猿板

遊山黒子衆SARUの記録

黒沢湿原へようこそ 結

遊山の終わり

 2時間程度の散策であったが
今日はこれで十分と感じた。
「満腹」より「満足」がいい (^_^)


◆山猫亭と飯炊き男
 お昼の最近仕事が忙しかった
山猫さんが構えてくれた。
もちろん和宏さんが飯を焚く。



 「心太も構えちゅうでぇ」
                   
◆炎天下の激しい運動
 私はこの歳になって
tochikoや仲間が滑落などが怖くなり
登山は自ら危険を冒す「冒険」は止めて
好奇心に導かれる「遊山」の道へ分け入った。



 野生の動物をみても暑いときは
木陰などで休んでいることが多く
また草食動物の大半は夜行性で
炎天下に激しく動く動物は希である。


                 
 人間も高温下での激しい運動は
身体にとって苦痛(ストレス)であるため


              
βエンドルフィンなど所謂脳内モルヒネ
痛み(苦しみ)を和らげるため分泌され
これらには強い依存性があると言われる。



そして激しい運動は細胞を劣化(老化)させ
ストレスによる癌の発生や進行を早めるなど
余命に障るとのデータも多くある。
                   
本来猿である人間は
気温が高いときは涼しくして過ごす
これが自然に沿った生き方だと思う。



 「デザートいかがですか?」
いつもありがとうございます。
                  
 夏は間もなく終わる。
涼しくなったら稜線に上がろうか。



              

 

  遠くにて水の輝く晩夏かな  高柳重信