猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

tochikoな休日 逢うこと

台風の影響で欠航となり 予定していた日の翌日 ようやく飛び立つことが出来ました。 四国は海と白い雲がよく似合うと いつも思う さて、久しぶりに逢いたかった友人に逢えた二日間 高知のアンテナショップで土佐料理(笑) お腹と心を満たすお料理と尽きない…

立秋の剣山遊山 転

西島リフト駅に上がる。 夏休み時期は子供連れが多い。 リフトを自然破壊と言う人がいるが 自然のスパンで考えればどうかな。 ◆変化の兆し 笹に覆われた西島は 西方に女神の山三嶺を望み 上空に厚い雲が流れはじめていた。 ◆涼風抜ける 今日は遅い出発だった…

立秋の剣山遊山 承

蝉の音が涼しく響く 石段を登り剱神社の神々に 今夏の無難に感謝申し上げた。 ◆神々の山へ 注連縄を潜り聖域に入る。 吹き上がる山風に秋を感じた。 「空気が変わったね」 ◆山毛欅の森 登山口は標高約1400m。 歩き始めから山毛欅の森に入る。 台風の影響か …

立秋の剣山遊山 起

台風が刺激した大雨のあと 明日は段々と天気が回復する。 街は昼間蒸し暑くなりそうだ。 ◆納涼遊山 祭りが終わった週末 tochikoと共に居場所になった山へ 夏の熱を冷ます晩酌に上がることとした。 ◆今年の雨量 吉野川は昨夜の大雨で 濁っているが増水はない…

電脳秘書ちいの日記 夏の終わりに

「よさこい祭りが終わると高知の夏は終わり」 と思うくらい、高知ではこのお祭りが終わると夏の終わりを感じます。いやいやまだまだよさこいの夏は終わっていません。台風20号に翻弄された週末 河童ちゃんとtochikoは スーパーよさこい参加のため 今日お江戸…

tochikoな山歩き 立秋のみち

剣神社の参道入り口にあるヤマボウシが赤くなりはじめました。 今年は実も多そうです。 いつもの水場で休憩 水場近くの広葉樹に付いた苔が 光って見えました。 水分を含んだ苔が 気温が下がったことを教えてくれます。 もうひとついつもの 和宏さんの置き土…

河童の日々遊山 秋の予感

今夏日本を訪れた台風により 日本近海の海水温が下がっきた。 子供の頃台風のあと海に行って 寒かったことを思い出す。 ◆海洋性気候のこと 四方を海に囲まれた日本は 海洋の影響を強く受けることは 小学校のころ習ったこと。 海風が直接陸に吹き付ける 日本…

大暑の梶ヶ森遊山 癒すこと

頂上まで続く木段が始まる。 この木段は作った頃から歩幅に合わず また水をせき止めるため土が掘れ 維持を怠れば逆に障害物となる。 ◆夏の空 「自然を知らないものが 山に関わるとそうなる」 ある山守はそう指摘していた。 善意であることは間違いないが そ…

大暑の梶ヶ森遊山 森のこと

「河童ちゃん 沢沿いに行こうや」 そうやね遠回りもいいね。 ◆道しるべ 奥の院から奥には 手つかずの自然林があり 紅葉の名所紅葉川コースへ。 ◆沢の木々 水辺を好む木々が 根を張る沢を渡る。 今回の増水は 橋を越えていたようだ。 そのお陰か吸血虫が少な…

大暑の梶ヶ森遊山 涼のこと

「天然のクーラーやね」 川に向かって直線的に下る 沢は吹き上がる山風の通り道。 ◆涼風のこと 全ての動物も植物も 体外に熱を逃し活動している。 そのためには温度差が必要となる。 熱中症対策で「水を飲め」は 体内の浸透圧を下げることとなり かえって免…

大暑の梶ヶ森遊山 水のこと

「沢が吹いちゅうね」 斜面に植えられた人工林を 川に向かって下る何本かの沢は それほどの崩れではないようだ。 ◆水が流れること 日本の「治水」の基本は 雨水を側溝や下水でいち早く 堤防で囲んだ河川に流し海に運び 平野部にある街を守ること。 今回の豪…

tochikoな帰郷 灯り

今年も百日紅が咲き始めました。 私にとっては盆花のような花で ぽんぽんと弾けて 庭に灯りをともしてくれています。 去年ほどではありませんでしたが 今年も大きな子供と小さな子供が集まり 賑やかに過ごすことが出来て 父の笑顔が目に浮かぶようでした。 …

大暑の梶ヶ森遊山 分け入る

気持ちよい青空が広がる 街はグッタリするような暑さが続くが のんびりばかりでは身体がサボる。 ◆爽快を求める 夏の適度な運動のため tochikoと二人で涼しい遊山 沢に沿って登る梶ヶ森を訪れた。 ◆晴天の朝 「山頂は雲の中やねぇ」 豪雨のあと梶ヶ森を訪れ…

