東北北部付近を低気圧と前線が通過。
北日本では雨が降り高山は雪になるが
西日本は大陸の高気圧が張り出し晴天。
この日の日本列島は晩秋と冬に別れる。
◆空を観る
この寒冷前線が通過した後には
大陸の寒気本体が日本に降りてくるが
まだ寒暖の押し合いは続くのが普通で
高山は天候の急変に要注意の時期に入る。
今冬も昨年同様に
偏西風蛇行の深く広い
鍋底に日本は落ち込みそうな。。。
◆川を遡る
「秋最後の遊山やね」
二十四節気の霜降が終わる休日
Y'sとtochikoと共にかよう梶ヶ森へ。
南国土佐の紅葉も終盤入り。
「だいぶん降りて来たね」
大豊で高知道を降りてR32へ。
山間国道の樹々に秋が見えてきた。
吉野川に沿って寒気が入るきね。
「いつもの雲海」
国道から観る梶ヶ森は雲の中。
秋は雲海のシーズンやから。
◆支流に入る
「やっぱり晴れた」
吉野川を別れ佐賀山谷川に添い
雲の切れ間から青空が見えてきた。
秋の空気に覆われた
山間集落は稲刈りも
無事終えたようだ。
田の神様は稲架に囲まれ
さぞお喜びのことだろうね。
◆林道に入る
最深集落を過ぎて山頂に至る
林道は標高を上げ雲海の上に出る。
ほんと空の色が変わったわ。
「紅葉やぁ」
やがて落葉が林道を覆うな。
そんな秋が終わる神の山は
どんな風景を見せてくれるだろう。
稲刈れば小草に秋の日のあたる 蕪村