猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 輝く野菜たち

テルくん

「野菜持ってきたので食べて下さい。」
お昼休みに届いた携帯メールは
土佐自然塾と山下農園の卒業生
テルくんからのものでした。
◆元気な野菜のこと
 家に帰ってきたら
我が家の玄関前は野菜の山。
しかも量販店の野菜よりずっと美しく
美味しそうなものばかり〜♪

 早速tochikoが料理してくれました。
「ほうれん草は甘くて美味かったぁ〜♪絶品でだわ!!」
「よかったです。また他の野菜ができたら持っていきます。」
 いえいえお金と交換させて下さい(笑)

◆目指すこと
 高校生の頃から共に野山を駆け巡り
私達の援農活動がきっかけとなり
日本の百姓の道を歩み始めたテルくん。

そんなテルくん達長引く厳しい不況を生きる若者が
いま農業や山を目指す者が増えているのは
地に足をつけたいと感じているからではないのでしょうか?

◆共に生きること
 しかし彼らにとって自然も農業も
決して優しいだけのものではありません。

でも引きこもってばかりでは何も生まれない。
たとえ挫折してそこから帰ってこようが
何度も何度も挑戦してもらいたいし
その努力の向こうには必ず希望の光が見えてくるはず。

ちょっと先に生まれた私から後に続く彼らに
これからもずっと出来る限りの応援をしたい。
それが先を歩くものが「やらなくてはならないこと」だと思っています。
  大根引き大根で道を教へけり 一茶