猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

電脳秘書ちいの日記 夏も終わった

24日〜27日迄、東京のスーパーよさこいに行ってました。 お天気がものすごく良くて、 日中はバテバテ××× 年々しんどくなっています。25日(土)朝に夜行バスで着いて そのまま4箇所踊って、 26日(日)も4箇所…最後の演舞が 表参道約20分のストリート踊り〜…

tochikoな里帰り 花咲く里で

旅の締めくくりは 仁淀川に沿って走りました。 夏の終わりの陽射しは澄んだ空気を運んできて 川も美しく輝いていました。 ☆笑顔の花 夏の畑仕事は楽ではないのに 「草むしりって楽しい〜」「こんな無心になったことないかも〜」 と何人分も頑張ってくれまし…

河童居ぬ間の一輪挿し 良き便り

カラスウリ(烏瓜) (ウリ科) 花言葉:「良き便り」 原産地:中国・日本 林や藪の草木にからみついて成長する つる性の多年草。 朱色の果実と夜間だけ開く花で知られ 地下には塊根を有する。 烏瓜夜ごとの花に灯をかざし 星野立子 この花の日記:ヌル谷へ…

さよちゃんの夏休み 幸を頂くこと

tochikoが生まれ育った四万川は 清流四万十川の源流に位置し ここで母たちが農薬を使わないのは 故郷の環境を想っての事だと言います。 ◆循環すること この地でお天道様と対話し土を造り そこにまく種もここで繋がって来た命。 そして全てのものを再び大地に…

さよちゃんの夏休み 畑の花のこと

「めっちゃ気持ちええわぁ〜♪」 縁側に座って朝を眺めるさよちゃん。 この笑顔ってきっと子供の頃に 帰っているんだろうなぁ〜(笑) ◆朝の風景 昨夜見えなかった檮原町四万川の風景。 緑から吹き上げてくる涼しい朝の風は 都会で味わうことが出来ないご馳走…

さよちゃんの夏休み 里の星のこと

平成24年8月24日 JR高知駅。 「お帰りぃ〜!!」 「ただいまぁ〜♪」 ◆再会のこと 大阪生まれの大阪育ち さよちゃんとのご縁は 山の親友わいちゃんで結ばれ 今年で2回目の来高となりました。 ◆土佐の最新部へ 「河童さん。来月の山の予定は?」 一通のメール…

tochikoな日常 処暑の日

暦の上では秋ですが まだまだ暑い日が続いていますね。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 ☆ごろーちゃんのお引っ越し 先日ごろーちゃんが 無事、義妹のところに嫁(女の子なので)に行きました。 そこにはミニチュアダックスが二匹居るのですが 行った日に…

葉月の三嶺の遊山 命のこと

山の朝は「おじや」がいい 調理時間が短い事もありますが お腹に優しくエネルギーとなるのも 早いように感じるからです。 ◆帰る時 この夏も落雷により尊い命が 山で散ってしまいました。 そして今年もこの山域で 人に追われた鹿達の殺戮が始まる。 もう日本…

葉月の三嶺の遊山 山での時

山で過ごす時間の流れは 下界のものとは別の様に感じる。 それは心がより多くのものを求め 全てがスローモーションになる感じ。 ◆雲を眺める 今回は落雷を避けてテントは張らず 山頂にある避難小屋をお借りしました。 夏山の午後は雷の想定が必要です。 この…

葉月の三嶺の遊山 稜線の雲

今回は沢に沿って頂に登り 稜線に沿って林道に帰る三角縦走で 道を確かめる事にしました。 ◆横断線 東熊山(カヤハゲ)分岐から 谷に下る横断線に入りました。 このコースは木々の間から 奥物部の稜線を望む事が出来ます。 ◆フスベヨリ谷 この山麓も草木を失…

葉月の三嶺の遊山 森のこと

平成24年8月17日。 遅い盆休みをtochikoと取って 通い慣れた西熊の森に向かい 峠のトンネルを抜けました。 ◆お盆のあと ダム建設犠牲者の霊を慰め 水没した集落をしのぶ祭 「奥物部湖水祭」が無事終えた事を 湖畔の踊り舞台が伝えてくれました。 ◆川を遡る …

虹を見たこと

いつもの山から帰ってきました。 今回は山頂を洗った夕立のあと 山の空に架かる虹に出会いました。 雨上がりの澄んだ空気の中 さっと七彩の弧を描いた虹は 目の覚めるような美しさでした。 晴れになると言われる夕虹が いま大きな変化の中にある この山域へ…

電脳秘書ちいの日記 お久しぶりです…

よさこい祭り本祭も無事終わりましたが 一息つく間もなく、明日は商店街の土曜夜市… で日曜からはスーパーよさこいに向けての 練習が始まり…来週金曜夜には、東京へ出発します。。。それまで準備やら色々…仕事も締切がせまってて 慌ただしく8月が過ぎていき…

