猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな山歩き 逢える場所

まだ寒い山の中でも ここに来れば春に逢える 春を見つけたいから ここに来ました。 期待して訪れた福寿草の群生地は そのほとんどがまだ固い雪の下でした。 郊外では水田に水が張られ カエルの唄が聞こえてきます。 この山で福寿草が 黄色の絨毯になる頃には…

和宏さんの花巡礼2017「寒峰」 宿り木

やはり子供たちは 花より雪遊びなんだろう。 さあ ルイ行くよ。 ◆分け入ること 和宏さんお勧めのお昼の場所へ 堅い残雪が残る急斜面を登り始めた。 私は登山の本質を初心者、弱いものに 合わせて歩く「弱者保護」だと思っている。 ◆悲しいこと 栃木のスキー…

和宏さんの花巡礼2017「寒峰」 福寿草

辿り着いた群生地には まだ固く締まった雪が たっぷりと残っていた。 ◆残雪のこと 雪は気温では なかなか溶けない。 「まだ早かったろうか?」 「わ〜い雪や〜♪」 ◆太陽の花のこと 大半は雪の下だろうが 日当たりと水はけがよく 何とか雪が溶けた場所に 福寿…

和宏さんの花巡礼2017「寒峰」 春兆す

登り始めは雑木林。 枯葉がサクサク音を立てる その下に埋もれている残雪には 十分注意しなければならない。 ◆冬の景色 「まだまだ冬山の風景やね」 あの三嶺北面の雪の白さは 新雪が乗っているのだろう。 ◆山茱萸 「ルイくん元気やね」 子供は身軽で解糖系…

和宏さんの花巡礼2017「寒峰」 菫咲く

南の海上を東進する低気圧や 天気図では描かれない低気圧の影響で スッキリしない空が広がり 北の高気圧が寒気を運んできそう。 ◆曇天の朝 「この天気で開くろうか?」 春分半ばに差し掛かる休日 関西のTommyさんのろさん 阿波のシゲさん達と寒峰を訪れた。 …

お江戸の遊山2017春 お馬鹿さん

今回も仲間とふれあい 新しい出会いも頂いた。 有り難い ありがたい。 ◆一期一会 今までに沢山の人と出会い 沢山の分かれ道に立ってきた。 これからもきっとそうだろうが 自分の歩幅で歩いて行きたい。 ◆よさきち 神奈川のよさきちさんが 宴を構えて迎えて下…

tochikoなお江戸遊山 春の宵

旅の目的は人それぞれ 手作りの胡麻豆腐に 出会いの喜びを感じます。 さて今回 私の一番の目的は 東府中の駅から始まりました。 それから・・・ 懐かしい出会いや 新しい出会いもありました。 ただひとつ残念だったことは 土佐文旦や 鰹人間が愛想を振りまく…

お江戸の遊山2017春 蕎麦屋さん

「おしゃべり 買い物 甘いもの」 女性はこれに尽きると言う。 新宿できぬさんと合流し伊勢丹へ。 ◆銀座のこと tochikoの買い物の間に 店内を探検していた私が見つけた 面白いテナントのディスプレイ。 こうはなりたくないなぁ(笑) ◆咲くらのこと 毎回お世…

お江戸の遊山2017春 お上りさん

tochikoと上る 今年初めての江戸遊山 さあ朝からしっかり食べるぞ。 ◆見下ろすこと やがて陸を離れる時が来る アルコールは十分補給した 今日も大丈夫、大丈夫(苦笑) 「まだたっぷり雪あるねぇ」 高知空港を発ってすぐ 雪をかぶった剣山地が見えた。 行っ…

猿板お休みのお知らせ

河童とtochikoは春のお江戸遊山に発ちましたので 猿板は水曜日までお休みします。 今回も関東の仲間との交流があるとのことで 二人の心の肥やしになっているんだろうなぁって思います。 山も通ってこそ見える風景があると河童は言う。 今回はどんな風景に出…

tochikoな山歩き 始まるとき

陽射しが とても明るくなってきました。 週末はシゲさんご夫妻と 早春の花を求め阿佐尻山へ まだまだ 冷たい風吹くスタート 雪の残る日陰の斜面で 福寿草は懸命に蕾を出し始めていました。 雪を融かす春の陽射しは 固くなっていた気持ちを融かしてくれます。…

和宏さんの花巡礼2017「阿佐尻山」 日向ぼこ

私達は稜線にある 山野草の群生地を目指し 足場の悪い急斜面を登り始めた。 ◆思い切ること しかし斜面は凍った残雪の上に 新雪が乗りスリップしやすい状態だった。 「アイゼンを置いてきましたね」 この時期アイゼンは必携でしたね。 この様子で花は期待でき…

