猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 エフスタイルの仕事

エフスタイルの仕事

 新しい家に引っ越すと
色々必要なものが見えてくる。
遊山の翌日友人のギャラリーの
企画展にtochikoと共に訪れた。


◆暮らしにゆとり
 「遊山は土曜日帰りがいいね」
 道具もゆっくり後片付けできるし
自分たちの時間がゆったり持てる。
ゆとりが大切な年代になったからね。



◆「もったいない」ではなく
   ふたりの女性がゼロからはじめた
   地場産業の作り手たちと生活者をつなぐ仕事。


                   
   確かな技術が生み出すまっとうなモノを伝えるために
   話し合い、手を動かして作り手の魅力を引き出してゆく中から
   築いていった新しいビジネスの形。



 昨今言われる「断捨離」
日常の不要な物を減らし
生活に調和をもたらすためには
「お気に入り」に囲まれる事が大切。
                 
多くを持たず必要を見極める。
先人の言う「安物買いの銭失い」は
その様な事を示している様に思う。
 今の日本人は世界屈指のもの持ち民族。



 「板の間が増えたき
   温かい室内履きがほしいね」
 綿と麻をしっかり織り込んだ
亀田縞が味わい深くなるかもね。
              
 また一つ
お気に入りが増えそうだ。



                        明るくて向う透けたる麻畠  田川飛旅子