猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろやまさんの土佐遊山 雪を求め

天気図

 のろさんの休日最終日
気圧配置は引き続き強い冬型で
あまり奥に入るとバスに間に合わない。
 「梶ヶ森ってどんな感じでしょう?」


◆判断すること
 のろさんは行ったこと無いですかね?
あの山ならいざとなったら林道があるし
頂上部には隠れ家もありますからね。
 「この山の主のぞみちゃんも来るしね」



◆山間集落のこと
 R32は昨日のR33ほどではないが
四国山地に守られた南側にあっても
山を越えた軽い雪が風景を白く覆っていた。
                   

 私が定点観測をしている山間集落。
 「ここのお米は美味しかったね!」
雪があればこそ豊かな恵みがある。
                   
◆歩き始めること
 登山口を目指し林道を
上がるごとに積雪が増えてきた。



登山口に無事辿り着いた。
冬山は車を持ち上げるのに
苦労することが多いもの。
                   
あとは荷を背負い
自分の足で歩くだけ
雪は降り続くも
穏やかな出発だった。



                   


  橇やがて吹雪の渦に吸はれけり  杉田久女