祭中止は54年ぶりとのことで
昭和38年豪雪以来の降雪と思われる。
今回の寒気団は四国のみならず
日本中記録的な降雪量をもたらせた。
◆思い切る
「どうしょぅねぇ・・・・」
こうなったら雪が少ない南に下って
春を知らせる花を見に行きましょう。
◆日高の花の聖地
「バイカオウレンを見に行こや」
東西に尾根をはる四国山地に守られて
土佐の平野部は晴れていた。
「温かいって有り難いね」
高知県高岡郡日高村には
植物学者牧野富太郎先生が
こよなく愛した花の聖地がある。
=バイカオウレン=
キンポウゲ科 オウレン属
花言葉 二度目の恋
山地から亜高山帯にかけて
林の下に生える多年草。
面白いことに近畿以西では
低山地に生え早春に開花する。
◆土佐山の梅の園
「嫁石の梅は
咲いちゅうろうか?」
嫁石は約1200本の紅白の梅が
咲き乱れる土佐の梅の名所。
満開は毎年3月に入ってから。
しかし梅は桜より個体差があり
次から次に咲く花を長く楽しめる。
この日は梅まつりの準備中で
まだまだ咲き始めだったが
私たちを幾つかの梅の木が
可愛い花を咲かせ迎えてくれた。
レオにも梅見を楽しんできた
日本人の血が騒いだんだろうなぁ。
山の辺の道を外れては梅探る 廣瀬ひろし