須崎在住の陶芸家小坂明さんの
高知市内で開催される個展に
tochikoとお邪魔しました。
◆日々の器
もう15年のお付き合いになる
小坂さんの陶器はtochikoのお気に入り。
我が家の食器棚の陶器の殆どは
彼の作品で埋め尽くされています。
＝ ギャラリー エム・ツウ ＝
◆継がれること
縄文の土器には
漆が施されたものがあります。
その手法に触発され
拭き漆で仕上げた陶器を制作しております。
この器は制作過程で
何度も丹念に表面を磨いてあります。
その後、窯で焼かれて
ひとつひとつが表情豊かに変化します。
そして最後に漆で仕上げることで
独特の光沢が生じます。
◆器を育てる
今回は小坂さんが新しい試みと言う
晩酌にぽっちり良い酒器と出会えました。
この器がこれから私の手の中で
どんなに変化して行くのか楽しみです。
小坂さんありがとうございました。
節分草つばなる蕊もちゐたる 加藤三七子
