猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

入らずの山の遊山 生きる時

不入山を後にtochiko里檮原へ。 この山を挟んで生まれた 私とtochikoの命が出会えた事に 何か不思議な縁を感じます。 ◆ただいま 「おかえり〜♪」って 言ってくれているのか? 実家でぬくぬくとしていた ミイコが迎えてくれました(笑) ◆里の恵み 父が亡くな…

入らずの山の遊山 山上の時

不入山の稜線は 石楠花の群生で有名ですが この日殆ど花芽を見ることが出来ず どうも今年花は裏年のようですね。 ◆ブナの道 双耳峰の不入山頂上部は ブナや針葉樹が覆う自然林に入り 冬は光の届く明るい道となります。 ◆切り立った道 しかし頂に向かう道は …

入らずの山の遊山 幽玄の時

不入山は四万十川の源。 この四国最深部にある山から 日本を代表する川は生まれ出流。 ◆林道の終わり 林道を一時間ほど歩けば 背の高い笹たちが迎えてくれる 清流生まれる森に入ります。 ◆私たちの源流域 私がこの山を意識したのは 「四国百山」という書物に…

入らずの山の遊山 出会の時

R439から見える段々の集落は 私の父方の里旧仁淀村長者の部落。 この道は一山越えてtochikoの里 高岡郡津野山郷に続いています。 ◆新雪の風景 寒気を伴った高気圧が張り出し 澄んだ空気に覆われた四国山地は 降ったばかりの雪が光を添えていました。 ◆お留山…

河童の日々遊山 土鍋を買う

まだ節分をお豆さんで残しています。 そんな笑顔で迎えてくれる 友人のギャラリーにお邪魔しました。 ◆出会いを求めて 最近マイブームである 20年ぶりになる台所鍋の更新。 今回は土鍋を求めに訪れました。 ◆暮らしのかたち 目的を持った買い物ですが このお…

電脳秘書ちいの日記 感謝の111万キリ番のお知らせ(再)

猿板キリ番が近づきましたので 再度お知らせいたします(^o^) 今回は「ぞろ目」です(笑) 1,111,111から1,111,115まで募集し 賞品の数だけ抽選を行います。 応募方法は 「猿板」とわかるカウンター写メ等画面と (カウンター以外の項目も映っている) 時刻及…

最後の土佐猟師の物語2013 マタギ達

正午を過ぎても猪に会えず 昼にしていたKさんの無線が鳴る。 「タッチが上の谷で太いがを おさえた(仕留めた)にかぁらん」 ◆吉報が入る 「こりゃぁ河童という妖怪に 猪どもが怯えた様やにゃあ」 豪快に笑う猟師Kさん(涙々 「よっしゃ、行かないかんろう」…

最後の土佐猟師の物語2013 山を追う

私の足下で甘えた声を出す やっと一歳となったこの犬は 今日が山追いデビューでした。 しっかり学ぶんだぞ(笑) ◆見極める 猪など獣たちが残した 僅かな痕跡も見逃さない 猟師と犬たちの感覚の中には 数日前の風景も見えている様でした。 ◆森のこと Kさん…

最後の土佐猟師の物語2013 猟師の宴

春を告げる梅が咲けば 間もなく猟期は終わります。 今年最後となる私の猪猟のため 猟師Kさんの元を訪れました。 ◆河童のREVENGE Kさんが「犬小屋」と呼ぶ 猟師たちの隠れ家は 安芸の山から生まれ出流 清流のそばにあります。 ◆集うこと その猟師の小屋には …

平成25年秋葉まつり 咲くこと

秋葉まつりは男達の祭り。 旧仁淀村別枝集落約3キロの道を 華やかな出で立ちの行列が 秋葉神社に向かい練り上がります。 ◆祭が咲く いつもは静かな集落に この日は色鮮やかな花が咲く。 日本独特とも言える祭の色合いに 毎年心震える想いを感じます。 ◆練り…

平成25年秋葉まつり 帰ること

山間にホラ貝の音が響く。 土佐の北西山間集落旧仁淀村で 火の神様を祀る秋葉まつりは 私の祖先が眠る故郷のお祭です。 ◆帰る場所 毎年和宏さんと通う秋葉さまに 昨年に続いてろくべえさんご夫婦と 初参加の我が家の孫るいと共に 今年の家内安全を願いに上が…

