猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八田さんの自家旅「故郷の山」 おかえり

おかえりなさい

「月曜日に高知市の病院に行くんで
 この週末お願いできないかなぁ?」
ちょうど行く先の決まっていない週末
八ちゃんと遊ぶことにしようか!
◆tochikoのいない休日
 30年近い付き合いの山の盟友は
今年ある病気に出会ってしまい
現在その正体を探っていると言う。

◆思い出を歩く
 いつも八ちゃんとの宴は
青いビールで乾杯でしたが
今はお酒は絶っている。

でも話すことはいつもと同じ
かつて共に歩いた山の話。


           
「あのときは本当に怖かったね」


そうそうtochikoと三人で
一晩中テントを死守したよね。



◆故郷へ帰る
 「黒沢湿原に行きたいんだけど」
八ちゃんにしちゃ珍しいこと言うね。
「下の妹が独身の頃気に入っててね
  一度観たいとと思ってたんですよ」
          
そんな訳で今回の自家旅は
ハちゃんの故郷の湿原へ
二人で出かける事になりました。


                         髭白きまで山を攀ぢ何を得し  福田蓼汀