
「さあ ご飯だよ~」
わいチャン家族の遊山二日目は
昨夜バーベキューで残った野菜で
tochikoがこさえた味噌汁で始まった。
◆朝餉のこと
「ボクおにぎり大好き!」
梼原のお米で握って下さった
おむすびは本当に美味しかったな。

◆嵐のあと
「観に行ってみようか」
昨夜四国は秋雨前線に伴う上空寒気や
下層暖湿気により線状降水帯が発生して
梼原も雷を伴う大雨が断続的に降っていた。

「シュノーケル持って来た」
と勇ましく準備する長男くん。
水位は思ったほど増えていないが
流れが速く水温が低すぎたようだ。

「河岸なら大丈夫だから」
わいチャン弟が誘ってはみたが。。。

「冷たいからイヤだ!」って
まあこれもいい体験なんだろうな (^_^)

◆昼餉のこと
お昼は梼原そばや山菜など梼原の食材を
楽しめる農家レストラン「くさぶき」で頂いた。
「ここも古民家を移築して屋根は
地元の職人さんが葺き替えたがで」

豊富な献立でキジ飯も惹かれたが
僕はナスのタタキなど盛った冷麺にした。
「さあ ここでIyoちゃん達は下山やね」
わいチャンたちと次の遊山も決まったしな (^_^)

◆夕餉のこと
「オレンジ色の西瓜をどうぞ」
「こんな色初めてです」
「この西瓜メロンの味がする!」
土佐は園芸王国。
tochiko選んで良かったな。

おやつの後は夕食の調理にかかる。
「ここで育ったアメゴ焼くでぇ」
アマゴは西南日本の太平洋側河川の上流に棲む
サケ科の魚サツキマスの幼魚ないし陸封魚。
「焼くのに2時間かかるきね」

「僕も焼きたい」
炭を強く熾しアマゴを串に刺して
遠火でじっくり焼くのが最も美味しい。
僕は香りは鮎で味はアマゴが旨いと思う。

いい香りに釣られたか
なんだかみんな寄ってきたし
前菜としてゆっくり食べようか。
長男くん 五匹目ですか!

梼原の皿鉢に冷やしそうめん
ゴボウの香りが利いたちらし寿司。
地区の商店が構えてくれた夕餉は
僕らの心を温めてくれたよね。

冷されて西瓜いよいよまんまるし 伊藤通明