猿板

遊山黒子衆SARUの記録

わいチャンの夏休み2025 西瓜

                                                                   

「さあ ご飯だよ~」

 わいチャン家族の遊山二日目は
昨夜バーベキューで残った野菜で
tochikoがこさえた味噌汁で始まった。

◆朝餉のこと

「ボクおにぎり大好き!」

 梼原のお米で握って下さった
おむすびは本当に美味しかったな。

 

◆嵐のあと

「観に行ってみようか」

 昨夜四国は秋雨前線に伴う上空寒気や
下層暖湿気により線状降水帯が発生して
梼原も雷を伴う大雨が断続的に降っていた。

「シュノーケル持って来た」

 と勇ましく準備する長男くん。
水位は思ったほど増えていないが
流れが速く水温が低すぎたようだ。

「河岸なら大丈夫だから」

わいチャン弟が誘ってはみたが。。。

                                         

  「冷たいからイヤだ!」って

 まあこれもいい体験なんだろうな (^_^)

◆昼餉のこと
 お昼は梼原そばや山菜など梼原の食材を
楽しめる農家レストラン「くさぶき」で頂いた。

 「ここも古民家を移築して屋根は
    地元の職人さんが葺き替えたがで」

 豊富な献立でキジ飯も惹かれたが
僕はナスのタタキなど盛った冷麺にした。

 「さあ ここでIyoちゃん達は下山やね」

わいチャンたちと次の遊山も決まったしな (^_^)

                                                           

◆夕餉のこと

「オレンジ色の西瓜をどうぞ」

  「こんな色初めてです」

    「この西瓜メロンの味がする!」

土佐は園芸王国。
  tochiko選んで良かったな。

 

 おやつの後は夕食の調理にかかる。

「ここで育ったアメゴ焼くでぇ」

アマゴは西南日本の太平洋側河川の上流に棲む
サケ科の魚サツキマスの幼魚ないし陸封魚。

   「焼くのに2時間かかるきね」

               

「僕も焼きたい」

 炭を強く熾しアマゴを串に刺して
遠火でじっくり焼くのが最も美味しい。

僕は香りは鮎で味はアマゴが旨いと思う。

 

 いい香りに釣られたか
なんだかみんな寄ってきたし
前菜としてゆっくり食べようか。

    長男くん 五匹目ですか!

               

 梼原の皿鉢に冷やしそうめん
ゴボウの香りが利いたちらし寿司。
地区の商店が構えてくれた夕餉は
僕らの心を温めてくれたよね。

                  冷されて西瓜いよいよまんまるし  伊藤通明