猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿のヌル谷遊山 山の懐

ヌル谷のナロ

 太陽の熱で水を吸い上げ
CO2を食べて植物は身体を作る。
その炭素を動物が食べて身体を作る。
CO2は全ての生物のご飯なんだよ。


◆植物と人の役割
 さっそく火を熾した。
太陽熱は弱いからお湯は沸かせない。
だから植物が蓄えたエネルギーを使って
はじめてお湯が沸かすことが出来る。



火を使えるのは人間だけ
ここで君たちが焚き火をすれば
ふたたびCO2が大気に帰るから
森は喜んでいると思うよ。
                    

◆日光と森の恵み
 無菌室で育てた生き物は弱い。
例えば弱い毒物であるワクチンで
天然痘を撲滅したのは事実である。
                  
森の中には動物の死骸や排泄物
細菌などが沢山浮遊している。
また日光も弱まった放射線であって
どちらも生き物にとって毒物だろう。



それでも森林浴や日光浴を
人間が気持ち良く感じるのは
免疫系を鍛える弱い毒物を
身体が求めているのではないか。
                 
◆自然であること
 「ラーメン出来たよ〜!」
食品添加物や農薬なども
私は自然のものだと思っている。



石油も昔の生物の死骸であって
海洋に流れ出ても自然は消化する。
 今の科学ではまだ
自然以外のものは作れない。
                 
現実は添加物や農薬の出現以降
食中毒や寄生虫などが激減し
日本の平均寿命は伸び続けている。
 目くじら立てない立てない (笑)



◆かえり道
 さあ 帰ろうか。
                 
科学の発見は殆ど自然観察にある
学校での勉強も大切だが
自然を観察し知恵比べすることが
私は子供には大切なことだと思う。




 「ボク頑張ったがやき!」


            


さあ次はどこで遊ぼうか (^_^)



                        「大地が万巻の書より多くを教える」
                                   サン・テグジュペリ