朴の家の遊山2013 結

瀬戸内海の海抜0mから 一気に2,000m近く標高を上げる 笹ヶ峰は風が吹き抜ける山ですが この日は穏やかな山頂でした。 ◆帰って来たこと 「ただいまぁ〜♪」って叫ぶと どこからともなく謙さんの声が 「おかえりなさぁ〜い!」って 聞こえてきそうな気がします…

朴の家の遊山2013 転

標高約1.550m丸山荘を過ぎ 1,700m付近まで生きている ダケカンバの森を抜ければ 四国らしい笹原に飛び出します。 ◆冬の空へ ここは厳密には森林限界でなく 山火事などで森が失われた後 森が回復に向かっている過程だと 謙さんに教わりました。 今は立ち枯れ…

朴の家の遊山2013 承

ただ頂だけを目指していた 若い私の足を止めてくれたのが 笹ヶ峰8合目にある丸山荘を 管理していた伊藤さんご夫妻でした。 ◆学舎のこと その老夫婦のお人柄に惹かれ 年の休みの半数以上をここで過ごし 山での仕事や登山者のことなど 10年間で多くの学びを頂…

朴の家の遊山2013 起

「染まっちゅう、染まっちゅう」 この日目指す西条市笹ヶ峰の お饅頭のような穏やかな山容が モルゲンロートに染まっていました。 ◆土呂橋を渡る時 笹ヶ峰丸山荘に向かう 渓谷に架かる古い橋を渡る時は いつも心が躍る一時でしたが あの日だけは違っていまし…

河童の日々遊山 鍋を買う

「まあ、お茶でもどうですか」 昼から休みを頂いた小雪舞う平日 友人のギャラリーにお邪魔しました。 ◆鉄との付き合い 買い物はいいからと オーナーが入れてくれたお茶は 鉄瓶の湯が茶葉の風味を引き立て 心まで温めてくれました。 ◆自然との付き合い 3千年…

節分の日の遊山 想い

暦の節目となる日に tochikoと共に歩いた山は 私たちの山登りが始まった場所。 あれから25年を過ぎて 未だにオロオロ歩いている 山道での出会いと別れには 多くの学びを頂きました。 特に石鎚山系にある笹ヶ峰には 大切な思い出が沢山眠っている。 来週はこ…

節分の日の遊山 結

「頂上はどうする?」 もうここでいいと思うよ。 お山を眺めてお昼にしょうや。 ◆今日の居場所 大きな鳥が翼を広げた様な 美し山容を持つ伊予富士は 頂に登るより腰を据えて 懐から眺める方がいいと思う。 ◆ご馳走のこと 北に瀬戸内海を見下ろし 南の彼方に…

節分の日の遊山 転

この道は夏の暑い盛りに 山のお父さんと草刈りした道。 tochikoの後ろ姿を眺めながら 懐かしいあの日々を思い出していました。 ◆大切な思い出のこと そしてtochikoもこの山には 亡くなった山のお父さんとの 思い出が眠っています。 ◆基安鉱山のこと 伊予富士…

節分の日の遊山 承

北面に荒々しい岩肌を持つ 男性的な山容の寒風山が姿を現す。 この山域は日本最大の活断層 中央構造線が削りあげた風景なのです。 ◆記憶と出会う 山道が稜線と出会う「桑瀬峠」は かつて伊予と土佐を結ぶ峠でした。 そしてtochikoと私の登山は ここでのテン…

節分の日の遊山 起

土佐は菜の花が咲き始め 寒暖を繰り返しながら ゆっくりと春に向かいます。 ◆仁淀ブルー 雪解け水が流れ始め 透明度が増した仁淀川も 山を覆った冬を海に帰し 春の風景に近づいています。 ◆思い出の山 今回訪れる山は石鎚山系にある 寒風山から伊予富士の稜…

河童の日々遊山 拭漆の器

須崎在住の陶芸家小坂明さんの 高知市内で開催される個展に tochikoとお邪魔しました。 ◆日々の器 もう15年のお付き合いになる 小坂さんの陶器はtochikoのお気に入り。 我が家の食器棚の陶器の殆どは 彼の作品で埋め尽くされています。 = ギャラリー エム・…

電脳秘書ちいの日記 感謝の111万キリ番のお知らせ

猿板といえばキリ番。 今回は「ぞろ目」です(笑) 1,111,111から1,111,115まで募集し 賞品の数だけ抽選を行います。 応募方法は 「猿板」とわかるカウンター写メ等画面と (カウンター以外の項目も映っている) 時刻及びプロバイダと プレゼント送付先を記…