かよう道の草木が
実を結んでいました。
いよいよ最終かな
トサノミカエリソウは下から咲きはじめ
順番に散って行きます。
蜜を求める昆虫の姿が減ったせいか雨のためか
とても静かに感じましたが
植物と昆虫の命の交換の証
小さくてもその姿は冬を越す力強さを感じます。
花が少なかった峠のヤマグミ
もう実はないかも?と思っていたら
いつもよりは少なめでしたが小さな赤い実が
枝先に見えました。
これはタカネハンショウヅル
冬にふわふわと風に乗って飛んでいる姿に出会います。
これから順番に綿毛に変化していく頃
雨粒をまとった姿が
よけいに輝いて見えました。
綿毛はここからどこまで旅をするのでしょう。
草の実やいよよたふとき観世音 森澄雄