猿板

遊山黒子衆SARUの記録

入らずの山の遊山 生きる時

 不入山を後にtochiko里檮原へ。
この山を挟んで生まれた
私とtochikoの命が出会えた事に
何か不思議な縁を感じます。
◆ただいま
 「おかえり〜♪」って
言ってくれているのか?
実家でぬくぬくとしていた
ミイコが迎えてくれました(笑)

◆里の恵み
 父が亡くなり一人になっても
街で暮らすことは出来ないと
一人山里で生きる道を選んだ
母と共に鍋を囲みました。

母はこの山の恵みで暮らし
街で住む家族たちのためにも
その恵みを送り続けています。

◆受け継がれるもの
 翌日曜日tochikoは
母達の味噌の仕込み作業の
手伝いに出かけました。
              
ここの味噌も麹も全て檮原の恵み。
そして母たちは受け継いだ手法を
だだ繰り返し生きています。

◆心をつなぐもの
 でもそれは自家消費だけでなく
それぞれの家族や求める人を想い
毎年その心を送り続けています。
          
そんな自我を持たない社会貢献の心こそ
母達の元気の源だと改めて感しました。
 私も見習いたいと思います。


   ありがとう。母ちゃん。



                        小豆引く言葉少き一日かな  細見綾子