのに
   午後から荒れるとは思えんなぁ」
          
自然には人の都合や想いなど
関係のない事ですものね。

 年末年始の八ヶ岳
10年通うたきもうえいと思う。
 「河童ちゃんの
    好きにしたらえいわえ」
                   
 「さあ! 河童ちゃん
   来年はどんな遊山に出かけようか」
 そうですね楽しみですね。 (^o^)
         


                          大年の夢殿に火のにほひかな  井上弘