猿板

遊山黒子衆SARUの記録

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2018春の木曽遊山 承

御嶽山の恵みを受ける 標高1,100〜1,300m 真夏でも平均気温18度の 爽やかな開田高原。 ◆木曽馬の里 かつて木曽馬は 木曽の里人の農耕馬として この厳しい地で共に生きてきた。 しかし農業技術の進歩で 数少なくなった木曽馬を 守り育てている。 「そうかい …

2018春の木曽遊山 起

大阪に入って夜が明ける。 今年初めての木曽遊山は 母を連れた晩春の遊山だった。 ◆木曽川を遡る 「まぁ綺麗なねぇ」 四国の緑は随分濃くなったが 木曽川沿いは芽吹きを迎えていた。 「水量が多いねぇ」 「あれが中央アルプスで」 今年は随分雪が少ないと聞…

河童とtochikoは遠征へ

GWが明日から始まりますね。 お休みのとれる方は9日間!?の大型連休です。河童とTochikoは遠征へ旅立ちました。 久しぶりに書き込みします。私はGWを避け、先週週末にお休みをいただき 母と妹と3人で、少しゆっくりしようと 香川県へ行ってきました。温泉へ…

孫猿のヌル谷遊山 山の懐

太陽の熱で水を吸い上げ CO2を食べて植物は身体を作る。 その炭素を動物が食べて身体を作る。 CO2は全ての生物のご飯なんだよ。 ◆植物と人の役割 さっそく火を熾した。 太陽熱は弱いからお湯は沸かせない。 だから植物が蓄えたエネルギーを使って はじめてお…

孫猿のヌル谷遊山 森の奥

子供たちの好奇心に任せ いつもより時間をかけて ゆっくり森の入口に辿り着いた。 ◆森に分け入る 「あやととルイは 何回目やろうねぇ」 2人とも弟と妹を連れて 立派なお兄ちゃんになった。 ◆沢を渡る 林道から山道に入り いったん長笹谷に下る。 幼い子は慣…

孫猿のヌル谷遊山 日の光

お天気が約束された週末。 孫猿といよちゃん親子合流し 春のお日様を求めて森へ向かった。 ◆山里の春 旧物部村大栃にも 新緑色が現れていた。 「ダム湖も満水やね」 田植えが始まっちゅうきね。 「今年はやらた 藤の花が目に付くね」 今年はどの花も多い。 …

和宏さんの花巡礼 薬研谷

徳島県勝浦郡上勝町 薬研谷は徳島で一番早く アケボノツツジが咲くと言われる。 ◆阿波から シゲちゃんご夫婦 Tommyさんと出かけた 和宏さんの花便りが届いた。 ◆躑躅咲く 徳島県東部にある 薬研谷(やげんだに)と大川原高原へ。 早くもアケボノツツジが咲いて…

晩春の梶ヶ森遊山 結

「河童ちゃん 今日は ゴロゴロ八丁やめようや」 そうですね。 お天気も怪しいようだし。 ◆車道へ上がる 山頂直下に続く林道は 多少距離が長くなるが なだからな道歩きとなる。 ◆変化のとき この時強い風と共に 南から黒い雲が 足早に流れ込んでいた。 予想天…

晩春の梶ヶ森遊山 転

滝の頭に上がる道。 谷筋は風の通り道となり また湿気も心地よく感じる。 ◆雑木林へ 滝の頭にあがり ここから清流に沿った 自然林の歩きにはいる。 ◆晩春のこと 春の終わりの季節。 晩春の約30俯瞰は 清明と穀雨の節気にある。 桜も関東以西では散り 桜前線…

tochikoな休日 風かおる

田起しの土の匂いは春の匂い 故郷に通勤しながらも 実家に帰るのは何ヶ月ぶり(^^;) 庭には兄が掘った 大量のタケノコが置いてあり シャクナゲは花芽を沢山付けて 咲き始め なにもかも今年は早いねぇ ご近所の 植物好きのおんちゃんは 芍薬の苗を育て 動物好…

晩春の梶ヶ森遊山 承

「桜も見納めやねぇ」 登山口に一本だけある山桜。 季節は来週穀雨にはいる。 夏は近いですね。 ◆静かな始まり 天気予報のせいか 登山口は私達の貸し切りで 今日は静かな山を楽しめそうだ。 ◆若葉のこと 標高約900m気温12度 沢風が吹く植林から歩きはじめた…

晩春の梶ヶ森遊山 起

低気圧と前線が東へ移動し 四国は南から温かい空気が流れ込み 風雨が強まるが午前中は大丈夫だろう。 ◆変化のとき 「うろこ雲ですね」 前線の動きを見ながら 行く先を考え続けた週末 和宏さんと梶ヶ森を訪れた。 ◆川を遡る そろそろ吉野川も 最近増えた外国…

河童の道具箱 必要なもの

日本上陸して間もなく 付き合い始めたARC'TERYXの 春夏ものとにらめっこして 幾つか気になるものを発注した。 ◆それぞれの道 私は岩と雪の先代から通い 残り物を漁ることが好きで 結構当たりを引いてきた様に思う。 それは私が日本人の 皆と同じことをして安…

