山で過ごす時間の流れは
下界のものとは別の様に感じる。
それは心がより多くのものを求め
全てがスローモーションになる感じ。
◆雲を眺める
今回は落雷を避けてテントは張らず
山頂にある避難小屋をお借りしました。
夏山の午後は雷の想定が必要です。
この日も夕食を終える頃まで
雨と雷は断続的に続きました。
◆斜陽の風景
やがて雷鳴も遠く離れ空が開け
西に傾いた陽の光が虹の橋を山上に架ける。
秋の気配を感じる澄んだ空気の中で
音のないドラマが山頂に展開されました。
◆天の川
随分お酒もすすみましたね(笑)
そして今回の狙いの一つは新月の夜空。
無数の星が瞬く夜空に
横たわる大河に星が流れる
そんな静かで壮大な風景に
出会うことが出来ました。
天の川柱のごとく見て眠る 沢木欣一