猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 持ち寄ること

伝えたい想い

 和宏さんとお手伝いした
先週の慎子のツアーには
ちょっとした裏話があります。
◆一通のメール
「ツアーの前日は休めませんか?」
和宏さんからのメールは
遠くから来られる人のために
山菜を先に確保しようとの誘いでした。

 でもたとえ同じ山菜であっても                    blog Rankingへ
嘘があっては土佐ッ子の恥。
長年通いつめて見つけた
同じ山域の穴場に向かいました。

◆山の恵み
 旧営林署の放置林に・・・。
ありました、ありました(嬉々
 コシアブラ 
タラにコシアブラにハリギリ。
どれもウコギ科の優秀な山菜達です。
<ハリギリ> 
◆心に染みる口福
 目的を半ば達した頃。
「そろそろお昼にしませんか?」
和宏さんが朝早く仕入れてくれた
直販店の田舎寿司とお素麺。

それは表に出る事を好まない仲間と
共に腰掛け春の紅葉を眺める
心温まる一時でした。

◆伝えたい想い
 登山は弱者保護の世界。
持つ者が持たない者に手をさしのべ
役割分担でその目的に向かう
「割り勘」でなく「持ち寄り」

SARUは自らの頂上のピースより
心を持ち寄る仲間と共に拙い経験が
誰かの役に立てば良いなって思います。

          桃栗三年柿八年 柚の大馬鹿十八年 河童一生