清明の工石山遊山 春の雪

双耳峰である工石山 南山頂の三角点にタッチ。 この山は変化に富んだいい山だ。 ◆臨機応変 頂上には展望台があるが 今日は南西からの風が強く お昼にするにはちょっと辛いなぁ。 そんな訳で私達は いつもの場所に下ることにした。 ◆ブナの南限 太平洋プレー…

清明の工石山遊山 春の水

屏風岩から高知市を望む。 寒気が流れ込み雲は暗く また粉雪が舞いはじめた。 ◆賽の河原 風の中に沢の音が聞こえ 山腹を緩やかに登る山道は いったん賽の河原に下る。 ここは高知市民の水 鏡川の源流域にある。 ◆牧野先生が愛した花 今回の私達の目的は 植物…

tochikoな山登り 名残り雪 

久しぶりに ゆっくりと山を楽しむ日が来ました。 ここなら春が早いでね。 芽吹きを求めた工石山の歩き始めは 満開のキブシが迎えてくれました。 山の中腹から 春霞の向こうに土佐湾を見る。 いつもながらいい眺め! この辺りから ちらちらと粉雪が舞い始め …

清明の工石山遊山 花辛夷

ほら 河童ちゃん。 これは雄しべが赤いき 間違いなくトサミズキやね。 ◆杖を立てる 登山口から20分位で「杖塚」に着く。 杖塚はベンチなど設置した広場として整備され 昭和42年全国初の自然休養林に指定された 県民の森である事を記念する石碑が建っている。…

清明の工石山遊山 芽吹山

高知市と土佐市にまたがる 県立自然公園である工石山は 全国初の自然休養林指定の山。 ◆県民の森 標高1,177mの頂への登りは 杉檜の人工林歩きから始まる。 tochikoは久しぶりやろぅ。 ◆植林のこと 単調な植林の風景にも 中低木の若葉が芽吹き 春の色を添えて…

清明の工石山遊山 春めく

雨が上がり日差しが届くが 日差しの下でも空気が冷たく 強風により一層寒さを感じそうだ。 ◆若葉のころ 4月から新たな仕事に就いた tochikoと清明の息吹を求めて 高知市の裏山工石山を訪れた。 春の紅葉が始まったね。 ◆鏡川を遡る 旧土佐山村に入り 春の花…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 桜の木の下で

仁淀川水系で最も美しい 土居川の河川敷には 清流に向かって枝を伸ばす ソメイヨシノ並木がある。 ◆北浦ふれあい公園 「遊んでえいがぁ!!」 もちろんだろう。 川に沿って整備された親水公園は 子供たちにもってこいの遊び場だ。 ◆お昼を頂く ちょうど河川…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 ひょうたん桜

満開が報じられた週末の昼時 駐車まで15分ほど待たされたが この日かつての賑わいはなかった。 ◆桜集落のこと 桜を守り集落の名を桜とした 旧吾川村の山間集落の咲くらは 今年も見事な桜色に満ちていた。 ◆ひょうたん桜のこと この山里を見守ってきた 根元廻…

tochikoな春 かよう道

小さなトンネルの向こうに 満開の桜が見える 年度末は桜を見る 余裕もなかったなぁ(..;) さて 新年度からは このトンネルの向こうの小さな町で働く事になりました。 地域を元気にする仕事 テーマは大きいけれど 「調和」と「繋げる」は私の強み 知らない方で…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 別枝のしだれ

祖父が長を務めていた仁淀村 祖父も深く関わった大渡ダムに至り ダム湖畔に植えられた満開の桜が 私たちを迎えてくれた。 ◆故郷に帰ること 仁淀の花見は私のお墓参り。 お爺ちゃん今年も帰ったよ 貴方の命は玄孫たちに継がれている。 ◆市川家のしだれ まずは…

和宏さんの花巡礼「仁淀の桜」 上久喜の花桃

昨年より1週間早く 桜が見頃を迎えた仁淀川町へ 和宏さんと孫猿を連れて訪れた。 ◆遡ること 仁淀川流れる旧仁淀村は 私のご先祖様が眠る故郷。 和宏さん仁淀の桜を追う遊山は もう何年目になるでしょうね。 ◆渡ること R33から古い吊り橋を渡り 久喜地区に続…

春分の寒峰遊山 楽しむ

かんぱぁ〜い !! 「おぉ 宴会ですか!!」 何組も登山者が声をかけてくれる。 山より宴のSARUですから(笑) ◆前菜 「これでも食べて しばしお待ちください」 自ら食いしん坊と言う 山猫さんの料理がはじまる。 ここは三嶺を借景に ここは気持ちいい場所だ。…

春分の寒峰遊山 山の上

寒峰の西尾根には 「だまし」と言われる 小ピークがある。 ◆空に出る そのだましに乗れば 目の前に笹に覆われた 寒峰の頂上が現れる。 南東に見える太郎と次郎笈も 新雪を纏い春の日差しに輝いていた。 ◆寒峰山頂 寒峰山頂からは360度 遮るもののない眺望が…