猿板

遊山黒子衆SARUの記録

梅雨入りの帰郷遊山

別世界

 「やっぱり涼しいね!」
街は夏日になっていた様で
暑さに極端に弱い私には
何とも有り難い気温です。
◆四国の最深部へ
 トンネルを抜ければ
別世界が待っています。
雲の上の街を高知県梼原町
tochikoが産まれ育った里。

◆里の恵み
 母の田圃は田植を終えています。
 「田に長くいるほど米は美味くなる」
山から直接水が流れ込む母の田は
水温が低くゆっくり稲が育ちます。
  
母の小さな畑に野菜達が育っている。
 「畑仕事が何より
   ストレス発散になる!」
母の元気の源なのでしょうね(笑)
            
◆癒しのとき
 ただいまぁ〜♪
母の嬉しそうな笑顔が
私たちを迎えてくれる。

早速tochikoと母が
夕食の支度にかかる。
           
 「煮物ばぁしかないで」
里で獲れた野菜たちと
下のおんちゃんが造った豆腐。
大豆も自家製で味も香りも濃い。
  
「母ちゃんのジャガイモで
  河童ちゃんの好物の
  ポテサラ作っちゃおき」
            
もちろん晩酌の器は
お気に入りの焼き物で。



 こんな山に行かない休日は
里山でのんびりするのがいい。


                           


  樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ  日野草城