猿板

遊山黒子衆SARUの記録

仁淀川の桜巡礼 結びの桜

池川の桜

 最後に訪れた桜は
池川ふれあい公園の桜並木。
この山間部にある河川敷には
ソメイヨシノが800m連なります。
◆清流に咲く
 ここは仁淀川の支流土居川の
ダム湖などとは色が違う
桜色を映す澄んだ流れを背景に
桜が咲く私のお気に入りの場所。

◆心に咲く
 国内で600種以上が確認される
温帯日本は世界一の桜大国です。



特に江戸末期に出現した染井吉野
明治以降日本全国各地に広まり
サクラの中で最も多く植えられた品種。


                
江戸染井の植木屋の情熱が生み出した
葉に先だって花が開き
成長は早いが寿命は短い桜は
今も日本人の心を癒し続けています。



◆水に咲く
 仁淀川の清流が育てた
桜たちを楽しんだ後は
その清流を食さなければなりません(嬉々

私はその地で生まれたものは
その地の水で調理してこそ
味が活きるように感じています。


 ありがたいね Kさん (^_^) 



                     さまざまのこと思ひ出す桜かな  芭蕉