普賢さまの夏祭り 光になる

明賀は土佐矢筈山の山麓にある 四方を山に囲まれた四国最深部の集落。 夏は涼しいですが冬は長く厳しい。 ◆大切な遺伝子 夏の大雨による土砂崩れや 冬の大雪により孤立する事も度々あり 今年も大雨で県道が崩壊しましたが 「住んじゅう者はそうでもないぞぉ…

普賢さまの夏祭り 和になる

今年のSARU踊り子隊は 私達夫婦と山猫、同僚のYちゃんと あやとと、お父さんの6名でした。 ◆持ち寄り 「こんなもんしか無いけんど しっかり呑んで食べて踊ってよ」 踊り疲れたら接待所に招かれて 里の人たちとの語らいが始まります。 皆で囲む全ての精進料理…

普賢さまの夏祭り 輪になる

平成24年8月10日。 土佐はよさこい祭りの本番を迎え 若者達の熱気に包まれていました。 ◆山へ分け入ること 仕事を終えた私たちは 熱い街の喧騒から逃れるように 旧物部村から徳島に抜ける県道を 暗闇に向かって車を走らせました。 ◆最深部の祭りのこと 県道…

和宏さんの花巡礼「月光の花」 懐の中

キレンゲショウマに見送られ 和宏さん達と霧の森を抜けて 再び頂に向かって登り始めました。 ◆和宏さんの花巡礼 いつもの事ですが和宏さんの 日帰りとは思えない大きなザックには 街からの土産が沢山詰まっています。 「私には信仰する神様はいませんよ」 そ…

和宏さんの花巡礼「月光の花」 森の中

「まるで一つ一つの花が 月光のように澄み 清らかに輝いて見えた。」 宮尾登美子さんはそう表現した。 ◆行場に咲くこと キレンゲショウマは行場谷と呼ばれる 普段は登山者が訪れることが少ない 北斜面の険しいガレ場に生きています。 そこは神と人の世界を結…

和宏さんの花巡礼「月光の花」 雲の中

2012年立秋の日。 月光色を纏った花 キレンゲショウマを求めて 徳島県剣山に向かっています。 ◆夜明けのこと 南西にいる台風がもたらす 海からの温かく湿った空気は 山と出会い白い雲となっています。 ◆集うこと 和宏さんとkaturakoさんとの 毎年恒例の花巡…

いつもの峠道の遊山 命のこと

土石流痕に進路を絶たれ 三嶺登頂を諦めた私達は ヌル谷で昼を摂る事にしました。 ◆種子は休眠すること ブナやミズナラなどは 土壌の窒素がないと育たないため この森はリセットするのだろう。 しかしいつか空中窒素固定能力を持つ 根粒菌が共生する先駆植物…

いつもの峠道の遊山 森のこと

食用菌トンビマイタケを見つけた。 この森には草花に代わりに 木々を分解しCO2 を大気に還す 菌類が目立つようになってきました。 ◆草のない山 かつて笹の間を縫うように登っていた 土佐と阿波を結ぶ古の峠道「韮生越え」は 風だけが吹き抜ける殺風景な森と…

いつもの峠道の遊山 道のこと

イワタバコが木漏れ日に咲いている。 激しい沢登りの時に目が探している 暑い夏に咲く癒やしの花。 ◆韮生林道から 四国を襲った数々の大雨や 台風の後もずっと通った林道が これほど毎回荒れている風景を 今まで私は見たことがありません。 ◆水の力 いつも美…

いつもの峠道の遊山 川のこと

稲刈りが始まった 国道に沿った南国市の田圃は 金色の朝日楼となっていました。 ◆平成24年8月4日の朝 平成24年7月12日物部町笹で 時間雨量100mmを記録した大雨から 3週間を過ぎたこの週末も 物部川は今だ土砂を流し続けていました。 ◆大雨のあと 25年通い続…

和宏さんKさんの山便り 穂高速報

夏の遠征で穂高に入った 猟師Kさん、歯医者さん、katurakoさん Mさん達和宏さん隊から 途中報告が届きました。 ◆平成24年7月31日 涸沢小屋より北穂高〜涸沢岳経由で 3時過ぎに無事穂高岳山荘に着きました。 難所もあったけど 助け合って乗り越えました。 天…

涼風求める遊山 結

山小屋の朝は早い。 縦走するパーティは夜明け前に発ち 小屋で日の出を待つ人は意外と少ない。 ◆夜明けの風景 紺色の夜を朱に染めはじめ アマテラスが目覚る音のないドラマが 目の前に広がる。 私は夜から朝に移りゆく 空のグラデーションが好きです。 ◆とん…