猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろやまさんの土佐遊山 花を求め

平成29年豪雪

 祭中止は54年ぶりとのことで
昭和38年豪雪以来の降雪と思われる。
今回の寒気団は四国のみならず
日本中記録的な降雪量をもたらせた。


◆思い切る
 「どうしょぅねぇ・・・・」
こうなったら雪が少ない南に下って
春を知らせる花を見に行きましょう。



◆日高の花の聖地
 「バイカオウレンを見に行こや」
東西に尾根をはる四国山地に守られて
土佐の平野部は晴れていた。
 「温かいって有り難いね」
                   
 高知県高岡郡日高村には
植物学者牧野富太郎先生が
こよなく愛した花の聖地がある。



 =バイカオウレン
  キンポウゲ科 オウレン属
  花言葉 二度目の恋
              
  山地から亜高山帯にかけて
  林の下に生える多年草
  面白いことに近畿以西では
  低山地に生え早春に開花する。



◆土佐山の梅の園
 「嫁石の梅は
    咲いちゅうろうか?」
嫁石は約1200本の紅白の梅が
咲き乱れる土佐の梅の名所。
                   
満開は毎年3月に入ってから。
しかし梅は桜より個体差があり
次から次に咲く花を長く楽しめる。



 この日は梅まつりの準備中で
まだまだ咲き始めだったが
私たちを幾つかの梅の木が
可愛い花を咲かせ迎えてくれた。
                
レオにも梅見を楽しんできた
日本人の血が騒いだんだろうなぁ。



                               山の辺の道を外れては梅探る  廣瀬ひろし