猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立春の天狗ノ森遊山 雪の中

瀬戸見の森

 四国カルスト最高峰
標高約1485mの天狗ノ森は
登山口から頂上に立つまで
無雪期で1時間足らずの行程。


◆雪を踏む
 この日積雪は1m前後あるが
降ったばかりの軽い雪の層で
スノーシューなら然程労を要さず
時折雪雲が切れ気持ちも弾む。



◆冬の道
 ただ一度ほど
湿雪が降ったようで
たっぷり雪を蓄えた
モミの枝が低くたわみ
                 
登山道も積雪で持ち上り
中低木が障害になって来たが



 「バフバフ 楽しいわぁ〜!」
この山は雪崩の危険が極めて低く
                 
Tommyさんとtochikoは
思いっきり楽しんでいる様子で
 何より 何より (^_^)



◆遊山の心
 頂上まで残り200m位で
行く手を木々と雪に阻まれ
道を見失ってしまった。



 「無雪期に
   もっと来ちょかなねぇ」
                 
 そうですね。
でもバフバフは十分楽しんだし
ここで引っ返してお昼にしましょうか。



◆子供の心
 「せや! せや!!」
 私たちの楽しみは
登頂だけではないのだから。
                   
 弾ける様に駆け出す
Tommyさんとtochiko。
雪を見ると童心に返ると言うことかぁ。



                   雪まみれにもなる笑つてくれるなら  櫂未知子