猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 風

 秋の進行とともに
風の吹き方も変化してきて

 2週間で随分変わりました。


 青い空を映した落ち葉の水面の上を

 

 見上げると空を透かした葉木々の葉が
はらはらと落ちてきます。

 

 芽吹きの頃は
木々の葉と風が呼吸し合っているようですが

 

 秋深くなりつつある今は
風が素通りしていきます。

 

 「今日はホットサンド!」

    

 

 乾いた風に香ばしい香りが漂う午後でした。 

 

 

 帰り道
奥の院の栃は流石老木 
すっかり葉を落とし勝負が早かったのだとしみじみ

  ここもまた冬がはじまります。

                  水むすぶ手ぬぐふばかり秋の風   千子