猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 鍋を買う

お茶と茶菓子

「まあ、お茶でもどうですか」
昼から休みを頂いた小雪舞う平日
友人のギャラリーにお邪魔しました。
◆鉄との付き合い
 買い物はいいからと
オーナーが入れてくれたお茶は
鉄瓶の湯が茶葉の風味を引き立て
心まで温めてくれました。

◆自然との付き合い
 3千年とも言われる
日本人と「鉄」の付き合いにより
遺伝子に刻み込まれた記憶が
鉄を素直に受け入れるのでしょう。

草と木と土そして鉱物を
巧みに活かしてきた先人の文化は
私は世界一美しい造形を生み出し
体にも優しいものだと思っています。

                
◆日常の付き合い
 今日はアルツハイマー騒動で
買い換えたステンレスの鍋が
やはり使い勝手が悪いので
元のアルミ鍋に戻すお買い物でした。

今日は職人が丁寧に打ち出した
美しい模様を持つ行平鍋を頂きました。
 しかし今では誰も言わなくなった
あの騒動は一体何だったんでしょうね(苦笑)


                           春待つは妻の帰宅を待つごとし  鈴木鷹夫