猿板

遊山黒子衆SARUの記録

SARUの年納め遊山 向かうこと

2014年12月30日

 和宏さんと向かった
平成26年最後の剱山遊山は
晦日の荒天を回避するため
一泊二日に短縮していました。
◆霊峰に向かう
 和宏さん!停めて停めて!!
川が鋭く切り取った渓谷に
霧が絡む風景にはついつい
車を停めてしまうのです(苦笑)

◆今年の冬色
 今冬四国は次々と寒波が訪れ
森は深い雪に覆われていました。
でもこれは温暖化でも寒冷化でもなく
海洋気候日本の当たり前の自然現象。
                 
人が自然と対峙するには
逃げる事しか身を守る術はない。
私は30年近く山を歩いて
そう思うようになりました。

◆今年最後の遊山
 この日は頂上ヒュッテの
年末年始小屋開けの日で
山神様たちの荷揚げに
ご一緒させて頂きました。

それは昨年も大雪で普段の倍の時間を要し
ラッセルがあれば人数が居る方が良い
なんてお節介な気持ちでもありました。
                    
ヒュッテは大晦日を小屋で過ごす
常連客のため年末年始小屋開けを
ずっと続けてこられました。
                        
12月30日の泊まり客は
私達含め3組6名です。
               
 「大晦日は賑やかにせにゃ」
そうですよね。山神様 (^o^)



                              年暮ぬ笠きて草鞋はきながら  芭蕉