猿板

遊山黒子衆SARUの記録

のろやまさんの三嶺遊山 翌朝の風景

翌朝の風景

 モルゲンロードが空を染めはじめ
私達だけのテント場に朝が訪れる。
この豊かな時を楽しむ事が出来るのは
四国ならではの贅沢かも知れませんね。
◆頂きもの
 山の朝はシンプルであるほど良い。
飯盒飯で残りものをさらえる「おじや」で
いつも心の平安も頂いています。

◆Gradation


 朝がはじまり山が目覚める。



夜の青をアマテラスが朱に染め



四国の重なる山並みを
グラデーションで浮かび上げる。
 何て美しい風景なのだろう。



◆帰り道


 登れば下らなくてはならない。



しかし何度それを体験しようとも
「残念」と思ったり
「後悔」を感じた事は一度もない。



 いつも頂くものは「満足感」と
「明日からも頑張る」というお土産。



 たとえ天気に悩まされても
いつでも「来て良かった」って感じる
 ありがたいことです。



 また季節を変えてここに帰ろう。



 大切な山の友よ。


   空気ほど旨きものなし豊の秋 成田千空