西から梅雨前線が北上。
西日本を中心に雨が降り
強まるところがある見込み。
四国は微妙な位置｡｡｡
◆空を観る
翌日前線上の低気圧が北陸を通過
低気圧や暖かく湿った空気の影響で
局地的な激しい雨に注意が必要だろう。
早起きして観ていた雨雲レーダーは
予想より低気圧の進みは遅いようだ。
午前中は大丈夫だろうな。
よっし 行こうか。
◆川を遡る
「河童雨予想は何時？」
tochikoは午後に集いがあり
ウチから最も近いブナ林がある
三辻山を先週に引き続き訪れた。
11時ぐらいかな。
高知市の北山を越える
山間県道で鏡川を溯り
源流域の森を目指した。
今期の梅雨入予想はどこも遅く
また四国が勇み足の様になったのも
偏西風の大きな蛇行によるもので
決して所謂異常気象などではない。
◆山懐に入る
「水は多いみたいやね」
山間県道は鏡川を渡り
葛籠折れに標高を上げ始める。
昨日降った雨だろうな。
今朝の天気予報も「線状降水帯」を
さも異常なことのように連呼していたが
これは昔からある気象現象であることは
気象に携わる方なら誰でも知ってる事だろう。
◆峠に上がる
「伐採は完全に終わったね」
土石流と同じ自然現象だと思うな。
これから人が苗木を植えて鳥や風が
種子を運んで新しい調和が生まれる。
標高が上がり山が迫って
山旗雲が曇った空に昇り始めた。
そんな雨雲が近づく三辻山は
どんな一期一会を見せてくれるだろう。
あらくさの香立ちてありし夏至のころ 岸田稚魚