平成最後のよさこい祭り

我が「とらっくよさこいbyちふれ」 今年のテーマは「月に岡惚れたくじら」の物語。 主役150頭の勇魚は熱いご声援支えられ 見事金賞1番を頂くことが出来ました。 ◆2018御喜楽 興々 これも一興 それも一興 興じて 興じて 澄ました良夜は弄月で 雨夜の晩は 青色…

黒沢湿原へようこそ 結

2時間程度の散策であったが 今日はこれで十分と感じた。 「満腹」より「満足」がいい (^_^) ◆山猫亭と飯炊き男 お昼の最近仕事が忙しかった 山猫さんが構えてくれた。 もちろん和宏さんが飯を焚く。 「心太も構えちゅうでぇ」 ◆炎天下の激しい運動 私はこの…

tochikoな日常 夏極まる

立秋を過ぎ 山間部では夕立の後に ひんやりとした空気を感じるようになりました。 大雨のせいか今年は鮎も少なく 釣り人も居ない川に霧が立ち 蜩の音が響いていました。 さて、土佐は暑い熱いよさこいが始まり お気に入りのチームを目指し待つも動くも汗だく…

黒沢湿原へようこそ 転

昔から黒い土と泥の湿地があり 「黒沢」と呼ばれていたものが 「くろさわ」がなまって 「くろぞう」と呼ばれる様になった。 ◆水が造ること 黒沢湿原は東・西・北に 標高600mあまりの山に囲まれ 南方は緩傾斜して松尾川に向かう。 この湿原は南北約2kmの縦長…

黒沢湿原へようこそ 承

「やっぱり涼しいね」 人間が裸で静に過ごして 暑さも寒さも感じない温度は26℃ 人はその環境で生まれたと考えられる。 ◆四国の尾瀬と呼ばれる 徳島県漆川地区 「黒沢湿原」(標高550m)は 面積約40ha四国最大の山頂湿原。 ◆四国の箱庭 山中に出来た平坦地に…

黒沢湿原へようこそ 起

台風12号は寒気の影響により 偏西風に逆行し日本列島を西進する 私は見たことがない進路を取るという。 ◆涼を求めて 日々熱中症への警戒が 繰り返し報道されている今夏 四国の稜線へは上がる気がせず 山猫さんと和宏さんと黒沢湿原へ。 ◆吉野川を遡る 猛暑と…

和宏さんの花巡礼「檮原町」 山食堂

海津見神社のさらに奥 小さなレストランがある茶や谷は 北に四国カルストをひかえた 自然の恵み豊かな山間集落。 ◆D'aPan屋 高知市などホテルやレストランの フレンチシェフを務めた料理人が 地元の食材など素材にこだわった 小さなレストランを茶や谷に開店…

和宏さんの花巡礼「檮原町」 竜王様

百一草園からさらに奥へ 猛暑が続く今夏の安全祈願に tochikoが幼い頃から親しんだ 竜王様と呼ばれる神社に向かった。 ◆山の海神であること 梼原町海津見(わだつみ)神社は 竜王様の名で知られ今も参拝者が多い 桂浜竜頭岬にも神社が建つ海の神。 ◆長い歴史…

和宏さんの花巡礼「檮原町」 花道楽

この日花道楽の管理人さんは 先の大雨で流れ出た土砂の後片付けと 草木の手入れを汗だくで行っていた。 ◆キレンゲショウマ園 「最初3千株ぐらいから始めて よほどここが気に入ったんでしょうね 種を落として今では3万株はあると思います」 暑さに弱く水を多…

和宏さんの花巡礼「檮原町」 花の園

梼原町役場でtochikoと落ち合った。 この日土佐の避暑地の人は暑いと言うが 高知から上がってくれば十分涼しく感じる。 ◆梼原町東川 梼原町役場から さらに山奥に入った東川は 背後に四国カルストをひかえた 水と空気が澄み切った山里。 ◆咲くまで待とう館 …

tochikoな休日 涼風

ここ何年か 毎年訪れている黒沢湿原 標高500mの山の中にぽかっと開いた湿原は 日陰に入れば涼風が吹き 木道から見える範囲でも 様々な植物や昆虫に出会う事ができます。 今回一番の出会いは 超大型シロスジカミキリ! こんな出会いも嬉しい 涼風散歩でした(…

和宏さんの花巡礼「檮原町」 ゆく道

「檮原の植物園どうやろ?」 tochikoも関わり新聞に掲載された 土佐最深部にある植物園を訪れた。 ◆川を遡る 私の故郷を源とする仁淀川。 先の豪雨の増水も落ち着いたようで 元の穏やかな流れに帰っていた。 須崎市から新庄川を遡る R197に入り津野山郷を目…