猿板

遊山黒子衆SARUの記録

つらつら山の三辻遊山 起

                                                         

 移動性高気圧が東海上に離れ
大陸の高気圧との気圧の谷に入る
西日本は日差しが届くだろうが
地形によって天気が崩れるかも。

◆空を観る
 今冬の偏った偏西風蛇行によって
日本の北に巨大な寒冷渦が停滞する中
来週にかけて後続の寒冷渦が次々合流し
本格的な寒波と大雪をもたらすことになるか?

 

 加えて日本の降雪量に影響する
日本海の海水温が高いことも気になる。

 

◆川を遡る
 久しぶりのろくべえさん達と
どの山に行こうかと考えていたが。

 「三辻の森やないが」

     やっぱりそうだよね。

 約束の朝早く
僕たちの家まで来てもらって
鏡川を溯り源流の森を目指した。

                 

 「お気に入りの山域(西熊山か三嶺の天場など)で
  お会いすることをいつもイメージしていましたが
  我慢できなくなりお誘いしました。」

 「三年半前から猿板を読んでいますから」

    「河童さんと乾杯したかった」

 そんなろくべえさん達と
もう12年山を歩いたんですね。

           

◆共に分け入る
 tochikoと共に35年歩いた山道で
多くの出会いがあり別れもあったけど
ろくべえさん達が一番長くなりましたよ。

 「今日は
   なんで三辻山なんですか」

 以前一緒に歩いたとき地面が
気持ちいいと言ってくれたから。

                                         

 そんな山の盟友と入る三辻の森は
どんな一期一会を見せてくれるだろう。

                    髭白きまで山を攀ぢ何を得し  福田蓼汀