猿板

遊山黒子衆SARUの記録

家から遊山2017雨水 太平洋

鷲尾山山頂

 家から歩いて2時間で
ど〜んと太平洋が眼下に広がる
標高306m鷲尾山の山頂に立つ。


◆冬の居場所
 南国土佐の夏では
この標高は気温が高すぎる。
北側に杉が伸び寒風を防ぐ
 やはり旬は冬だろう。



             
◆風に吹かれて
 歩いて来たので
一緒に吞むことが出来る。
 さあお昼にしようか。



 土佐の国古事雑記三巻には
鷲尾山は本山梅慶(1508〜1555年)
の物見の城なりと記され
太平洋戦中は敵機襲来に備えて
ここに観測所が建っていたという。
                 
 「高知県誌」(昭和三年)には
『神田吉野谷の上に聳え、海抜一千余尺
 頂上には一つの雑木さえなく眺望豁然として
 南に浩蕩たる太平洋と浦戸湾一帯の明媚なる風光を下瞰し
 北に高知市街の殷盛を望み、市付近第一の名山である』とある。



◆日向ぼこ
 気温と風の具合が丁度良い
時間はたっぷりあるし
今日はのんびりして帰ろう。
                      
 私は昼寝。
しかし身体が気持ち良く感じる
日光浴がいつから
身体に悪くなったのか。



                     海の音一日遠き小春かな  暁台