和宏さんの花巡礼2017「阿佐尻山」 春告げ草

朝日が射してきた。 「日が照らんと開かんきね」 しかも今朝は 晴れて寒いですからね。 ◆花の聖地へ この山に登山道はない。 「ここ! ここ!!」 窪地になった山のガレ場は 雪が残り白く光って見えた。 ◆スプリング・エフェメラル 群生地は一面雪に覆われて…

和宏さんの花巡礼2017「阿佐尻山」 なごり雪

日本に低気圧と高気圧が 交互に訪れる春らしい気圧配置。 四国にも雪をもたらせた前線は 東に去り明日は穏やかに晴れそうだ。 ◆祖谷の里山へ 今年の花巡礼の始まりは シゲさん提案の阿佐尻山へ 春告げ草を求め訪れた。 北斜面の高いところには 先日の雪が残…

啓蟄の国見山遊山 結

登山口から1時間半 家から4時間足らずで ブナ林を見下ろす頂に立つ 四国はコンパクトで良い国。 ◆空に囲まれる この上ない晴天だった。 この美しい風景を楽しんだのは 私達ともう一組だけだった。 これも贅沢としたものか(笑) ◆和宏さんの口福 稜線は紫外…

啓蟄の国見山遊山 転

「桜餅をどうぞ」 蟹虫啓戸(すごもりむし とをひらく) 土の中に穴を掘って隠れていた虫たちが 土の扉を開き広げて出てくる時季。 ◆稜線の道 暦は啓蟄に入っても 高山はまだ冬の景色をとどめ 国見山の稜線に根を張る ブナ達も冬の眠りの中にあった。 ◆霧氷の…

tochikoな山歩き 白い鳥

白木蓮がようやく咲き始めました。 早い年は2月から 街のあちらこちらで見つけますが今年は3月に入ってから。 今週は故郷で大雪が降りました。 街の木蓮も 凍ってしまいそうです。 枝先に白く丸まった鳥が 止まっているようです。 さて Tomyさんとはお久し…

啓蟄の国見山遊山 承

登り始めの急登には 昨日降ったであろう 新しい雪が乗っていた。 ◆春の日差し 木々の間から射す 日差しに春の訪れを感じる。 「これは帰りは クチャグチャやね」 ◆人の関わり 冬でも薄暗い植林帯も 今日は明るく感じた。 土壌が乏しくなった植林にも リョウ…

啓蟄の国見山遊山 起

寒気をもたらせた前線が 東の海に去り高気圧が張り出す。 でも中心から外れるのが特徴か。 ◆変化を求める 今週も先週に引き続き Tommyさんを迎えた遊山。 「シゲちゃんも来るで」 えっ!早く言ってくれなきゃ(苦笑) そんな啓蟄に入る週末は 春に向かう風景…

雨水の塔ノ丸遊山 結

剣山系が一望できる 見晴らしの良い場所。 今日もここまでにしましょう。 ◆野宴日和 風も殆ど吹くこがない オープンキッチンには最高の天気。 のろさん雪山のスコップ遊びは クセになっちゃいますよね(笑) 宴の支度が調うまで 始めてこの山を訪れたTommyさ…

雨水の塔ノ丸遊山 転

稜線まで1時間足らず 冬は夏道に頼らないのは普通で それは危険回避の意味もあるが 積雪しないと現れない道もある。 ◆無難だったこと 「ほぼコースタイムどおりやな」 雪がいい状態でアイゼンがよく効いた。 もちろんスノーシューも快適だった様子。 ◆残雪の…

雨水の塔ノ丸遊山 承

「霧氷やろうか?」 昨日雪が降ったかもしれんね。 今日はこの時期としては温かく これから寒暖繰り返し春に向かう。 ◆分け入る この山でのリーダー ろくべえさんのチョイスは 稜線への最短コースだった。 「ここから入りましょう」 ◆森林帯のこと 四国の高…

tochikoな里帰り 雨水の頃

温かさと寒さを繰り返しながらも 一歩一歩春の懐へと近づいてゆく 気配を感じる休日 母を連れての里帰りでした。 「もっと街に居てもえいのに」「まぁ、こたつの番でもしよるき」 やはり畑が気になるのでしょう。 2ヶ月振りの故郷に 雪はありませんでしたが…

雨水の塔ノ丸遊山 起

春の気圧配置は大陸から 高気圧と低気圧が交互に訪れる。 この週末の四国は高気圧に覆われ 穏やかな天候に恵まれるだろう。 ◆変化の風景を求め 今回はろくべえさん夫妻と 関西の友人Tommyさん、のろやまさん そしてプロガイドよっしーくんと共に 塔ノ丸を訪…