平成24年8月10日。
土佐はよさこい祭りの本番を迎え
若者達の熱気に包まれていました。
◆山へ分け入ること
仕事を終えた私たちは
熱い街の喧騒から逃れるように
旧物部村から徳島に抜ける県道を
暗闇に向かって車を走らせました。
◆最深部の祭りのこと
県道最深部の集落「明賀」には
宝永5年(1708)建立とされる普賢堂があり
旧暦6月23日の晩に夏祭りが行われます。
私達夫婦はこの晩だけは
何があっても駆けつけねばならない。
「もう来んかと思いよったぞぉ(笑)」
休みが取れず渋滞に巻き込まれて・・・m(_ _)m
◆集い踊ること
旧物部村明賀は昭和30年頃には
三百人を越す人が暮らしていましたが
今年2世帯4人になってしまいました。
でも踊りが好きと信じる普賢様の元に
この日だけは里を出た人たちも集い
夜遅くまでそれはそれは楽しそうに踊り
私達も毎年参加させて頂いています。
さあ、今年も皆の感謝と願いが
普賢さまに届きますように
地を叩き朝まで踊りましょう。
夏祭雨きらきらと囃子過ぐ 野澤節子